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Lepidoproetus lahceni
特徴的な大き目の吻と幅広体形で、この仲間としては大き目の体。長い頬棘も太くしっかりした物で体の大きさからは明らかに比率が大きいです。またProetidae(科)では珍しく背軸の棘を持ちます。ただPhaetonellusの様に全ての節にあるのではなく、後半の4つ程度に留まります。この種類は、Rken Tafraout産でも産出するようです。
Lower Devonian Proetidae,Proetoidea,Proetina,Proetida TRI-548 ‐Trilobites
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Declivolithus titan
長い間、属名がNankinolithusなのかDeclivolithusなのか名称の統一がされてなく、別種としての違いは何なのか調べていた事もありましたが、2017年に再記載されて名称論争もひと段落となりました。今でもDeclivolithus alfredi(ZELIZKO1906)という古い記載も混在している状況です。地味なTrinucleoideaの仲間の中で、一目見たら忘れられない派手な種類であります。 鰐にある整然と並ぶ小穴と褐色の姿は、異様なまでの存在感のある種類です。
Ordovician Trinucleoidea,Asaphida TRI-317-2 KtaouaTrilobites