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Bettonolithus chamberlaini
Walesのオルドビス紀の代表的な産地であるPowysから産出した種類です。数多くのTrinucleoidea(超科)が産出しますが、英国産は記載が古くからされており、さすがは古生物学の発祥の地だけあります。この標本は、頭部の規則正しい孔状の模様が分かります。周辺にこの個体のものかは定かではありませんが、右頬棘を含んだ頭部の縁取りが残されており、脱皮殻の可能性があります。
Ordovician Trinucleidae,Trinucleoidea,Asaphida TRI-123 -Trilobites
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Cnemidopyge nuda
種類が多い英国のTrinucleoidea(超科)の中では一般種であり、比較的大型化した種であります。この仲間は、本来は長い頬棘があると考えますが、そこまで残っている標本は滅多にありません。古くから研究が進む英国では、この様な地味な種類でも記載が進んでおり、微妙な違いを楽しみ収集するにも役立ちます。
Ordovician Raphiophoridae,Trinucleoidea,Asaphida TRI-112 Llanfawr MudstoneTrilobites