Isocolus sjogreni
近年になり市場に登場した地味な種類で、入手可能な最も小さい三葉虫種の一つです。体長は成体でも僅か3、4mm程度とルーペを使わなければ母岩のどこにいるの分らなくなる大きさです。この大きさで成体で、この種類においては大型の個体です。しばしば複数で見つかる事から群れで暮らしていたものと思われます。Ptychoparioidea(超科)は、オルドビス期末で絶滅しますが、この種類はオルドビス期後期の最末期Hirnantionの地層より見つかっており、Ptychopariida(目)の最期の生き残りの一つです。
Upper Ordovician
Isocolidae,Ptychoparioidea,Ptychopariida
TRI-402
Leptaena-Kalk
Trilobites