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Pseudodechenella rowi
Pseudodechenella rowi Centerfield Limestone, Livingston County, New York, USA Middle Devonian 全長直線: 30.2mm, 背周り: 約56mm 希少種のハーフ・エンロール標本です。特に左側は非常に綺麗。右頬棘がありませんが、これはプレパレーション時の欠損などではなく、もともと無い状態です。すなわち、これは「喰われもの」でもあります。 ✴︎1Fに関連した展示があります。
Proetidae Pseudodechenella Proetida デボン紀Sanchan
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Dalejeproetus
Dalejeproetus owensis Rken tafraout, Morocco Devonian 全長直線 29.9mm Cornuproetusに似ていますが、頬棘のみならず肋棘も伸びるのが特徴です。複眼まで観察できる良い標本です。
Tropidocoryphidae Dalejeproetus Proetida デボン紀Sanchan
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Orbitoproetus
Orbitoproetus rissanensis Jebel Mech Indane, Tafilalet, Rissani, Morocco Middle Devonian 全長直線 11.5mm 産出が多くはない小型種で、頭部のディテールが良い標本です。特に左目は白く透明感があり、可愛くて綺麗だと思います。
Proetidae Orbitoproetus Proetida デボン紀Sanchan
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Lepidoproetus
Lepidoproetus sp. The Red Fauna of Hamar Laghdad, Morocco Devonian 全長 12.5mm この様に赤い色の標本が出る、特殊な産地からの貴重な標本です。狭い産地で、もう掘り尽くされたとも聞きます。肉眼で見ると、もう少し明るい感じに見えます。この個体を本当にLepidoproetusと呼ぶべきか、確信はないのですが、ここでは供給元からの名前をそのまま示してあります。
Toropidocoryphidae Lepidoproetus Proetida デボン紀Sanchan
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Tropidocoryphe
Tropidocoryphe sp. cf. amuri Oufaten, Morocco Middle Devonian 全長 20.3mm プロエトス目の中では、比較的平坦な造りをしています。派手さは無いですが、産出が少ない種類です。赤胴の様な色味があり、個人的には大変好きな産状であります。
Tropidocoryphidae Tropidocoryphe Proetida デボン紀Sanchan
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Pseudophillipsia
Pseudophillipsia 高倉山層群、福島県いわき市高倉山G沢、日本 Middle Permian 最大幅 5.5〜9mm 三葉虫はペルム紀までで絶滅しますが、その「最後の三葉虫」の産地のひとつが日本にあります。高倉山はそういった貴重な産地だったのですが、天然記念物となり、原発事故の影響もあって、現在はアクセス不能になっている様です。この標本は、その様な規制がされる前に採集され、海外の某有名コレクターの所有となっていた物です。入手時は、かなりの部分が母岩に埋もれており、Pseudophillipsiaの尾板つきのEndops、との触れ込みでした。しかし、時間をかけて掘り出してみた結果、全てがPseudophillipsiaで良いのではないかと思います。 密集化石で、全体の大きさは20×24mm程しかない中に、尾板は7つもあります。自在頬が脱落して別のところにあったりして、完全完璧な個体はありません。しかし、綺麗なエンロール個体を含み、各々のパーツの立体的な保存は極めて良好です。なんと複眼も観察できます。
Proetidae Pseudophillipsia Proetida ペルム紀Sanchan
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Nipponaspis
Nipponaspis 高倉山層群、福島県いわき市高倉山G沢、日本 Middle Permian 全長 18mm 三葉虫はペルム紀までで絶滅しますが、その「最後の三葉虫」の産地のひとつが日本にあります。高倉山はそういった貴重な産地だったのですが、天然記念物となり、原発事故の影響もあって、現在はアクセス不能になっている様です。この標本は、その様な規制がされる前に採集され、海外の某有名コレクターの所有となっていた物です。Endopsとの触れ込みでしたが、体節が9(Endopsは10)、頭鞍部が前方より後方の方が幅が広い(Endopsはその逆)などといった特徴から、これはNipponaspisだと判断しました。自在頬が無く、左右から圧縮があり、中葉の後方が飛んでしまっていますが、上記の事から分かる様に、とても貴重な品です。その名前は「日本」に由来しています。
Proetidae Nipponaspis Proetida ぺルム紀Sanchan
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Phillipsia ohmoriensis
Phillipsia ohmoriensis 岩手県大船渡市日頃市町 Lower Carboniferous 貴重な石炭紀の三葉虫は、日本からも産出します。上方からの圧縮によって、平板になっていますが、ほぼ完全体です。部分化石が多いので、そういう意味でも貴重な標本です。 左側: 全長 32mm, ポジ 右上: 全長 20mm, ネガ
Proetidae Phillipsia Proetida 石炭紀Sanchan
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Ameropiltonia
Ameropiltonia lauradanae Chouteau Formation, Saline County, Missouri, USA Carboniferous, Mississipian 全長14.5mm 貴重な種類のダブル標本。小さいブツブツがあるのが特徴です。
Proetidae Ameropiltonia Proetida 石炭紀Sanchan
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Koneprusites
Koneprusites Msisi Area, Atlas Mountain Range, Morocco Middle Devonian 全長 11mm 長い頬棘に加えて、対になった長い肋棘があるのが特徴。ちょっと珍しい小型種です。
Tropidocoryphidae Koneprusites Proetida デボン紀Sanchan
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Otarionella
Otarionella ikomalii Jbel Issoumour, Alnif, Morocco Devonian 全長 15mm 3本の背棘、頭鞍の4つの突起(Cyphaspis eximiaの様)、頬棘、それに頭部辺縁のギザギザした突起で特徴付けられる希少種です。小型ですが、なかなか魅力的なフォルムです。
Aulacopleuridae Otarionella Proetida デボン紀Sanchan
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Maurotarion
Maurotarion axitiosum Haragan Formation, Clarita, Coal County, Oklahoma, USA Devonian 全長 9mm 産出が少ない小型種です。鋭い頬棘にぷっくりとした眼を持ちます。良品と思います。
Aulacopleuridae Maurotarion Proetida デボン紀Sanchan
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Phaetonellus
Phaetonellus cf. planicauda Jbel Issoumour, Alnif, Morocco Devonian 全長 23.2mm 背部に小さな棘が並んでいます。尾棘の具合も良く分かります。なかなか希少な種類。
Toropidocoryphidae Phaetonellus Proetida デボン紀Sanchan
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Monodechenella
Monodechenella macrocephala Ludlowville Formation, Livingstone County, New York, USA Middle Devonian 背周り 約68mm, 最大幅 28mm これはかなりの希少種! 本種としては、非常に大型の個体です。 その名前の通り、頭鞍部が大きい。ちょっとつぶれ気味ですが、体節の中部から尾部にかけて、背部に小さな突起があります。全身を小さいブツブツが覆っています。頬棘もしっかり残っています。ほとんど完全なハーフ•エンロール標本です。
Proetidae Monodechenella Proetida デボン紀Sanchan
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Proetina ihmadii
Proetina ihmadii Mrakib, Morocco Middle Devonian 全長 15.9mm 幅が広く、立派な頬棘です。ぷっくりとした眼。希少な本種の「ほとんど完璧」な標本です。
Toropidocoryphidae Proetina Proetida デボン紀Sanchan