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1/500 Régional Fokker 100 Reg.F-GIOG
“ヨーロッパの足” “Régional”さんはパリとリオンをハブとし、ヨーロッパ域内49空港間の短距離/少人数輸送を目的に“AIRFRANCE”さん全額出資の子会社として2001年に設立されました。 当初のカラーリングは親会社であるエールフランスさんの標準色をベースに小さくレジオネルさんのロゴが入ったモノでしたが、後にオリジナルのカラーに変更となりました。 同社はその後、同じくエールフランスさんの地域航空を担う子会社“HOP!”さんに2017年完全吸収統合され同社としての運行を停止しました。 レジオネルさん所属の“Fokker 100”は“HOP!”さんへ移行することなく“AIRFRANCE-KLM Group”の“KLM Cityhopper”さんへ全機移籍し消滅してしまいました。 展示モデルはHerpaさんより【AIRFRANCE BOX】限定品として2009年に発売された製品で、パリ市内のエアフラ直営店“Le Musée d'Air France”さんで購入しました。 グレード的にはHGⅠ相当なのでギア類はしっかりスケールですが、窓枠等の表現はまだありません。それでも歴史あるフォッカーさん最後の製品となったF100の特徴あるラインが、巧に再現されていてる好感が持てるモデルですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE)) ・製品番号 :509473 ・製品タイトル:Air France Fokker 100 by Régional ・発売年次 :2009年 【実機資料】 ・運用会社 :Régional (FR) ・実機メーカー:Fokker(NL) ・実機形式 :100_(F.28-100) ・製造番号 :11364 ・Reg. :F-GIOG ・エンジン :RR/Tay Mk650-15_x2 ・進空年次 :1991年1月
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1/500 Western Global Airlines Boeing 747-400BCF Reg.JN344KD
“新たな挑戦者” Westan Global Airlinesさんは、それまでFlying Tiger LineさんやSouthern Airさん等、数多くの航空貨物会社に携わってきたJim Neff氏により、2013年3月にアメリカ合衆国のフロリダ州を拠点に設立され、翌2014年8月にアメリカ連邦航空局(FAA)の最終承認を受け運行を開始した新しい航空会社です。現在は主力としてMD-11Fx8機が所属、他にも4機のB747を運航、その中には元JALさんの機体が2機含まれます。同社は米軍のお仕事も数多く請け負っており、関東圏内では成田空港の他、横田基地で良く見かけますね。 今年の8/7、同社が米連邦破産裁判所に破産申請というショッキングなニュースが流れました。今後は通常運行しながら再編プログラムにより再生へと向かうと発表もあり、是非頑張ってもらいたいですね。 今回の展示モデルも、いつもの様に実機写真撮影ができた勢いで、F-toysさんの製品をベースに自作デカールを組合せてスクラッチしたものです。 本モデルReg.N344KDは、元JAL Cargoさんが運用していたReg.8902で、本コレクションルーム内に展示させて頂いています。 同社のエンブレムを含め、旧Pan Aamさんの“Billboard Color”を彷彿するカラーリングがカッコ良いですね♪ 【模型資料】 :ベースモデル ・模型メーカー:F-toys(JP) ・製品番号 :JALウィングコレクション vol.2-7 ・製品タイトル:BOEING 747-400BCF ・発売年次 :2009年9月21日 ・販売価格 :¥440 【実機資料】 ・運用会社 :Western Global Airlines(US) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-446BCF ・製造番号 :26344 /929 ・Reg. :N344KD ・エンジン :GE/CF6-80C2B1F_x4 ・運用開始年次:2015年11月〜(WGLへ移籍後の期間)
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1/500 TAROM Ilyushin Il-62M Reg.YR-IRE
“TAROM's Classic” 1920年に前身であるCFRNAさんとして起業したTAROMさんは大変歴史ある航空会社で、今日でもルーマニアのフラッグキャリアとして君臨しています。 68年にはBAC1-11を、また74年にはB707を採用、米国J・F・ケネディ空港との、さらにイスラエルのテルアビブとの定期便の就航を就航させるなど、東側陣営としては異例の“開かれた”運用を行っていました。 とはいうもののソビエト連邦健在当時の主力機はやはりソ連機で、中でも長距離用として73年に採用されたIl-62は新旧型含め5機在籍していました。 1989年のルーマニア革命後はAIRBUS等 西側機材の採用/運用が開始されソ連機は次々と退役していく中、同社のIl-62はA310等に混ざりながら99年まで使用されました。 展示モデルは退役当時最新のスキームに身を包んだIl-62Mで、Herpaさんより2020年に発売されたモノです。英国VC-10同様、後部に4発のエンジンを集中配置した特異なデザインは、コレクションの中でも目を引きますね♪ 本機材にはNATOが付けた識別名があり、旅客機は輸送機の1ジャンルという事で“Cargo”のCから始まる“Classic”というコードネームが付いてます。 しかしデビュー当時から“クラシック”とはちょっと可哀そうな気がしますね(笑) 【模型資料】 ・模型メーカー :Herpa(DE) ・製品番号 :534000 ・製品タイトル :Tarom Ilyushin IL-62M YR-IRE ・発売年次 :2020年12月23日 ・備考 :限定品 【実機資料】 ・運用会社 :Tarom(RO) ・実機メーカー :Ilyushin(USSR) ・実機形式 :Il-62M ・製造番号 :4831628/31-02 ・Reg. :YR-IRE ・エンジン :Soloviev:D-30KU_x4 ・運用期間 :1978年12月〜2005年5月(TAROMは1999年に退役)
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1/500 JAL McDonnell Douglas MD-90-30 Reg.JA8070
“鶴丸MD” 2013年3月30日をもって運行終了が決定していた日本航空さんのMD-90の内の1機“Reg.JA8070”は、引退直前2012年9月23日の検査上りで最新の”鶴丸“カラーを纏ってロールアウト♪ 運用わずか半年間だけという、最初で最後・唯一の“鶴丸”スキームMD-90となりました。 本機は前身である日本エアシステムさんが、故・黒沢 昭 監督が“虹”をテーマに7種デザインしたカラーリング機の内の1機(7号機)として1997年5月に導入した機材で、2002年の日本航空さんとの経営統合後も塗色を“アーク”カラーへ変更し通期約16年間活躍し続けてきました。 同社のMD-90引退をもって、戦後長年日本の航空会社で親しまれた、“ダグラス社”系の旅客機は全て姿を消しました(寂) 展示したモデルはF-toysさんが“JALウィングコレクション vol.5”の一つとして2015年3月に発売したモノで、製品の塗装やレタリングを活かしつつ、繋ぎ目処理やカーゴドア等のデカールを自作追加して製作したモデルです。 ところで結構有名だと思う本機ですが、1/500としては本モデルが唯一のモノだと思います♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP) ・製品番号 :JALウイングコレクション vol.5 #3 ・製品タイトル:MD-90 (JA8070) ・発売年次 :2015年3月30日 ・販売価格 :\550 【実機資料】 ・運用会社 :日本航空 ・実機メーカー:McDonnell Douglas ・実機形式 :MD-90-30 ・製造番号 :53358/2179 ・Reg. :JA8070 ・エンジン :IAE:V2525-D5_x2 ・運用開始年次:1997年5月〜2013年2月
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1/500 British Airways AIRBUS A320-251 neo Reg.G-TTNA
“BA Sustainability Color” 2021年11月1日からイギリスのグラスゴーで開催された《国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)》を前に、British Airwaysさんが取組む持続可能性プログラム『BA Better World』に合わせ準備した特別塗装機で、“Sustainable Aviation Fuel=SAF”の積極的な使用をカラーリングで表現したものだそうです。 垂直尾翼の“チャタム・ドックヤード”や機首部の”スピードマーク“を含め、基本的には現行標準スキームを維持しつつも全体をブルー系へ変更、『BRITISH AIRWAYS』のロゴは、本プログラム名である『BA BETTER WORLD』へ変更され、同社の取り組みがアピールしされています。この美しいカラーリングを彼らは『BA Sustainability Color』と呼んでいます。 展示モデルは、国内では2022年9月にHerpaさんから発売された通常商品です。 “neo”仕様の特徴である”大直径”のエンジンを含め、細部まで本当に良く出来ていますね♪ 通常赤のパッケージも本機の塗装に合わせた特別なモノとなっています。 鮮やかなカラーリングはコレクションの中でも目を引く一品です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :536400 ・製品タイトル:British Airways Airbus A320 neo “BA Better World" ・発売日次 :2022年9月15日 ・国内販売価格:\6,160(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :British Airways(UK) ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A320-251_neo ・製造番号 :8108 ・Reg. :G-TTNA ・エンジン :CFM56-5B4/P_x2 ・運用開始年次:2018年04月〜(2021年9月~特別塗装)
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1/500 China Airlines AIRBUS A350-900XWB Reg.B-18908 "臺灣藍鵲"
“ヤマムスメ” 現在台湾のフラッグシップである中華航空さんでは14機のAIRBUS A350-900を運用しています。4機存在したスペシャルスキーム機の中でもReg. B-18908はAIRBUS社さんがデリバリーした“100機目のA359”という記念すべき機材で、中華航空さんの標準スキームをベースに台湾の国鳥である美しい鳥「臺灣藍鵲=和名ヤマムスメ」が後部胴体左右に大きく描き、2017年7月に就航しました。残念ながら今月成田空港で遭遇した本機からは、その「ヤマムスメ」が消え標準塗装機へとなってしまいました~(残念) 1/500の模型としてはRisesoonさんから中華航空さんの機内販売用としてリリースされたのが唯一商品で、成田で撮影して以来ずーっと探していたのですが、全く購入できる機会に恵まれませんでした。 この展示品は出張ついでに、以前この商品を国内で唯一扱っていたというお店へ、“ダメもと”と炎天下の中、往復40分歩いて訪問した際、”訳あり品の中華A333“として半額で売られていたモノで、その時は“やっぱり無かったですねぇ”とガッカリして帰宅、他に多数購入した“訳あり品”と共によく見てみると、何と!中身は欲しかったA359ではありませんか! 熱中症になりかけても行ったかいがありました♪ 結局“訳あり”は単なる汚れでコンパウンド磨いたら直ぐ復活♪、別記載のReg. B-18918号同様エンジンポッド等各部へ自作デカールを用いディテールアップを施し、コレクションに加える事が出来た、記憶に残る一品です~ (これだからお宝探しはやめられない♪) 【模型資料】 ・模型メーカー:Risesoon ・製品番号 :CAL50A359P02 ・製品タイトル:CHINA AIRLINES Airbus A350-900 (Urocissa Caerulea) ・発売年次 :不明 【実機資料】 ・運用会社 :中華航空/China Airlines(TW) ・実機メーカー:Airbus SE ・形式 :A350-941_XWB ・Reg. :B-18908 ・製造番号 :212 ・進空年月 :2017年7月~ ・実機エンジン:RR・Trent XWB-84_x2
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1/500 ANA Cargo Boeing 777-F81 Reg.JA771F "Blue Jay”
“Blue Jay” 全日本空輸さんの貨物専門部門“ANA Cargo”さんでは、それまでの主力機Boeing767-300F/BCFに加え2019年5月より、より大型のBoeing 777Fを2機導入しました。 同社では本機の導入に当たり、社内公募により“Blue Jay=和名アオカケス”の公式愛称を付与、機体左側メインカーゴドア後方へ“青い鳥マーク”を画きました♪ この愛称の名付け親である米州室貨物担当のMo Chaoさんによると、北米に生息する“ブルージェイ”はとても賢く勤勉な鳥で、またその美しい色はANAさんのシンボルカーである青を、またJayは日本を連想させ、大空を羽ばたく新しい翼に合うと考え応募したとの事で、まさにピッタリなニックネームですね。 展示モデルはF-Toysさん製の旅客型ANA Boeing 777-200の垂直尾翼をマスキングして残りを真っ白に塗装しへ自作デカールを貼った胴体へ、同社製Boeing 777-300ERの主翼/エンジン類を組み合わせて製作したモノです~ 添付写真は成田で撮った同機の姿です♪ 【模型資料】ベースモデル ・模型メーカー:F-toys(JP) ・製品番号 :ANAウィングコレクション vol.1 #2B(胴体) 世界のエアライン…シンガポール航空 #8(主翼・エンジン・メインギア) ・製品タイトル:ANAボーイング777-200/JA701A(胴体) B777-300ER Singapore Airlines (主翼・エンジン・メインギア) ・発売年次 :2017年3月27日(胴体) 2018年9月24日(主翼・エンジン・メインギア) ・販売価格 :\583(胴体) \625((主翼・エンジン・メインギア) 【実機資料】 ・運用会社 :ANA Cargo ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :777-F81 ・製造番号 :65756/1582 ・Reg. :JA771F ・エンジン :GE/GE90-115B_x2 ・運用開始年次:2019年09月〜
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1/500 SKYMARK Boeing 737-800 Reg.JA73NA
“35年ぶりの挑戦” 航空業界の規制緩和を受け1998年9月にオリエンタルエアブリッジさんの前身である長崎航空さん以来となる、35年ぶりに新規航空会社してスタートしたのがスカイマークエアラインズさんです(2006年に社名を“スカイマーク”へ変更) 順風満帆な門出かと思われましたが、2014年のA380キャンセル問題、翌2015年には経営破綻/上場廃止に陥ってしまいます。その後これらの困難を乗り越え再建、2022年には再上場を果たし、“定時運航率”を2018年以来4年連続1位獲得、また“顧客満足度”も2020・22年には国内1位に選ばれるなど、国内“第3勢力”として再び上昇を開始したエアラインです♪ 経営立て直しの一環として機材更新を実施、その際に導入され、また現在運用されている唯一の機種なのが今回展示したBoeing 737-800です。 展示モデルは2019年にF-toysさんより発売されたもので、よく目にする同社の主力機ながら、実は1/500で唯一の製品だと思います。 いつもの様に繋ぎ目処理後修正塗装を行い、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングやマークのデカールを自作追加しています♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :日本のエアライン3…ぼくは航空管制官_#5 ・製品タイトル:スカイマーク 737-800 (貨物牽引車,貨物コンテナx2付属) ・発売年次 :2019年9月30日 ・販売価格 :¥638(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :スカイマーク(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-8HX ・製造番号 :33888/2394 ・Reg. :JA73NA ・エンジン :GE/CF6-80C2B6FA_x2 ・進空年次 :2010年8月(運行中)
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1/500 AIRDO Boeing 737-700 Reg.JA15AN
“北海道の翼” 新幹線が開通する以前の北海道においては、航空便が首都圏間等との唯一移動手段でした。当時羽田-新千歳間はJALさんANAさんJASさんの大手3社により運行していたなか、当時の運輸省が1996年に導入した「幅運賃制度」により往復割引が廃止される等、実質的な値上がりへとなってしまいます。 この状況を憂いた札幌在中の実業家“浜田輝男氏”は「大手航空会社に掌握されている現状を打破し道内経済の安定と活性化目指すため、道内の経済界が集結し新たな航空会社を立ち上げる」という構想を叩き上げます。 その後、実質的に参入規制状態である航空業界に対する批判の高まりや、道内有志による結束と融資により1996年に「北海道国際航空株式会社」を設立、そしてついに1998年10月26日に路線免許を所得し新千歳-羽田間の運行を開始します。この時公募により同社の愛称が“AIRDO”に決定、紆余局瀬戸の末の2012年にはこの“AIRDO”を正式社名となります。 展示したモデルはF-toysさんから2014年に発売されたもので、同社が運用する737-700でReg.からも判るように元ANAさんの機材で1/500で唯一の製品だと思います。 いつもの様に繋ぎ目処理後修正塗装を行い、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングやマークのデカールを自作追加しています。 添付した実機写真はセントレアで撮影した本機です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :日本のエアライン1…ぼくは航空管制官_#6 ・製品タイトル:AIR DO ボーイング737-700 ・発売年次 :2014年4月28日 ・販売価格 :¥540(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :AIRDO(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-781/ER ・製造番号 :33888/2394 ・Reg. :JA15AN ・エンジン :CFM/CFM56-7B24_x2 ・進空年次 :2007年10月(運行中)
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1/500 Ural Airlines Tupolev Tu-154M Reg.RA-85844
“エカテリンブルクの翼” 広大なロシア連邦中の内陸部、ウラル山脈西側の大都市“エカテリンブルク”に拠点を置く航空会社Ural Airlinesさんは 、1943年に結成されたSverdlovsk United Air Squadron(スヴェルドロフスク連合航空飛行隊)を起源に持つ老舗の航空会社です。 その後アエロフロートの一員として運用されてきましたが、1993年に独立し現在運営形態となりました。2018年には新千歳との便が開設されるなど、国際便も盛んに開拓されてきました。現在同社は全機西側(AIRBUS・Boeing)の機材で運用されていますが、それ以前はロシア製の機材も活躍していました。5機保有していたTu-154Mはその中でも最後まで使用された機材で2011年まで現役でした。 展示モデルはherpaさんより2007年に通常品としてNGグレードで販売されたモノです。現在の“垢ぬけた”同社カラーリングも良いですが、味のある旧カラーリンも魅力的ですね♪ 同社が一刻も早く世界の空へ戻ってくれるように、戦争の早期終了を切に祈願します。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :500265 ・製品タイトル:Ural Airlines Tupolev Tu-154M ・発売年次 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Ural Airlines(RA) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-154M ・製造番号 :03A992/0992 ・Reg. :RA-85844 ・エンジン :Soloviev/D-30KU-154-II_x3 ・進空年次 :2003年4月 ・退役年次 :2011年10月 ・解体年次 :2013年8月
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1/500 ANA Wings Boeing 737-5L9 Reg.JA359K
“スーパードルフィン” 先行するB727から遅れること5年後の1967年に初飛行を果たしたB737は、B727同様“切り詰めた”B707の胴体を持った100~200席クラスの短距離として誕生しました。 その後ライバルのMD-80シリーズに対抗するため、エンジン換装や垂直尾翼見直し等々の改良が加えられた第2世代機“Classic”(これは第3世代“Next-Generation”の登場により結果付加されたニックネーム、第一世代の-100/-200型は“Original”と呼ばれる)が1984年に登場します。この“クラシック”には-300/-400/-500の3シリーズが設定されており、今回展示の-500は、胴体長を-200型のまま航続距離を伸ばしたタイプになります。 日本ではこの-500をエアーニッポン/ANKさん(後のANAウィングスさん)とAIRDOさんが導入しました。 ANKさんでは本機材に”スーパードルフィン”というニックネームを付与、同時にエンジンカウルへカワイイ“イルカ”のキャラクターが描き長年活躍してきましたが、2022年6月14日の福岡→羽田ANAウィングスさんNH254便を持ち、同機材運用25年の歴史に幕が降ろされました。 展示したモデルはF-toysさんが“ANAウィングコレクション vol.5”の一つとして2017年3月に発売したモノで、いつもの様に繋ぎ目処理、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングのデカールを自作追加して製作したモデルです。ところで結構有名だと思う本仕様機ですが、1/500としては本モデルが唯一のモノだと思います♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :ANAウィングコレクション vol.5_#4 ・製品タイトル:Boieng737-500_スーパードルフィン+トーイングカー ・発売年次 :2017年3月27日 ・販売価格 :¥583(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :ANAウィングス(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-5L9 ・製造番号 :28128/2817 ・Reg. :JA359K ・エンジン :CFM/CFM56-3C1_x2 ・進空年次 :1996年6月 ・運用年次 :2018年12月
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1/500 AIR Ukraine Tupolev Reg.UR-65757
“トルィーズブの誇り” 1992年ウクライナ共和国がソビエト連邦より独立した際、ソ連時代より運行していたAeroflot Kyiv Airlinesさんの機材・路線を引き継ぎ、垂直尾翼に国章である“トルィーズブ”を掲げて誕生したのが、ウクライナ国営/フラッグキャリア AIR Ukraineさんです。 しかしAeroSvit AirlinesさんやUkraine International Airlinesさんの台頭、世界情勢による経営悪化などにより、2002年に運航停止となってしまいました。 同社が受け継いだ機材は全てソ連製で、その中に本形式26機も含まれていました。 同航空会社へ引き継がれたTu-134は全て初期生産型で機首に“運航担当乗務員席”を設置する為、まるで“WW2爆撃機の様な”クラシカルなガラス張り風防が設けられているのが特徴です。通常の機材では機首に設置されるレーダーは一体何処にあるのかというと、機体下面の風防と前脚の間に追加設置されていました。 展示モデルはherpaさんより2003年に通常モデルとして発売されたモノで、NG第一世代の製品です。機首下のレーダーが無いとことから、1996年に“A3型”へ改修される前の姿を再現していると考えられます。 本航空会社の機材融通等を見ても、関係がとても良好だったのが判るロシアとウクライナ、一刻も早く戦争が終結する事を心から願っています。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :510905 ・製品タイトル:Air Ukraine Tupolev Tu-134A-3 ・発売年次 :2003年 【実機資料】 ・運用会社 :AIR Ukrain(UR) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-134A ・製造番号 :62215 ・Reg. :UR-65757 ・エンジン :P&W/JT3D-3B_x4 ・進空年次 :1979年4月 ・運用年次 :2008年6月
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1/500 Braniff International Airways Boing 707-327C Reg.N7097
“jelly beans blue” 1928年に米国でブラニフ兄弟により起業された“Braniff Airways”さんは、中西部の国内を中心に中堅航空会社としての地位を確立していきます。 戦後社名を“Braniff International Airways”さんへ改名すると同時に、まずは南米への進出を果たし、国際路線の開拓を実施させます。 その後ジェット化の波に乗り新鋭機種を次々と導入、更に1965年就任した新社長Harding L Lawrence氏により提唱された『The End of the Plain Plane=退屈な飛行機の終わり』キャンペーンの一環として、Alexander Girard 氏、Emilio Pucci氏らのデザインを採用、どちらかというと保守的だった同社のイメージを一新していきます。 航空機自体も例外ではなく“jelly beans fleet”というテーマに15種類ものカラフル色に仕上げた機材を次々に就航させ、同社の黄金時代が始まります。 展示モデルは2004年に渋谷の“パルコミュージアム”で開催された“BRANIFF AIRLINE EXPO展”のオフィシャル商品としてherpaさんで1,000機限定発売されたもので、スペシャル版らしいパッケージ内にはスタンドも付属していました♪ 色バリエーションとして他にオレンジ色がありました。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :514200 ・製品タイトル:Braniff International Boeing 707-327C ・発売年次 :2004年9月17日 ・販売価格 :\3,520 【実機資料】 ・運用会社 :Braniff International Airways (US) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :707-327C ・製造番号 : ・Reg. :N7097 ・エンジン :P&W/JT3D-3B_x4 ・進空年次 : ・運用年次 :
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1/500 Wizz Air AIRBUS A320-200 Reg.HA-LPA
“New Hungarian Wings” Wizz Airさんは2004年に運航を開始したハンガリー初のLCCで、就航以来順調乗客数を順調に伸ばしていきます。このWizzさんの順調さのせいか、2012年にフラッグキャリアだったMalév, Magyarさんが破綻、結果同国唯一の航空会社となって現在に至ります。 初めてこのキャリアの機材を現地で見たとき、『うん?なんでここに“Peach Aviation”さん?』と驚いた記憶があります。よ~く見るとピーチさんとは“白/紫”の配色パターンが前後逆ですね。(2015年からの最新カラーでは、ピーチさんと同じ配色パターンに変更されましたが、逆に色目が変更され、前より違う印象に~) 展示モデル“Reg. HA-LPA”はWizzさん開業当時の所属1号機で、2004年~11年の間活躍した機材です。 herpaさんが2005年に発売した一般モデルなのですが、なぜか国内で見かけた事がなく、海外の空港で入手しました。 同社からはA320ceoが多数発売されていますが、本モデルはNG化した最初の金型から作られたタイプです。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :514606 ・製品タイトル:Wizz Air Airbus A320 ・発売年次 :2005年 【実機資料】 ・運用会社 :Wizz Air(HA) ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A320-233 ・製造番号 :833 ・Reg. :HA-LPA ・エンジン :IAE/V2527E-A5_x2 ・進空年次 :1998年7月 ・運用年次 :2004年6月〜2011年8月
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1/500 Junkers Ju-52 “Berlin-Tempelhof”
“ユーおばさん” 1936年4月に製造されLufthansaさん引き渡された本機は、WW2を生き抜き紆余曲折の末アメリカへたどり着きます。そんな本機を1984年に創立60周年を迎えるLufthansaさんが記念として導入、同社社内で徹底的な整備が行われ飛行可能な状態に復元され、遊覧飛行を開始します。 1990年台に入ると安全の為内部機器類の電子化を実施、また騒音対策の為ハミルトン社製の3枚プロペラへ変更、外観の印象が変わりました。 そんな愛された本機でしたが、寄る年波には勝てず2018年に総飛行時間11,500時間をもって引退が宣言されました。 本機の登録Reg.はD-CDLHなのですが、機体/主翼には大きく“D-AQUI”とあります。この番号は本機が誕生し最初に付与されルフトハンザさんへ納入された当時のモノで、記念として描かれたものだそうです。 以前保存されている本形式へ乗ったことがあるのですが、まるで“RIMOWA”のスーツケースに乗っているかのような、弾力のある不思議な床の踏感覚だったのを覚えています。 展示したモデルはherpaさんが多種販売している本機モデルの中でも“Lufthansa”パッケージver.で、以前は省略されていた“本当のReg.”が入ったモデルです♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :516709 ・製品タイトル:Lufthansa Junkers Ju 52/3m ・国内発売日 :不明 ・国内定価 :不明 【実機資料】 ・運用会社 :Lufthansa ・実機メーカー:Junkers ・実機形式 :Ju-52/3mg ・製造番号 :Wk-Nr 5489 ・Reg. :D-CDLH“Berlin-Tempelhof” ・エンジン :PW/R1340-S1H1G_x3 ・運用期間 :1936年4月4日〜2018年8月(総飛行時間11,500時間)
飛行機模型 旅客機 1/500ちゃぽん