-
サッポロ赤星の通信こけし
これは果たしてノベルティなのか? 微妙ではありますがサッポロラガービール、通称赤星のラベルが貼られた通信こけしです。 赤星も何回かラベルにデザインが変わり今に至るわけですが、このラベルは1957年から78年まで使用されたデザインのようです。 おそらく半世紀以上前のこけしかと思われます。 底がねじ式に開き、中に手紙を入れ荷札を付けて定形外郵便で送る、そんなこけしが主に観光地で売られていました。 それらを通信こけしと称しています。 昭和の頃のお話しです。 でも、観光地から旅の便りでビール瓶型のこけしを送りますかね。 お中元やお歳暮の代わり? だったらビール券もらった方が嬉しいような気も... とても酒など呑めそうにない、おぼこい顔のミスマッチ感が魅力の一体です。
こけしtomo-s
-
ナショナル坊やの栓抜きこけし
先月、沖縄本島(那覇)を旅した際、骨董品店で見つけて連れ帰った一体です。 昔はノベルティとして様々な 企業こけしが配布されていました。 店主が座る席の後ろにあるショーケースに並んでいるのを見つけて価格交渉のうえ購入となりました。 旅の道中、それなりにインパクトのあり出費となってしまいましたが、ネット上の画像でしか見たことのない逸品で旅の思い出としても気に入っています。 コック帽を上に引き抜くとそこには栓抜きが。 ペットボトルなんてまだ存在していないどころか、スクリュートップすらもまだなく、瓶入り飲料といえば王冠を栓抜きで開けることが当たり前という時代のノベルティだったのでしょう。 ナショナル坊やというと家電製品をイメージしがちですが、栓抜き部分には「自転車はナショナル」との刻印があり、自転車の販促品だったことがわかります。 「♫明る〜いナショナ〜ル」で始まるCMソングの歌詞にも「みんな家(うち)中、なんでもナショナル」とあるよう、実に30を超える事業部のうちナショナル自転車工業が設立されたのは1952年だそうです。 このナショナル坊やも50年以上昔の逸品かと思われますが、ただ飾るだけの人形ではなく実用品としての機能を持たせていることが興味深いですね。 #ナショナル坊や #企業ノベルティ #企業こけし #こけし
こけし ナショナル 沖縄県那覇市tomo-s