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レイダース 失われたアーク《聖櫃》(1981/アメリカ)
原題:RAIDERS OF THE LOST ARK 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:ハリソン・フォード カレン・アレン ポール・フリーマン ジャンル:アクション・アドベンチャー 時間:115分 【STORY】 冒険家で考古学者のインディ・ジョーンズが、勝気で自由奔放な昔の恋人マリオンと共に、伝説のアーク《聖櫃》を求めスリルに満ちた冒険の旅に出る。毒や罠、裏切りといった数々の困難を乗り越え、果たして彼らはナチスよりも先にアークを見つけることができるのか? 【COMMENT】 映画界の二大巨匠であるジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが初めて組んだ冒険活劇で『インディー・ジョーンズ』シリーズの第1作目になります。80年代の映画ということもあってCGやセットなどチープさや粗さが目立ちますが、それを踏まえても映画作品として最高の出来です。奪い奪われ,追い追われとこれぞまさにエンターテイメント映画といっても過言ではありません。ジョージ・ルーカスが製作に加わっているということで、『スター・ウォーズ』の小ネタがチョコチョコ入っているそうです。監督の遊び心を探すのも楽しみの一つかもしれませんね。 【私的評価】 80/100
映画ソフト パラマウント ¥6,121(税別)take
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マザー!(2017/アメリカ)
原題:MOTHER! 監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:ジェニファー・ローレンス ハビエル・バルデム エド・ハリス ジャンル:サイコ・スリラー 時間:121分 【STORY】 郊外にある一軒家。妊婦の妻と夫が穏やかな暮らしを送っていた夜、家に不審な訪問者が訪れる。翌日も次々と現れる謎の訪問者たち。妻は不安と恐怖を募らせる中、夫はそんな怪しげな連中を快く招き入れてしまう。 しかし、訪問者たちの行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が起こり...。 【COMMENT】 この作品を大きく二つのパートに分けるとすると、前半はただただ不快の連続です。もう訪問者の二人の息子たちが乱入してきた辺りが最悪の不快指数MAX(誉め言葉です)。しかし、妻が子供を身籠り作家の夫が執筆し本が売れ出した辺りからなんだか雲行きが怪しくなってきます。そこから後半パートとすると、後半はおびただしい訪問者にとりまく不条理な赤ちゃん争奪戦、そこは修羅場化としたカオスの世界。もう理解不能、わけがわかりません。どうやらキリスト教の旧約聖書の『創世記』を現代版にあてはめたダイジェストのようなものらしいです。それでも例え意味が分かったとしてもストーリーがあまりにも衝撃すぎて受け入れることは困難の極みです。 【私的評価】 50/100
映画ソフト パラマウント ¥1,886 (税別)take
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クローバーフィールド HAKAISHA (2008/アメリカ)
原題:CLOVERFIELD 監督:マット・リーヴス 出演:リジー・キャプラン ジェシカ・ルーカス T・J・ミラー ジャンル:SF・パニック・怪獣・POV 時間:85分 【STORY】 5月22日、その出来事は起こった。想像を絶する生物にマンハッタンが襲撃されたのだ。若者たちがビデオカメラで事の一部始終を収めた映像が、唯一の完全な記録として今ここに明らかにされる。 【COMMENT】 J・J・エイブラムスが日本の『ゴジラ』を観て発想したのが本作品とのこと。そして、この作品の凄いなと思うところは、これまでのような怪獣・パニック映画にありがちな怪獣VS軍隊orヒーローのような図式ではなく、また怪獣や怪獣と対決する側の視点ではなくて一般人の視点で描かれているところです。さらに、POV方式を取り入れることによって、怪獣の全貌や現状把握が不明確となり観るものも恐怖や不安をあおるだけでなく、より臨場感が増した手に汗を握る作品に仕上がっています。ただ、POV方式の欠点でもある映像酔いがあるため気を付けた方がいいかな。また、暗転したり焦点が定まらなかったりと状況がわかりにくくなるのでけっこう頭も疲れます。 この作品は良くも悪くも不親切な映画だと思います。ポスターや表題・あらすじだけをみると決して怪獣映画とは思えない内容で騙された方も多くいるのじゃないかな。そして、作品自体も謎がすべて解明することなく終えるバッドエンド。あの怪獣の正体は何なのか。無事、怪獣を倒すことができたのか。その後の世界はどうなったのか。とにかくわからないことばかりで、その点がこの作品を評価する上で賛否が分かれる部分だと思います。個人的には鑑賞後にいろいろと考察したり議論ができるので好きかな。 他の考察ブログで初めて気づいたのだけど、ラストの遊園地の観覧車の中から映した映像に宇宙から卵らしきものが落ちてくるシーン、あんなの初見では絶対に気づかない。大枠ではなかなかわからない全体像なんだけど、とにかく細部の随所に情報が散りばめられており、2回3回と観直さないとその世界観がわからない、そういうのが好きな人にはオススメの映画です。 【私的評価】 70/100
映画ソフト パラマウント ¥2381 (税別)take
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ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル (2011/アメリカ)
原題:MISSION:IMPOSSIBLE GHOST PROTOCOL 監督:ブラッド・バード 出演:トム・クルーズ ジェレミー・レナー ジャンル:スパイアクション 時間:132分 【STORY】 ロシアのクレムリンが破壊され、IMFはその犯行に関与したとみなされる。容疑をはらすべくエージェントのイーサン・ハントと彼のチームは密かに行動を開始する。しかし、彼らが突き止めたのは核戦争をめぐる陰謀だった。世界を救うべく、ありとあらゆるハイテク機器を駆使し、最高に重要で危険なミッションに命をかけて挑む! 【COMMENT】 トム・クルーズがIMFの諜報員イーサン・ハントを演じるミッション:インポッシブルシリーズの第4作目となる作品。最新機器のスパイグッズだけでなく、ドバイでの超高層ビルのスリリングな演出は必見! 【私的評価】70/100
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