撮影機材について
初版 2022/03/31 21:26
改訂 2023/02/03 12:10
ご無沙汰しています。
最近はカメラにお熱なので愛用しているカメラについてお話します。
模型の撮影では基本的にPENTAX K-5IIにSIGMA 18-250mm MACROの組み合わせを使用しています。
両者とも2012年の発売と少し古いですが、写りはかなりシャープで気に入っています。
なお18-250mmを導入したのは2019年7月とかなり最近であり、運転会で使用した実績は2022年3月の時点で一度だけです。
それまでは18-55mmのレンズやスマホのカメラを使用していたのですが、あまり寄れなかったり画像が粗くなったりと模型撮りに関して色々不満があったために導入しました。
商品名の通り簡易的ではあるもののマクロ機能があり、模型などの小物を撮るのに非常に便利です。
また高倍率ズームの購入はこのレンズが初めてで、1本で本当に何でもこなせる便利さにも感銘を受けました。
本体のK-5IIは2013年1月の導入で、主に55-300mmと組み合わせて実車撮影に使用していました。初めて導入したデジタル一眼レフで、露出などカメラの知識について一通り学ばせてくれたカメラでした。今となっては高感度ノイズがそれなりに気になりますが、当時はコンデジ(RICOH CX5)比で低ノイズな写真に大変感動したものです。
土日にしか使わないこともあり、導入から6年以上経過した2019年時点で4万シャッター程度しか撮影しておらず、まだまだ第一線で戦える機体でした。しかしこの年に観艦式に当選したため一生に1度の機会だからとカメラを新調することになり、結果K-5IIはサブ機&模型撮影専用機となります。
2019年の観艦式(中止となりましたが…)に合わせて導入したカメラはCanon EOS 7DMarkIIでした。レンズはSIGMA 17-50mmとTAMRON 70-300mmを使っていました。
基本的に新しく一眼カメラを買う場合は最初に買ったカメラと同じメーカーの物を買うと思いますが、私の場合PENTAX機の次に買ったのはCanon機でした。白いレンズに憧れていたこと、動体に強いAFを体験したかったこと、高速連写が欲しかったことが導入の理由です。
私の狙い通りAFはK-5IIより圧倒的に強く、また秒間10コマの連写のお陰で実車撮影に心強い味方でした。そしてそのAFの強さから模型撮影で適当にカメラを振るだけで流し撮りが成功しやすかったのにも驚きました。
しかしながら、PENTAX機で一眼レフデビューしたため電源の位置の違いに困惑することが多かったです。そしてある日青LEDの発色が不自然な紫色となっているのに気がつき、これが決定打となって早くも買い換えを決意しました。
3台目もまた違うメーカーの機種で、Nikon D500を導入しました。レンズは70-200 F2.8 VRII型と18-200 I型を使っています。
実車撮影に関して言えば、価格的に手の届くカメラで1番良いカメラだと思います。70-200の高速なAFも相まって、適当にシャッターボタン押したらピント合ってる写真が撮れるという感覚です。
また、これまで使ったどのカメラよりも高感度耐性が高く、ISO10000くらいは平気で使ってしまいます。
しかしながら模型撮影の面では今一つ力を発揮できていません。18-200を使用して近接撮影をした場合、選択した測距点と明らかに違う場所にピントが来てしまいます。AF微調整を何度行っても変わらないため、シビアなピント合わせが求められる小物撮影での利用は難しい状態となっています。
D500を模型撮影にも使えたら完璧でしたが、結局K-5IIでの撮影に落ち着いています。ただやはりD500の高感度耐性を知ってしまった後にK-5IIを使うとノイズの多さが気になってしまいますね。
現在、被写界深度の関係でAPS-C機を模型撮影に利用するのは無理があるという考えに至ったため、Fマウント用マクロレンズ導入ではなくマイクロフォーサーズ機の導入を検討しています。機能面やコストパフォーマンス等を考えるとOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIが良いかなと思っていますが、いつ導入できるのやら…