2024年一月１日

明けましておめでとうございます！

今年の年賀状。題して「呉爾龍ー1.0」

呉爾龍ー1.0（ゴジジャ・イチワン）？

ー1.0をイチワン（ー月１日）と強引に変換しています。笑

竜のデザインは、わたしの地元である長崎の祭「くんち」の出し物「龍踊」（ジャオドリ）の龍と

現在、大ヒットしている映画「ゴジラ-1.0」のゴジラをハイブリッドした創作ドラゴンです。

「龍踊」とは、長崎市内の“踊り町”に指定された町が、その町独自の出し物を諏訪神社に奉納する演目の一つ。

９名の男性が龍を操って、龍玉を追う姿を演じるもので、龍の造形や、うねくり乱舞する動きが素晴らしい。

龍踊を奉納する町は複数ありますが、今回モデルにしたのは私のお気に入り「籠町」の龍。

踊り町の出番は七年に一度なので、一度見るとその後６年は見ることが出来ない。

今回は、2019年の奉納龍踊の動画を参考に描きました。

まず、絵のイメージのアイディア・ラフを描く。

龍と背景のハタ（長崎独特の菱形の凧）の構成案はサクッと完了

新年祝の文字は色々と考えた結果、普通に「謹賀新年」としました。

完成したイラストにも、このラフな線画をそのまま使っています。

ラフ画は、まったく同じように描き直しても、どこかラフ画のニュアンスが欠落してしまう。

なのでラフ画を拡大し、不都合な部分だけ修正して、可能な限りオリジナルのまま使っています。

完成した年賀イラストは、ハガキ印刷用の別バージョンもあって、下の絵がそれです。