漫画のこと

初版 2023/02/19 18:26

改訂 2023/02/20 21:44

先日のNHK『漫勉』は、絵師 寺田克也。

冒頭、『西遊奇伝 大猿王vol.3』が単行本化へ再始動

現在は加筆を行っている。との吉報が★

率直に嬉しい。

買いそこねたコミックvol.2の在庫をECサイト(←死語か?)で検索

う~ん、もはやプレミア価格。

一旦あきらめ、書棚のvol.1を読もうと、あれ?

13年も前だもんなぁ~ ・・・買ってたよ、恥ずかしい。

加筆を開始と言うが、案外 vol.3の刊行は早いかも

始めると筆が超速い作家さんだから。

あくまで私の場合ですが

続刊がなかなか出ない(出なかった)作家・作品といえば

上山徹郎『隻眼獣ミツヨシ』~『ミツヨシ完結編』(全5巻・7年で完結)

広江礼威『BLACK LAGOON』(今も連載中)

士郎正宗『アップルシード』(もう描かない?)

安永航一郎『陸軍中野予備校』(5巻の4年後に6巻が出て完結)

松本零士『宇宙海賊 キャプテンハーロック』(未完で終わりそう)

などがある。

特に、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の作者:士郎正宗の『アップルシード』は

近未来シミュレーションと言える漫画で、ミリタリーアクションと国際政治のテーマを合わせ持った優れた作品。

ネット社会に移行した現実世界に合わせ『攻殻機動隊』へと進化したのでしょうが

読者としては、続きが読みたい作品です。

完結を向える前に作家が亡くなって未完になったものは

手塚治虫が病に倒れて未完に終わった、長大なシリーズ作品『火の鳥』

何度もトライしながら遂に最終章を形にできなかった、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』

原作者の佐藤大輔が亡くなり、佐藤ショウジだけでは描けなくなった『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

が印象深い。

逆に、いくつもの連載を完結させ、さらに各作品のコラボレーションやスピンオフを描き

そのジャンルにおける最大最高の世界を賛成させて、間もなくこの世を去った水島新司は凄い作家だと思う。

自分の人間形成に少なからず影響を与えた漫画作品と、その作者たちには感謝しかない。

(通っていた貸本屋の『ブラック・ジャック』4巻・初版。店主に頼んで譲ってもらったもの)

■2023.2.20追記

まさか、このログを書いた時に、既に松本零士先生が亡くなっていたなんて・・・

偉大な漫画家の御冥福を祈ります。

好きな映画のアイテムをこつこつ集めております。

コレクションに関する基本姿勢
・価値あるものを安く入手する
・買ったものは積まずに飾って鑑賞する
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