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ロマネサイト イン アメジスト
アメジストの中にロマネサイト(ロマネシュ鉱)という鉱物が内包されているという非常に珍しい天然石です。 今回ファセットされたものを入手出来ました。 ロマネサイト成分 : (Ba、H2O)2(Mn4+、Mn3+)5O10 ホランダイト成分:Ba(Mn4+6Mn3+2)O16 ロマネサイトとホーランダイトは成分的に非常によく似ています。 ともに、バリウムとマンガンという金属元素の酸化鉱物ですが、ロマネサイトは水を含み、ホーランダイトは水を含んでいません。 あとマンガンの状態の違いもありますが、成分的に似ているのでやっぱり見た目も似るのかもしれません。 単斜晶系で比重は6.5と非常に重いです。 グレーなものや白いものはバリウム成分が少ないのだとか
鉱物 ルース SiO2 6.43ctネルママ
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糸島産ローズクオーツ
糸島産ローズクオーツ 浮岳が産地だそうですが、友人が散歩途中に海まで流れ出た礫を拾い集めていてくれてそれを分けて頂きました。
鉱物 礫 SiO2 福岡県糸島市ネルママ
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アメジスト
産地不明のアメジスト 濃いお色が目に鮮やかです。 カテドラル風なのも見どころポイント
鉱物 結晶 SiO2 六方晶系ネルママ
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玉川の瑪瑙
川岸の砂礫層(褐鉄鉱が粘結剤の役割をしていて堅い)に含まれていたメノウが 洗い流されて川原や葦原に落ちているのを歩きまわって拾う表面採集になります。 赤色から、黄色、そして白色(不透明)まで各種に色づいたものが採集できます。 赤色の原因は、微細な赤鉄鉱だろうと思われます。
鉱物 岩石 川石 SiO2 茨城県常陸大宮市ネルママ
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黒曜石(矢尻)
北海道産十勝石(黒曜石)で出来ているヤジリです。 この産地では良質で大型の剥片が得やすく、時折30㎝を超すほどの両面加工尖頭状石器などが発見されています。 ガラス味の強い黒色、灰黒色のほか、赤い筋の走る黒曜石(画像)が十勝周辺特有とされ有名です。 交易範囲は広く、海峡を越えたサハリンや沿海州、青森県にまでもたらされているといいます。
石器 SiO2 北海道 十勝ネルママ
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ゴビアゲート
どう見てもゴビアゲートだし、そう言われて入手した気がするのですが、何故か袋にはモザンビーク産と記載されています… ゴビアゲートは他の産地の瑪瑙と同じく、火山の溶岩の中の小さな気泡(隙間)にシリカが満たされて生まれます。 瑪瑙が生まれた後に長い年月を経て外側の黒い火山岩が風化して、この小さな瑪瑙のみが砂漠に放り出されます。 その際の瑪瑙には少量の水分が含まれており、それが砂漠の強い日差しや熱により蒸発し、瑪瑙が収縮し、表面が網目や干しブドウのような模様になるそうです。 発色原因は鉄など微妙の遷移金属のイオンによるものだそうです。
鉱物 礫 SiO2 中国 黒山ネルママ
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山入水晶
透明度の高いファントム水晶です。 4cm程の結晶です。山入りがスッキリと美しく見えます。
鉱物 結晶 SiO2 山梨県東山梨郡牧丘町水晶峠ネルママ
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乙女鉱山の水晶②
透明度の高い両垂の水晶と双晶。乙女の双晶は軍配型をしています。 乙女鉱山は比較的高温で出来たペグマタイトだそう。 双晶が成長するにつれて6方柱状2個体の接合から軍配型になり最後にV字型が現れる順序らしい。
鉱物 結晶 SiO2 山梨県ネルママ
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草入り水晶
長野県甲武信鉱山産のまりも水晶です。 内包・付着で確認できる丸い玉は緑泥石(クローライト)の一種・「クーク石=クーカイト」で ファントム状に見える繊維状の鉱物は角閃石やトルマリンの一種・「ドラバイト=苦土電気石」です。 鉄分による褐色も魅力です。
鉱物標本 SiO2 長野県南佐久郡川上村甲武信鉱山ネルママ
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煙水晶(山入り)
水晶中のアルミニウム・イオンが放射線に反応することにより、このように茶色又は黒っぽい色になります。 こちらは以前岐阜県にて採集されたものを頂いたと記憶しています。 光を透過させない程に黒い煙水晶はモリオン(黒水晶/Morion)とも呼ばれています。
鉱物 結晶 SiO2 多分、岐阜県中津川市ネルママ
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国産水晶
数十年前に採集した竹森産水晶 とても透明度が高く苦土電気石の内包物がよく見える。 ちっちゃいのは両垂で可愛い。
鉱物 結晶 SiO2 山梨県甲州市塩山竹森ネルママ
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玉滴石(Hyalite)
玉滴石は母岩に水滴が時を止めたように結晶した鉱物です。 「玉が滴(したた)る」と書くこの石は、地下水に溶けている二酸化ケイ素が常温で水滴のように固まってできたもの。 一見地味にも見える石ですが、UVライトを当てると、鮮やかな黄緑色に蛍光します。
鉱物 SiO2 多分ブラジルネルママ
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瑪瑙
北海道土産で貰った白い瑪瑙です。 いつか自分でも行ってみたいです。
SiO2 北海道 利尻島 潜晶質ネルママ
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ダイヤモンドクオーツ
無加工の原石の状態で両剣・両錘(ダブルターミネーティッドともいわれる両端が尖った形)、強い輝きを放つクォーツです。一般的なクォーツはガラス質で艶や光沢のないさらっとした輝きのものがほとんどですが、ダイヤモンドクォーツは照りが良くダイヤモンドのような硬質な輝きがあります。 他の水晶よりも高温・高圧の環境で成長するため、カーボンと言われる小さな黒い内容物や気泡を内包するものも多く、大きくなるとクラック(天然の内部亀裂)が入りやすくなります。 サイズが小さいものがほとんどのため、大きいものや透明度の高いものは高く取引されています。 有名なハーキマーダイヤモンドもこのダイヤモンドクオーツのひとつ。 近年、パキスタンのワジリスタンから少量ですが、ハーキマー型の結晶が姿を見せるようになったとのこと。こちらの産地はパキスタン産としか分かっていませんが、透明度も高くとても可愛いらしい姿に購入しました。
SiO2 パキスタンネルママ
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カルセドニーローズ
バラ玉髄やフラワーカルセドニーとも呼ばれているようです。 玉髄は石英の一種で、微小な水晶の結晶が集合した潜晶質と呼ばれる緻密で強靭な塊として広範に発見されます。 この様な奇妙な形は洞窟や特殊な噴出口でできるのだそうです。
SiO2 潜晶質ネルママ