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Citadel of Blood (チタデルオブブラッド)
チタデルオブブラッドは、かってSPI社から発売されていたSFゲーム専門誌「アレス」の第5号の付録ゲームです。タイプとしては、地形となるチットを引いてダンジョンを作りながら探索をするRPGとなります。マップはありません。今日のダンジョン探索型RPGの基礎となるシンプルなルールで構成されており、1人でも遊べる初心者向けゲームとなっています。ルールはシンプルと言いつつ、迷宮内ではモンスター、トラップが出現し、対する冒険者も前列と後列の概念があり、前列は剣を振っての肉弾戦、後列は弓や魔法を使用しての遠距離攻撃を行え、RPGとしての戦闘の基礎はきっちり抑えられている名作です。 #チタデルオブブラッド #アレス #SPI #SFゲーム
勝利条件5種類 無し 戦術級 ?ちょこ大佐
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KURSK Operation Zitadelle, 4 July 1943
1943年7月4日、ドイツ軍は北部からは中央軍集団第9軍が、南部からは南方軍集団の第48装甲軍団とSS第2装甲軍団がクルスク目指して進撃を開始した。作戦行われた第三次ハリコフ攻防戦の結果、ハリコフを中心に戦線が突出したソ連軍を叩くためである。作戦名はツィタデレ(要塞)作戦。立案自体は4月に行われたが、形勢不利を悟っていたヒトラーは実施命令を下すのを躊躇っていた。倒しても倒しても後方から増援が登場するソ連軍に対し、消耗しきっていた現在のドイツ軍では戦力不足の感は否めず、攻撃前に更に戦車を増強すべきだと考えていたのである。しかし、時間が経過すれば戦力が回復するのはソ連軍も同じだった。 進撃を開始したドイツ軍の目にしたものは、クルスク周辺一帯に張り巡らされた大規模な塹壕地帯、地下壕、鉄条網、地雷地帯、砲兵陣地、機関銃陣であり、そしてそこに控える130万人のソ連兵、3,000両の戦車で要塞と化したクルスクだったのである…。 『クルスク オペレーションツィタデレ1943年7月4日』は、東部戦線においてドイツ軍最後にして最大の攻勢であり、ドイツ軍はティーガーⅠ型重戦車、Ⅴ号パンターD型、フェルディナント重駆逐戦車、フンメルなど最新鋭の戦車を含む2,800両、ソ連軍は3,000両の両軍合わせて6,000両近くの戦車が参戦した史上最大の大戦車戦でした。結果としてドイツ軍は虎の子である戦車を大量に失い、ドニエプル河の西岸まで撤退してしまいます。そして、この戦い以降独ソ戦においては赤軍が主導権を握ることになります。 #ツィタデレ作戦 #クルスク戦車戦
ルール(8P) ユニット255個 22×28インチマップ1枚 ゲームチャートシート1枚 6本 無し 作戦級ちょこ大佐
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The Ardennes Offensive
ヒトラー最後の賭け 1944年6月に敢行された連合軍のノルマンディー上陸作戦以降、ドイツは窮地に陥っていた。8月にはパリ解放、9月にはベルギーのアントワープ港がイギリス軍によって解放された。東部戦線ではソ連軍の反抗が進み、正にドイツは四面楚歌に立たされていた。 ヒトラーはこの窮地を打破するために、3個軍によってアルデンヌ高地から奇襲、連合軍の重要な兵站港になっていたアントワープを攻撃、イギリス軍を包囲することによって人質とし、連合軍に講和を持ち掛けて西部戦線での休戦を実現し、東部戦線のソ連軍に全力で当たる作戦を立案した。「ラインの守り作戦」である。 1944年12月16日、悪天候の中、ラインの守り作戦は敢行された。アルデンヌ高地は深い森林と山岳で覆われており、連合軍にとっては装甲部隊がこの地方を進撃してくるとは思ってもいなかったため、ドイツ軍の奇襲は成功し、また折からの悪天候によって連合軍の航空戦力が使用できず、ドイツ軍の進撃を止めることができなかった。3年前のフランス陥落の悪夢の再来である。ヒトラーのラストギャンブルは成功するかに見えた。 しかし、23日に天候が回復すると、連合軍は素早い対応を見せ始めた。既に制空権を握っていた連合軍航空部隊は進撃するドイツ軍に痛烈な爆撃を与え、進撃を止めたのであった。以降、ドイツ軍の足は止まり、連合軍の反撃が始まるのである…。 『ザアルデンヌオフェンシブ』は、1943年12月16日から1月2日までの、ドイツ軍のアルデンヌ地方での攻勢、いわゆるバルジの戦いをシミュレートしたゲームです。ドイツ軍最後の攻勢として有名な戦いですが、アメリカでの名称はドイツ軍のその突出した戦線を指して「バルジの戦い」や「バルジ大作戦」、「アルデンヌの戦い」と言われますが、ドイツでの作戦名は「ラインの守り作戦」、または指揮官の名前を取って「ルントシュテット攻勢」とも言われています。
ルール(8P) ユニット255個 22×27.5インチマップ1枚 ターンレコード&増援チャート1枚 6面体ダイス1個 10本 無し 作戦級ちょこ大佐
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The Moscow Campaign
1941年7月、バルバロッサ作戦発動中のドイツ中央軍集団は、ソ連首都モスクワへの中間地点であるスモレンスクを陥落させ、計画以上の速度でモスクワへ向かおうとしていた。が、北方軍集団のレニングラード攻防、南方軍集団のキエフ攻略が難航していると見たヒトラーは、進撃中の中央軍集団に対して、転進してレニングラードとキエフのソ連軍を壊滅させるように命じた。戦果を挙げて中央軍集団がモスクワ進撃に戻ったのは2か月後の9月だった。運命が動いた2ヵ月である。7月の時点ではモスクワの防衛は脆く、首都陥落の可能性もあったが、与えられた2か月間でスターリンはモスクワの防御を固めたのであった。タイフーン作戦を発動したドイツ軍は、再びモスクワを目指して進撃を開始、装甲集団を中心とした戦いはソ連軍を蹴散らし、首都モスクワまで僅か25㎞の地点まで進軍していた、が、2ヵ月の遅れはドイツ軍にとって致命的であったことが判明する。ドイツ軍最大の敵、モスクワの冬将軍の到来であった。 タイフーン作戦では、戦闘によるドイツ軍死傷者よりも、凍傷による死傷者のほうが多かったと言われている。ドイツ軍が経験したことのない極寒での戦闘は、兵士だけでなく装備、武器にも不具合を発生させていた。一方、十分な冬季装備を施したソ連軍は、スターリンの指示により後方のシベリア及び極東地方から18個師団を招集して着々と反撃の準備を整えていた。 進撃の止まったドイツ軍に対し、後方から援軍を得たソ連軍の大反抗が始まる…。 『ザモスクワキャンペーン』は、1941年10月東部戦線のドイツ軍のタイフーン作戦、モスクワへの侵攻作戦と、それに対したソ連軍の反抗攻撃をシミュレートするゲームです。 オリジナルはS&T#24に掲載された『The Battle of Moscow』です。プレイは9月30日のドイツ軍のタイフーン作戦開始から始まり、モスクワへの進撃が頓挫、ソ連の反抗が始まる所まで続きます。展開としては10月11月の間はドイツ軍の進撃、12月には力尽きてソ連軍の反抗が始まるといったパターンになります。 ゲームシステムは基本的なつくりとなっており、ドイツ軍は移動フェイス、戦闘フェイズ、機械化移動フェイズから成り、ソ連軍は移動フェイズ、戦闘フェイズとから成り、機械化移動フェイズがありません。このため、ソ連軍としてはいかにうまく後退してドイツ軍の機械化移動で後ろに回り込まれないように遅滞戦術を行うのが勝利へのカギとなります。逆にドイツ軍としては冬が来る前にできるだけモスクワに接近して勝利ポイントを稼ぐのが肝となります。 #東部戦線 #バルバロッサ作戦 #タイフーン作戦 #モスクワ攻防戦
ルール(10P) ユニット400個 22×34インチマップ1枚 6面体ダイス1個 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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UP SCOPE!
『アップスコープ!』は、第一次世界大戦、第二次世界大戦、1970年代の近代戦での潜水艦の戦いをシミュレートする架空戦のゲームです。 シナリオは第一次世界大戦が3本、第二次世界大戦ものが13本、近代戦シナリオが3本用意されています。 1970年代までのアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、日本の潜水艦のデータチャートが用意されているので、自作シナリオも可能です。と言っても、既に50年前のデータなので再現可能なのは限界があります。 ちなみに、近代戦用のデータとしてソ連、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、フランス、イタリア、西ドイツ(!)の各艦船データもあります。 潜水艦の唯一の攻撃方法である魚雷は敵艦に直撃しないと命中せず、実際に発射された後マップ上を航行し、各ターン60度単位で位置を管理されるため、まず当たりませんw。左舷、船首、右舷同時発射で3本撃っても敵艦の航行先を読んで当てるのは相当の技術が求められます。 #潜水艦戦
19本 ? 戦術級 1Turn=90秒 1へクス=200m 1Unit=1艦ちょこ大佐
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La Grande Armee(大陸軍)
「アウステルリッツの戦い」 1805年、ヨーロッパではフランスに対し第三次対仏大同盟が結成される中、ナポレオンはイギリスへの上陸を計画し、ブローニュに18万の将兵を終結させた。これに対し対仏大同盟のオーストリア軍7万がバイエルンに侵攻、ナポレオンは軍を回してこれを包囲、降伏させた。ナポレオンはそのままウィーンに入城するが、大同盟はロシア軍とオーストリア残軍を結集して決戦を挑む。ナポレオン軍7万に対し、ロシア・オーストリア8万と不利なフランス軍だったが、芸術的なまでのナポレオンの用兵指揮によってフランス軍が勝利した。この戦いはフランス、ロシア、オーストリア三国の国王が戦場に揃っていたため、三帝会戦とも呼ばれている。 「イエナアウエルシュタットの戦い」 1806年、それまでヨーロッパでは中立的立場を取っていたプロイセン(後のドイツ)だったが、フランスの覇権が中部ドイツまで及ぶに至って危機感を抱き、イギリス・ロシア・スウェーデンと共に第四次対仏大同盟を結成した。そして単独でフランスに戦いを挑むのである。しかし、フランスはイエナ・アウエルシュタットの戦いでプロイセン軍を壊滅させ、その勢いのままベルリンに入城、大陸封鎖令を発令して経済的にイギリスを追い込もうとした。そしてフランス軍はプロイセン国王を追って東プロイセンに進撃、救援に来たロシア軍とアイラウで激突した。 「エックミュールの戦い」 1809年、ナポレオンがスペインとの抗争で苦戦しているのを見てオーストリアはイギリスと再び第五次対仏大同盟を結び、バイエルンへと侵攻した。ナポレオンはこれに迅速に対応し、エックミュールの戦いでオーストリア軍を撃破し、ウィーンに入城した。続くアスペルン・エスリンクの戦いでは、ナポレオンは自身が軍を率いての初めての敗北をオーストリア軍に喫した。しかし、このままではすまされないとフランス軍は再びワグラムにてオーストリア軍と激突、これを撃破した。 『ラ・グランドアーミー』は、ナポレオン戦争をキャンペーンレベルで再現するゲームです。ゲームには3つのキャンペーンが含まれており、1805年のフランス軍がブローニュに終結してからアウステルリッツの戦いでロシア・オーストリア軍を撃破するまでの期間、1806年のプロイセンとのイエナアウエルシュタットの戦いの前後1年間、1809年のオーストリアとのエックミュールの戦いを含む前後1年間をキャンペーンレベルで再現しています。ナポレオンが一番ナポレオンらしかった年代、フランスを囲んですべてが敵国という当時のヨーロッパにおいて、四面楚歌の状態での縦横無尽のフランス軍の活躍を再現できます。 #対仏大同盟 #ナポレオン #ナポレオニック
3本 ? 作戦級 1Turn=10日 1へクス=15㎞ 1Unit=師団ちょこ大佐
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SORCERER
『ソーサラー』は、6つの色に分けられた魔法をそれぞれ使いこなして魔法使いが戦うファンタジーゲームです。各色の魔法はそれぞれ相性があり、相手がどの魔法を持っているかによって戦術が変わっていきます。 マップは8色に色分けされ、それぞれの色の土地では同じ色の魔法が有利になります。また、どの魔法も使えない灰色のへクスがあり、そこに街が作られています。各色の魔法で呼び出される魔物は、同じ色の土地では強くなりますが、活発になりすぎて寿命が短くなります。逆に違う色の土地では力はそんなに発揮できませんが、その分寿命は長くなります。また、結びつきの強い色の土地で呼び出すと移動が困難になるため、どの土地でどの色の魔物を召喚するかが作戦のキモとなります。 シナリオは、1人用シナリオが1本(ルール習得用)、2人用が4本、3から6人用の乱戦シナリオが3本用意されています。また、オリジナルシナリオも制作できます。 色だけで区分けされた土地、魔法、魔物の組み合わせは非常に数学的で、システマティックな美しささえ感じられ、独特のプレイ感があります。いかにもSPIのゲーム制作の効率化を推進したサイモンセンらしい幾何学的なゲームデザインと言えるでしょう。 #ソーサラー #魔法の戦い
ルール(16P) ユニット400個 22×24インチマップ1枚 6面体ダイス1個 本 無し 戦闘級ちょこ大佐
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The Fast Carriers
『ファストキャリアーズ』は、1975年にSPIから発売された、第二次世界大戦から1977年までの太平洋における空母戦及び近未来戦のシミュレーションです。 ユニットは空母は1ユニット1隻で、各ユニットには加賀や赤城、エンタープライズ等船名がちゃんと記載されていてプレイ欲を高めます。 各プレイヤーは艦隊操作ディスプレイシート上に艦隊を編成し、索敵テンプレートシートを使って索敵を行います。敵艦隊に遭遇したら、メインマップから戦術マップに移動して戦闘を解決します。 史実シナリオでは真珠湾奇襲、珊瑚海海戦、ミッドウェイ、ソロモン沖海戦などがあります。 架空シナリオには、アメリカ軍VS北朝鮮軍、トンキン湾で行われるVS北ベトナム戦、VSソ連戦があります。 #太平洋戦争 #空母戦 #架空戦 #近未来戦
ルール(24P) ユニット800個 マップ1枚(5種の海図と戦術マップ記載) 艦隊操作ディスプレイシート16枚 索敵パターンテンプレートシート2枚 6本 無し 作戦級ちょこ大佐
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U.S.N.
『U.S.N.』は、S&T#29号の付録ゲームで、1941年から1943年までの太平洋の空、陸、海戦の架空戦を再現します。各ヘクスは200マイル以上を表し、各ターンは1週間のオペレーションを表します。 陸上ユニットカウンターは、師団または連隊を表します。 航空ユニットは、10の倍数の飛行機を表します。マップはハワイの東からジャワの西まで、実質的に太平洋全体が表示されます。 ゲームには、3つの「キャンペーン」ゲームと3つの短い「ミニ」シナリオがあり、珊瑚海海戦、ミッドウェイ、ソロモン沖海戦などがあります。 #太平洋戦争 #海戦
6本 無し 作戦級 1Turn=1週間 1へクス=200マイル 1Unit=1艦/連隊/100機ちょこ大佐
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Highway to the Reich
連合軍は調子に乗っていた。 ノルマンディー上陸作戦を成功させた後、ドイツ軍に大打撃を与えつつ進軍を続け、1944年8月25日にはパリを奪還、9月4日にはベルギーのアントワープを奪還した。破竹の進撃である。しかし、勝ちすぎていた。予想以上の進軍スピードにより、その補給線は長く長く伸び、進撃を続ける前線への補給が滞り始めていた…。 この事態を打開するために連合軍がとった作戦が、河川が多いオランダを一気に超えるためにその途中の重要ないくつかの橋に対し、先に空挺部隊を降下、占領し後から本体が追撃するという作戦だった。これにより迅速にオランダ領土を確保し、その港を使用して前線への補給基地にする、そう、史上類を見ない規模で行われた空挺作戦、マーケットガーデン作戦である。 『ハイウェイトゥザライヒ』は、連合軍のマーケットガーデン作戦中の重要な10日間、1944年9月17日から26日までを作戦戦術級で再現するゲームです。フルマップ4枚、ユニット2000個オーバーのこのゲームはどうどうたるビッグゲームですが、ルールはシンプルなためプレイはさほど困難ではありません。ですが、連合軍本隊はフルマップ4枚が縦に繋がった端から端まで、アルンヘムまで駆け抜けなければなりません。当然、進軍途中にはドイツ軍が立ちはだかります。史実では連合軍はアルンヘムには到達できず、ナイメーヘンのライン橋までしか行けませんでした。正に、”遠すぎた橋”だったのです。 #地獄のハイウェイ #マーケットガーデン作戦
1本 無し 作戦級 1Turn=昼2時間/夜4時間 1へクス=600m 1Unit=中隊規模ちょこ大佐
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The Franco-Prussian War
「話が違う!」 1870年7月19日に、プロイセンに宣戦布告したフランスはそう叫びたかっただろう。プロイセン1国にだけ宣戦布告した筈なのに、いつの間にかプロイセンのみならずバイエルン王国、バーデン大公国、ヘッセン大公国らドイツ連邦国ら全てと戦うことになってしまっていたからだ。 「話が違う!」 フランス市民はこう叫んでナポレオン3世を糾弾した。 開戦から僅か1か月後、フランス皇帝ナポレオン3世率いるフランス軍10万は、セダンにおいてプロイセン軍に完全に包囲され、あっさりとナポレオン3世はプロイセンに投降し捕虜となった。現役皇帝がさしたる抵抗もせずにあっさりと敵の捕虜になるという、前代未聞の出来事にフランス市民は激怒し、その僅か2日後にフランス皇帝の廃位が宣言されることになる。 フランス帝国は開戦初期は僅かに勝利したものの、優秀な野戦砲とその画期的な運用法において1日の長があったプロイセンに圧倒的なまでに敗北した。これが普仏戦争である。この結果、ヨーロッパにおけるフランスの影響は低下し、逆にプロイセンを中心に統一ドイツがその軍事的優勢を強め、ヨーロッパ外でドイツとイギリスの利害が対立、第一次世界大戦に繋がっていくのである。 『フランスプロイセン戦争』は、1870年7月19日から1871年5月10日まで続いたフランス王国とプロイセン帝国(後のドイツ)が戦った普仏戦争を再現するゲームです。ゲームでは、フランス軍が負けている期間、1870年8月よりナポレオン3世がセダンにおいて捕虜になる9月3日までをプレイします。 #普仏戦争 #ナポレオン3世
1本(ベーシックルールとスタンダードルール有) 無し 作戦級 1Turn=3日 1へクス=7.5㎞ 1Unit=軍団ちょこ大佐
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TANK! Armored Combat in the 20th Century
『タンク! 20世紀の装甲戦』は、1930年代以降の戦車同士の戦闘または戦車VS対戦車砲の架空の戦闘をシミュレートするゲームです。 最初はS&T誌44号にベーシックルールのみのゲームが付録として掲載されました。その後、追加ユニット、エキスパンションルール、追加シナリオが追加され、フラットトレイ版として発売されました。 ゲームにはS&T誌に掲載されたベーシックルール版に追加してエキスパンションルールブックが入っています。ベーシックルールではシナリオは4本しかありませんが、エキスパンションルールで4本追加されています。 #タンク #戦車戦
ルール(8P) エキスパンションルール(16P) ユニット100個 マップ1枚 CRTチャート1枚 8本 無し 戦術級ちょこ大佐
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Drive on Stalingrad Road to Ruin:The German 1942 Summer Offensive
『ドライブ・オン・スターリングラード ラインへの道 ドイツ1942夏攻勢』は、1977年にSP社Iからフラットトレイ版が発売されました。 基本となるシステムはSPIの代表作のひとつでSLG史上に残る傑作『パンツァーグルッペグデーリアン(PGG)』のシステムをほぼ踏襲しており、ドイツ軍装甲部隊の電撃的なオーバーランや司令部に拘束されて柔軟な対応を取ることのできないソ連軍、そして実際に戦闘に参加するまでその戦闘力がわからないアントライドシステムなど、独ソ両軍の組織能力上の違いをシンプルかつプレイアブルに再現しています。間違いなくSPIの代表作の一つと言えるでしょう。あなたは1942年に始まるドイツ軍の夏期攻勢『ブラウ作戦』を成功させることはできるでしょうか? 私の学生時代には、SPIのフラットトレイのゲームは憧れの的でした。当時のSPIのゲームは高価であり(1万円以上した)、複雑なゲームばかりで、英文ルールが読めて複雑なルールを理解し、更に高価なゲームを購入できる経済的に恵まれた社会人ゲーマーの先輩たち、すなわち選ばれし人々しか所有できず、SPIのフラットトレイゲームを持っているということはそれだけでステータスでした。 …ところが、今になって冷静に考えると、フラットトレイゲームはSPIの廉価版ゲームだったのですね。少しでも原価を下げようと考えたSPI社が、高価だった紙箱のボックス版ではなく、同じ規格で大量生産できるフラットトレイに表紙だけ変えて各ゲームを入れて販売したのが真実でした。今となってはデカくてかさばるし、プラスティックのトレイはやわくて割れるし潰れるし、トレイの裏紙ははがれるし、とても保管管理に適さない形態です。でも今しみじみとこのフラットトレイを眺めると、当時無理して買った記憶が蘇り、これはこれでよかったのかなとも思います。 #フラットトレイ #スターリングラード
ルール(16P) ユニット600個 マップ2枚 チャート&テーブル1枚 ゲームターンレコード&リーインフォースメントトラック1枚 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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the high crusade
「ザハイクルセード(天翔ける十字軍)」は、ヒューゴー賞・ネビュラ賞を何度も受賞している60年代アメリカSFの大家ポール・アンダーソンのスぺオペ小説”ザハイクルセード”を原作にしたシミュレーションゲームです。14世紀の地球に攻めてきた宇宙人、これを十字軍が撃退し、宇宙船を鹵獲してそのまま宇宙に飛び出して大暴れするという、まさにB級SFの王道を行く痛快なゲームに仕上がっています。このテーマのゲームを作らせたらSPIはピカイチですね。アンダーソンの作品と言えばヒューゴー賞を受賞した「長い旅路」や「タイム・パトロール」シリーズの方が日本では有名かも知れませんね。是非ともプレイ前に原作を読んでほしいのですが、どちらにせよ、50年以上前の作品ですので古本屋やブックオフで昔の早川SF文庫を漁ってみて下さい。 #天翔ける十字軍 #ポールアンダーソン
2本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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NIGHTMARE HOUSE
「ナイトメアハウス」は、SPIが本気で作ったゴシックホラーゲームです。得意のパラグラフ形式やマップがタイル方式ではなく、ちゃんとしたフルマップ上で人間と魔物が戦うウォーゲームに仕上がっています。特徴的なのはそのマップで、半分が舞台となるホラーハウスの見取り図となっており、通常はこちらで移動や探索を行うことになるのですが、もう半分が精神の状態を表したアストラルマップとなっており、魔物は通常こちらのマップから霊界エネルギーを使用して物理的な世界に影響を与えて人間側に攻撃を仕掛けます。また、人間側が霊能力を使って魔物のいるアストラルマップに行くこともできますが、帰ってこられる保証はありません。アレスのゲームは発売日を守るために製作時間が限定されている雑誌付録という点と、SFという自由なテーマという点で実験的なゲームが多いのですが、SPIのデザイナー集団が本気でホラーゲームを作ったらこんなにすごいものができるんだぞ、という、何かプロの本気を見せつけられた感のある佳作です。ゴシックホラーボードゲームなんてジャンル、このゲーム以外に聞いたことがありません。 #ナイトメアハウス #ゴシックホラー
1本 無し ゴシックホラーボードゲーム 1Turn=1時間 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐