-
会津戊辰戦争
薩摩、長州を中心とする新政府は、最後まで頑強な抵抗を続ける東北諸藩を平定すべく出征。東北諸藩も情勢を読み奥羽越列藩同盟を結んで新政府軍に対抗します。東北地方、特に会津盆地を中心に新政府軍と旧幕府軍がお互いの思いを激突させる、それはまさに新時代を生むための生みの苦しみのようでした…。 「会津戊辰戦争」は、戊辰戦争後半の東北戦役、自国領を守ろうとする東軍(会津藩と旧幕府軍を含む奥羽越列藩同盟軍)と薩摩長州を中心とする新政府軍が会津盆地で激突するのをシミュレーションするゲームです。 #戊辰戦争 #会津白虎隊
1本 ウォーゲーム日本史16 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Caesar's War The Conquest of Gaul , 58-52 BC
ガリア戦争は、紀元前58年から52年に起こった、共和政ローマの総督カエサルが、ガリア(現在のフランス、ベルギー、スイスの一部)に遠征してその全域を征服して属州とした戦いです。 紀元前59年には、ガリアのうちアルプス以南の地区はローマの属州だったが、アルプス以北はローマの勢力が及んでいなかった。カエサルは、アルプス以北のガリア地区もローマの属州にすべく、紀元前58年にアルプスの山岳地帯にいたガリア人に戦争を仕掛け、アラル川の戦い、ビブラクテの戦いで撃破、更にゲルマニア人と戦いウォセグスの戦いで勝利し、ゲルマニア人をレヌス川対岸へ追いやった。翌年、レミ族の町であるビブラクスにベルガエ人が攻め込み、レミ族を助けるためにカエサルは再び出撃しこれを撃退、大西洋沿岸がローマの支配下になった。以後数年に渡ってガリア各地で反乱が発生したがカエサルはこれを鎮圧、ガリア戦争会戦6年目にアレシアでローマ軍対ガリア軍の大きな戦いがあり(アレシア包囲戦)、カエサルはこれを包囲して撃破、これによりガリア全土はローマの属州となった。 「シーザーズウォー」は、ローマ提督カエサル(シーザー)がアルプスを越えて6年に渡って遠征した、ガリア征服戦争を再現したゲームです。数分で覚え、素早くプレイでき、歴史の勉強になるが謳い文句のDCのミニゲームシリーズのひとつです。 #ガリア戦記 #ジュリアスシーザー #ユリウスカエサル #ミニゲームシリーズ
1本 Ancient Wars mini game 戦略級古代戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Belisarius's War The roman Reconquest of Africa, AD 533-534
「べリサリウスウォー」は、西暦533年に東ローマ帝国提督ベリサリウスが北アフリカのヴァンダル帝国へ侵攻、これを滅ぼした”ヴァンダル戦争”をシミュレートしたゲームです。 当時勇猛果敢と謳われたヴァンダル戦士5万に対し、東ローマ帝国がベリサリウスに与えた兵士は僅か1万5千。しかもローマ遠征軍は地中海超えという非常に不利な状況ながら、名将ベリサリウスはこれを打破、ヴァンダル王国は滅亡し、後に続く北アフリカにおけるローマ帝国の支配が再建しました。 ディシジョンゲームのこのシリーズは、先に発売されたフォリオシリーズよりさらにお手軽にプレイができる”ミニゲームシリーズ”のひとつです。ルールはシリーズ共通の基本ルール+そのゲーム独自の追加ルールで構成されており、同じシリーズなら抵抗なくプレイできます。 #DG #ミニゲームシリーズ #ヴァンダル戦争
1本 Ancient Wars mini game 作戦級古代戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Zama Hannibal vs Scipio
紀元前202年10月19日、北アフリカのザマで大スキピオ率いるローマ軍と、ハンニバル率いるカルタゴ軍が衝突した。これは第二次ポエニ戦争の趨勢を決めた重要な戦闘であった。 遡ること紀元前204年、大スキピオはイベリア半島のカルタゴ領を占領し、ローマ軍を率いてカルタゴ本土へ侵攻した。これに対しカルタゴ軍はヌミディア軍と共同して迎撃にあたったが敗退し、ヌミディア軍は本国まで追撃されヌミディア王までローマ軍に拿捕され降参、ここにヌミディアはローマ陣営に組した。これに危機感を強めたカルタゴは、イタリア半島のハンニバルを呼び戻し戦力の再編に努めた。 両軍一度は和平を結んだが結局決裂、紀元前202年10月19日、ローマ軍とカルタゴ軍はザマで激突した。ローマ軍42700名、カルタゴ軍53000名だったが、ローマ軍の方が騎兵戦力で優勢、カルタゴ軍には戦象80頭が含まれていた。 カルタゴを率いたハンニバルは、最前列に80頭の戦象を配置し、その後方に歩兵を3列にして並べ、両翼に騎兵を配置した。歩兵を3列に分けた訳は、カルタゴ歩兵は傭兵、新兵、古参兵に分かれており、ハンニバルはこれを戦力として信用できない順に前列から並べたのである。騎兵戦力で劣るハンニバルは、歩兵による中央突破を計画し、そのための捨て石として歩兵前2列を並べ、戦象も敵を混乱させるために前方に配置したのだった。これに対しローマ軍のスキピオは、戦象をやり過ごすために歩兵各中隊の間隔を広めにとり、左右両翼に騎兵を配置した。 戦象の雄たけびと共に戦闘は開始された。勢いよく戦象が突進したが、先を見越したスキピオの配置により、戦象は敵歩兵中隊の間をすり抜けてしまい、せっかくの象の突進も役に立たなかった。両陣営ともに両翼の騎兵で敵を包囲しようと行動しており、両名将とも騎兵戦力が勝敗を決するとわかっていた。結局、騎兵数で数に勝るローマ軍が勝利した。先に降伏させていたヌミディアの騎兵戦力がローマ軍に加わっていたのが戦闘結果に大きく寄与している。 「ザマ」は、北アフリカのザマで激突したローマ軍とカルタゴ軍の戦闘をシミュレートしたゲームです。 ディシジョンゲームのこのシリーズは”フォリオゲームシリーズ”と銘打たれ、ハーフマップにカウンター100個以内、簡単なルールで短時間で遊べるをテーマに作られています。フォリオの名の通り、見開きの両ポケットにマップやルールブックがきれいに収まっており、ルールはシリーズ共通の基本ルール+そのゲーム独自の追加ルールで構成されており、同じシリーズなら抵抗なくプレイできます。この「ザマ」はBattle of the Ancient World(古代世界の戦い)シリーズの4番目のゲームとなっています。 また、古代戦、二次大戦、現代戦などカテゴリーごとにパッケージが色分けされており、ちょっと時間がある時にさくっと遊べる、大変手軽なシリーズです。 #古代戦 #フォリオゲームシリーズ #バトルオブザエンシャントワールド #ザマの戦い
1本 Battle of the Ancient World Vol.4 作戦級古代戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
the high crusade
「ザハイクルセード(天翔ける十字軍)」は、ヒューゴー賞・ネビュラ賞を何度も受賞している60年代アメリカSFの大家ポール・アンダーソンのスぺオペ小説”ザハイクルセード”を原作にしたシミュレーションゲームです。14世紀の地球に攻めてきた宇宙人、これを十字軍が撃退し、宇宙船を鹵獲してそのまま宇宙に飛び出して大暴れするという、まさにB級SFの王道を行く痛快なゲームに仕上がっています。このテーマのゲームを作らせたらSPIはピカイチですね。アンダーソンの作品と言えばヒューゴー賞を受賞した「長い旅路」や「タイム・パトロール」シリーズの方が日本では有名かも知れませんね。是非ともプレイ前に原作を読んでほしいのですが、どちらにせよ、50年以上前の作品ですので古本屋やブックオフで昔の早川SF文庫を漁ってみて下さい。 #天翔ける十字軍 #ポールアンダーソン
2本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Damocles Mission
1988年9月15日、ガラパゴス島上空の静止軌道に、外宇宙より未知の人工物が飛来した。これは人類に害をなすものなのか、友好的なものなのか?あらゆる手段でその飛来物の調査を試みたが失敗、何も情報を得ることができなかった。大統領は最後の手段として、様々な分野から優秀な人材を選抜してその人工物への潜入調査を命令した。 「ダモクレスミッション」は、地球の上空に浮かぶエイリアンクラフトを探索調査するソリティアのパラグラフゲームです。マップは無く、移動するたびに無数のタイルを引き、シャトル内部の構造を把握していきます。タイルにはシャトルの動力をつかさどる動力タイル、謎の部分を解明する情報タイル、他のタイルと連動して動作するタイルなどに分類され、現在の状況によってタイル内の機器を操作して謎を解明していきます。「パンドラ号の航海」によって始まり、「ステンレススチールラット」により昇華し、この「ダモクレスミッション」によって遂に完成した、SPI渾身のパラグラフ形式の謎解きゲーム、SFファンなら必プレイの傑作です。 #ダモクレスミッション #謎解き #SF
1本(パラグラフ形式) 無し パラフラフ形式SFアドベンチャー 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
STAR TRADER
「スタートレーダー」は、SFの皮をかぶっていますが正統派のビジネスゲームです。というか、かなり本格的な、商業貿易をするにあたって、実際に起こるであろう現象を網羅したかなり本格的な貿易のシミュレーションに仕上がっています。システムの基本は、供給過多で安い商品の星から需要が高くて高価で販売できる星へと物資を運ぶのですが、輸送コストもかかるし、倉庫代もかかります。しかし、販売価格は固定ではなく、商売のために輸送した物資の分も加味して需要が満たされた分商品価格は比例して下降します。また、現実の商社のように、世間の評判もあり、大きな取引をすると名声が得られ、後の商売が有利になるシステムもあります。また、正規の取引だけでなく、いわるゆコネ、ビジネスコネクション、政治コネクション、非合法コネクションまであり、ハイリスクハイリターンの非合法商売も可能になっています。まさに現実の貿易を再現するこのゲーム、マップがまた、これがシミュレーションゲームのマップか、というほど独創的でまるで株価チャートのようですが、これがまた無駄なものが一切なく、機能美にあふれているのです。マニア集団SPIの面目躍如といったゲームです。 #スタートレーダー #貿易 #SPI
7本 RPG「ユニバース」のモジュール SF貿易ゲーム 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Barbarian Kings(バーバリアンキングス)
「バーバリアンキングス」は40年近く前のゲームですが、鬼才コスティキャンがデザインし、ファンタジーの要素をまんべんなく押さえていながらコンパクトにまとまっていて今なおプレイするに値する傑作です。 惑星ヒパスティアの大洋に浮かぶキャスタフォン大陸では、魔術が跋扈し、人間や亜人たち、エルフ、ドワーフ、オーク、沼地族、鯨族などの各種族が裏切ったり共闘しながら覇権を争っていました。各プレイヤーは、王や英雄、様々な部族を徴集し軍団を作り、他のプレイヤーとあるときは戦い、あるときは談合し、一定以上の支配領地からの税収を得ることを目指します。このゲームは日本語版としてタクティクス42号の付録としても発表されていますが、個人的好みでは、タクティクスのマップよりオリジナルのマップの方が武骨で好みです。移動がプロット方式でソロプレイには向きませんが、プロットをしなくても遊べるルールも提案されています。 #バーバリアンキングス #魔法の大陸
1本 無し ファンタジーマルチプレイヤーゲーム 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Trail of the Fox The Fight for Tunisia
「トレイルオブザフォックス(狐の通り道)」は、1943年に北アフリカ戦線で発生したチュニジアを巡ってのドイツアフリカ軍集団とイギリス第8軍との戦いを再現したものです。システムはS&T#87に掲載された「Desert Fox」と同じシステムを使用しており、2つのゲームを繋げてグランドキャンペーンを行うシナリオも用意されています。 #チュニジアの戦い #トレイルオブザフォックス
2本 ? 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
RED BARON(レッドバロン)
「レッドバロン」は、第一次世界大戦の複葉機の戦いを再現したゲームです。12個のシナリオは、偵察、パトロール、空戦、空爆、列車攻撃など、様々な戦闘機ミッションをカバーしています。 ちなみに、”レッドバロン”とは、第一次世界大戦のドイツ軍エースパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンを指しています。自身の戦闘機を赤く塗っていたことから”レッドバロン(赤男爵)”の異名を持ち、10機撃墜すればエースと呼ばれる時代に、僅か2年の間に80機もの敵機を撃墜して国民的英雄になりました。リヒトホーフェンは騎士道精神に溢れ、共同撃墜の場合は仲間に撃墜数を譲るなどの仲間愛を持ち、屈強な体格に短く刈り込んだ金髪にハンサムな要望は、全ドイツの憧れの的になっていました。 が、最期は誰が撃ったか判らない銃弾に撃たれて撃墜、25歳の短い生涯に幕を閉じました。 #レッドバロン #リヒトホーフェン #撃墜王
12本 無し 決闘級空戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Freedom in the Galaxy(銀河革命)
「銀河革命」は、強大な力を持ち、銀河に圧制を敷く帝国軍に対し、敢然と立ちあがった反乱軍との戦いを再現するゲームです。この設定を聞いてもうお判りでしょう。そうです、このゲームは元々はスター・ウォーズの版権を取ってその名を冠したゲームにする予定でデザインされたのですが、大人の事情によりライセンスが取れず、やむなくオリジナル設定で販売したという経緯があります。”ルーク・スカイウォーカー”=”アダム・スターライト”、”レーア姫”=”ジーナ・アドーラ”、”ハン・ソロ”=”ボッカネグラ”ということですね。昔ファミコンのファミスタでの選手名が、版権が取れず”しのづか”=”しのつた”、”きよはら”=”きよすく”となったのを彷彿とさせます。まあそれは枝葉末節の話で、問題はシステムです。このゲームのシステムは、キャラクター同士の個性を生かした戦術級の対決を実現しつつ、さらに宇宙戦闘や恒星間戦闘をも実現している、まさに奇跡のシステムなのです。さすがSPI。しかもSFにふさわしい細かなギミック満載です。これ以上映画スター・ウォーズの世界を再現しているゲームは過去も未来も現れないでしょう。間違いなくSPI全盛期の傑作のひとつです。あまりに複雑なのでプレイは大変ですが。原作はSPIですが、AHが権利を買い取ってAH版で日本では輸入され、HJが日本が解説書をつけて販売していました。 #銀河革命 #スターウォーズ
5本 無し 戦略戦術級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
タイタンストライク!(TITAN STRIKE!)
「タイタンストライク」は、SPIから発売されたミニゲームシリーズ”スペースカプセル”の第三弾として発表されました。人類が宇宙に飛び出して早〇年、ヨーロッパ経済共同体と東アジア同盟は、惑星で採掘される資源を巡って競争を激化していました。両軍の衝突が起きたのはメタンガスの大気とアンモニアの海に支配された土星の衛星タイタンです。両軍はこの時が来るのが判っていたかのように密かに持ち込んでいた装甲部隊、歩兵部隊、攻撃用に改装されたスキマーを持ち出し、クレーターで、山で、海洋で熾烈な戦いを繰り広げるのです。 タクティクス28号に付録として付きました。 #タイタンストライク #スペースカプセル
3本 SPIミニゲームシリーズ「スペースカプセル」No.3 戦術級SF機甲戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
The Peloponnesian War 431〜404B.C.
ペロポネソス戦争は、アテナイを中心とするデロス同盟と、スパルタを中心とするペロポネソス同盟が戦った、古代ギリシャ全体世界を巻き込んだ戦争です。紀元前431年のペロポネソス同盟軍によるアッティカ侵攻から十年に渡る戦争が始まり、海戦、陸戦双方熾烈な戦いの後、紀元前421年に和平条約が結ばれました(ニキアスの和約)。しかし、6年後の紀元前415年、アテナイはシケリア遠征を実行し、ここに第二次ペロポネソス戦争が始まりました。結局制海権を握ったペロポネソス同盟軍がアテナイ市を包囲し、アテナイの降伏をもって戦争は終結します。何分古い戦いなので資料が少ないのですが、古代アテナイの歴史家のトゥキュディデスが戦史を残しています。 ゲームは基本的には1人用のソリティアで、デロスとペロポネソスどちらかをプレイするというものではなく、戦況によってどちらを指揮するかが変わっていき、できるだけ早く戦争終結を目指すという斬新なシステムを採用しています。 ちなみに、哲学者であるソクラテスもこの戦争に参加しています。 #ペロポネソス戦争 #古代ギリシャ
4本 無し 戦略級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
Fortress Europa(ヨーロッパ要塞)
1944年6月、2年間にわたって連合軍はイギリスに兵力を集め、計画に検討を重ねその実施に万全を期してきた。kの時300万人を超える兵員がイギリスとアフリカに集結していた。連合軍戦略空軍はドイツ、フランス、ベルギー、オランダ各国内の鉄道、道路網、橋梁、工場地帯を容赦なく叩きのめし、ドイツ軍の防御力を弱めドイツ国の生産力を低下させるべく務めていた。目標はヒトラーの”ヨーロッパ要塞”。ドイツ軍は150万人の兵員でオランダ、ベルギー、フランスの大西洋岸とフランスの地中海岸を守る。地雷、トーチカ、鉄条網、各種兵器による強化陣地で海岸の多くを要塞化していた。これが”大西洋防壁”である。 「フォートレスヨーロッパ」は、Dデイから1945年3月まで西ヨーロッパで展開された連合軍の全作戦を再現したゲームです。連合軍は上陸地点を選び、敵前上陸を成功させ、フランスを横断して前進し、ドイツ国内まで深く侵攻せねばなりません。一方ドイツ軍は連合軍の上陸を阻止するか、さもなければ逐次フランス国内から遅滞戦術を用いて撤退しなければなりません。ノルマンディーからベルリン陥落の1ヵ月前までの長いスパンを扱ったビッグゲームです。 #オーバーロード作戦 #コブラ作戦 #ノルマンディー上陸作戦
5本 無し 作戦級上陸侵攻作戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
-
モスクワ電撃戦
1941年6月23日、ヒトラーの200万を数えるドイツ精鋭部隊は国境を越えソ連領内へと踏み込んでいった。ポーランドそしてフランスを瞬く間に崩壊させた新戦術”電撃戦”を駆使したドイツ装甲集団はソ連軍の戦線を突破し各所で包囲網を形成しつつ首都モスクワを目指していた。その中でも第2装甲集団のグデーリアン、第3装甲集団ホト進撃ペースは凄まじく、7月にはモスクワへの中間地点であるスモレンスクを占領していた。「ソビエトは腐った建物と同じだ。ドアを一蹴りすれば建物全体が崩れ落ちる」まさにその通りの状況だった…。 「モスクワ電撃戦」は1941年6月に行われたドイツ軍によるソ連侵攻作戦”バルバロッサ作戦”をテーマとしたシミュレーションゲームです。ウォーゲーム市場が斜陽になってきていたこの時期、ゲーム界のレジェンド、鈴木大佐はその状況を危惧して翔企画を設立しました。そして、初心者でも簡単にプレイできるウォーゲーム、SSシリーズを制作、発売するのです。それは新たなユーザーを増やすための業界全体のことを考えた試みでした。確かにルールは簡単、パッケージもできるだけコストを抑えて商品価格を抑え、初心者でも手に取りやすいようにした販売思想には頭が下がります。が、デザイナーのプロ中のプロである鈴木大佐率いるデザイナー集団が作ったゲームは、ルールは簡単でも勝つためには非常に頭を使う、さすがといわれる仕様となっていたのです。そのため、ヘビーユーザーには物足りず、初心者には難しいシリーズとなってしまい、販売はおせじにもよくなかったようです。ですが、素晴らしいことにルールブックの最後に、このゲームに慣れた人へのガイドとして他社から発売されている同じ東部戦線のゲームを紹介しているのです。ライバル会社の商品を紹介しているなんて普通ではありえません。その志には今でも頭が下がります。 #モスクワ電撃戦 #バルバロッサ作戦 #鈴木銀一郎 #翔企画
1本 SSシリーズ ゲームで読む戦史 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐