夢中
初版 2019/10/06 09:00
当時のゲームサークルでは、隔週末で、つまり月2回ほど公民館などを借りてみんなで集まってプレイするというのが一般的でしたが、毎日でも遊びたい、と思っていた私は複数のゲームサークルに入会してゲーム三昧の日々を送っていました。その頃講義もろくに出席せずにバイトに明け暮れていたので金銭的に余裕があり、国内ゲームに飽き足らず、ゲーム会社の頂点、SPIのゲームをガツガツと買いあさっていました。この頃からですね、プレイが追い付かず積読ゲームが増えてきたのは。皆さんも経験があると思います。プラモでも作るより買う方が増えていく時期が必ずあるということを…。
写真は当時発売されていたSPIのフラットトレイというタイプのゲームです。
よくある紙製の堅牢な箱に入っているわけではなく、巨大なプラスティックのトレイ(駒入れ)にカバーをかけただけで中に無理やりマップとルールブックを詰め込んだものです。この形態で販売していたのですから当時はいいかげんでしたね。原価を抑えてユーザーに少しでも安く良質のゲームを提供したかったのか、ゲームは消耗品でプレイしてなんぼのもんだから耐久性は二の次と考えていたのか、はたまた原価を単にケチったのか、真実はわかりません。わかっていることは当時はこのフォルムがカッコいいと思っていたのと、今では蓋はぼろぼろになるしトレイはつぶれるし最悪、ということだけですw。
そんなゲーム漬けの毎日でしたが、ある日あるゲームサークルで一人の人物と出会います。それは私のこれからの人生を決定づける出会いでした…。
#思い出
#SPI