『新撰組始末記』ソロプレイ5

初版 2019/10/04 06:59

改訂 2019/10/04 14:12

10月になり、消費税が10%になりました。皆さんは実感していますか?

私は、吉野家の牛丼を食べたときに1円単位が出て、ああ、上がったんだなと実感しました。年間トータルだと数万円の負荷増だということですが、小遣い制の私は外食控えめになりそうです。

さて本題です。

第七ターン

またもや六角堂での決戦。佐幕派としては六角堂を抑え、勤王派の参内を妨害しないと得点的に追いつかれる可能性が高いです。と、わかってはいるのですが、隊士もかなり減っており、勤王派7人に対して新撰組4人の対戦、多勢に無勢で新選組敗退。この戦いで土方歳三ついに倒れる。函館には行けませんでした。新撰組は大事な副長を失い意気消沈、桂小五郎大活躍。


上京での戦い

薩摩藩士中村半次郎を近藤勇以下3人の隊士が取り囲みます。半次郎死亡。

西郷隆盛負傷、西郷はいいところがひとつもなく退場です。負傷すると2ターン休みですので、もうこのゲームでは復活しません。

佐幕派は徐々にエリア支配を失っていきます。勤王派の拠点がいい感じで市内にばらけているので、捕まえきれません。勤王派の神出鬼没のゲリラ戦に新選組が翻弄されている感じです。このターン、御所付近のエリア5か所を押さえて桂小五郎が悠然と参内しました。

二条城や下京を勤王派に抑えられると新選組はどもなりませんね。移動がかなり制限されます。


第八ターン(最終ターン)

(第八ターン開始時状況。この時点では佐幕派がまだ5点リードしています。)


二条城の闘い。初めて竜馬が参戦です。新撰組5人に対して、今までさして戦わなかった土佐藩士9人に長州藩士が加わり総勢14人。さすがの新撰組も多勢に無勢で新選組敗退。二条城奪還はなりませんでした。




最終盤面図

最終ターン、勤王側は11点を追加して勤王側+6点でゲーム終了。勤王側が勝利し、幕府は大政奉還、日本の夜明けが始まります。


感想~

幕末のチャンバラ活劇という感じで非常に面白かったです。

展開としては、中盤までは佐幕派圧倒的有利でしたが、西郷隆盛が薩摩藩士を引き連れて登場する第5ターンから状況は一変しますね。西陣や相国寺エリアが薩摩藩士に取られ、勤王側の御所への参内が始まると一気に追いつかれます。得点上限が20点というのがネックです。上限がなければ中盤でもっと引き離していたのですが。


佐幕派の敗因は、武力を活かして切り捨て御免狙いで移動のほとんどで後攻を選んだことです。これにより先に要所を抑えられて思うように移動できませんでした。一概に後攻有利ではなく、状況によって先攻後攻を使い分けないと有利に進めません。それにしても岡崎が遠い。ここに隠れ宿を置かれると潰すのがかなり難しいです。途中でむきになって岡崎の戦いでかなり犠牲者を出してしまいました。これも敗因のひとつですね。勝ちに行くには岡崎を捨て、余計な戦闘を避けマップ左半分の防衛に全力を尽くすべきでした。

勤王側の勝因は、何といっても隠れ宿を最後までキープしたことでしょう。中盤に佐幕派のエリアを奪還していったのも大きいです。戦闘も新撰組恐れずに足らず、多人数で戦いに挑めば双方に損害がでます。人数で勝つ勤王派は相打ち上等です。

また、何といってもMVPは桂小五郎です。新撰組隊員を3人も転向させ、1人は味方につける大活躍。後半は自ら御所に参内し得点を稼ぎました。

面白かったのでまたプレイしたいですね。今度は新撰組勝利で。

#リプレイ

#新撰組始末記

ひとりこつこつとヒストリカルSLGをやっています。

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