監獄ロック~金沢監獄

初版 2023/08/28 23:07

改訂 2024/05/17 15:33

引き続き明治村5丁目、明治40年建設の金沢監獄です。

ホームページより転載~金沢監獄は明治5年(1872)制定の「監獄則並図式」に沿って造られた監獄。八角形の看守所を中心に5つの監房棟が放射状に並ぶ洋式の配置でした。そのうち中央看守所と独居房として使用された監房の一部分が移築されました。なお中央に置かれている監視室は網走監獄で使用されたものです。
監視室からは各監房棟の中廊下が一望に見渡せ、外部については看守所上部の見張り櫓から監獄全域の状況を把握できるため、管理上非常に効果的でした。

その放射状に延びた監獄棟のひとつ。

木組みが美しい廊下は幅も広く開放的な雰囲気。

この建物の中央にある八角の見張所は網走刑務所のものですが、金沢監獄もほぼこれと同じだったようです。

廊下は開放的ですが、独房はかなり狭いです。3畳ほどの空間に便器と小さな洗面所。この食事量で過酷な労役をしなければならなかったかと思うと、囚人たちの日常は大変だったろうなと思いました。

ちなみにこちらは金沢監獄正門です。これも立派ですね。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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