ダイハツ デルタ ダンプ 1978 酪農業

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デルタはダイハツ工業で販売されていた、小型商用車、およびワンボックス型小型乗用車、ミニバンの名称であり、他に2t - 3.5tクラスのトラック(初期には1t以下クラスも)のほか、750kg積トラックのデルタ750、ライトバンおよびワンボックスワゴンのデルタワイドがありました。

1967年、トヨタ自動車と業務提携を締結し日野自動車と共にトヨタグループの一員となったダイハツ工業は、グループ親会社のトヨタ自動車とのOEM供給の相互関係が強まる事となりました。

1970年、デルタはトヨタ/ダイナの兄弟車として発表され、それ以降、5代目まで発売されました。シャーシ設計はダイナと共通でしたが、当時ダイナには設定が無かった1.5t級があるうえ、トヨタ製エンジンに加えダイハツ製エンジンが搭載されていました。1.5t級のデルタ1500にはダイハツFA型ガソリンエンジンが、2.0t級のデルタ2000ではダイハツFB型ガソリンとダイハツDG型ディーゼルエンジン、重積載車にはトヨタ・B型ディーゼルエンジンが設定されていましたが、マイナーチェンジでガソリンエンジンはトヨタ製に全て変更されました。

このモデルは、その2代目(1977年-1984年)であり、翌年1978年には「レンジャー2」として日野自動車へのOEM供給が開始されました。

2003年、販売台数低迷により、OEM受け入れを取り止めることとなり、「デルタ」の車名は33年の歴史に幕を閉じました。
(参照ウィキペディア)

ダイハツは、軽自動車や小型車のイメージが強いメーカーですが、設立年の1907年に、日本で最初の国産エンジンである「6馬力 吸入ガス発動機」を発明し、現在量産車を手掛ける日本のメーカーとしては最も古い歴史を持つメーカーです。
トヨタの傘下とは言え大型車両も生産していた時代もある古参の老舗メーカーなので、今回発覚した不正行為は、いろいろな要因があったとは言え、「大阪の発動機」と呼ばれた先人たちが築き上げた歴史に泥をぬったことは、とても残念でなりません。

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