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E6系Z2編成「スーパーこまち」
秋田新幹線の新型車両E6系で,2013年デビュー当時の最速列車「スーパーこまち」を再現したKATOモデル.N模型のE6系デビューは実車の運転開始とほぼ同時期の3月で,トミックス製品に約4ヵ月も先行して発売されているところに気合が感じられます. 実車同様の鮮烈な茜色の顔と屋根はもちろん,屋根端の黄色い標示が再現されています.細かいところを見ると,ヘッドライト内は銀色に塗装され,全体が均一に光るようになっており,トミックスに比べて煌びやかに光る印象があります.ちなみに,モータ車の12号車の車輪には,E5系「はやぶさ」との連結時を考慮して,トラクションタイヤが装備されていません.そこで,駆動力を稼ぐため,室内に金属板のウェイトが内蔵されています. 2023年現在はアップデートされた「こまち」製品の発売で,この「スーパーこまち」製品は生産終了していますが,さほど入手困難ではないのが嬉しいところ.現行のE6系に設置されている荷物置き場の再現や,東北デスティネーションキャンペーンのロゴ貼り付けも検討中です. 主な加工点 2023.10.15 乗務員室ドア窓に編成表記インレタを施工
鉄道模型 Nゲージ KATO 17600円ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E2系J14編成東北新幹線「はやて」
こちらはE2系0番台のはやて仕様です. E2系の最初期の編成で,1997年に登場しました.当初,東北新幹線で運用されるJ編成は,長野新幹線のN編成と同じ8両編成でラインが赤の車両でした.2002年に東北新幹線が八戸まで開業し,「はやて」のデビューにあわせてJ編成には10両に改造され,ラインが赤からつつじピンクに変更されるなど,東北新幹線用としての更新が行われました. すでにモデルを公開しているE2系1000番台とは,大きなパンタグラフカバーや窓の形,ワイパーの本数など,さまざまな外観の違いがあります.初期のE2系0番台の窓は正方形に近い小窓の形をしていますが,10両化時にJ編成に連結されたE225-100形(7号車),E226—400形(8号車)のみ1000番台に準じた横長の窓を持っています.そのためレイアウトの直線上にこの車両をフル編成でおくと,大小の窓のミックスがわかります. 当方の車両センターで2番目に導入時期が古いE2系で,個人的に思い入れが深い子でもあります.当初は基本と増結Aの7両で導入し,のちにジャンクで購入した旧ロットの車両をカプラー交換しながら組み入れて10両にしています.2023年の10月に付属の車番用インレタ,世田谷車両センターの全面表記インレタを用いてJ14編成に仕上げました. E2系0番台の普通車の特徴である茶,紫,青系がランダム配色の座席を再現するために,高校生時代に初期の7両へ室内パーツの着色を行っています.室内灯を入れた車両の窓をのぞき込むと,カラフルでにぎやかな室内の様子が楽しめます.そのうち全車両への座席彩色,室内灯装備を行う予定です.
鉄道模型 Nゲージ TOMIX ポポンデッタななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E4系P7編成新幹線<Max>
KATOのE4系Max旧塗装の2代目の製品で,プロトタイプはP7編成になっています. 最初期の製品に比べ,全車禁煙化後の姿を再現しているほか,ステッカーの内容が一気に充実したものになり,座席標示や9-16号車時の号車表示,グリーン車用ステッカーが付属しています.
鉄道模型 Nゲージ KATO 秘密ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E3系L63編成山形新幹線「つばさ」旧塗色
2016年ごろまで見られた旧塗装.プロトタイプはL63編成ですが,この編成はなんとE3系2000番台で旧塗装として活躍した最後の編成でもあります. クオリティもKATOらしい安定性があります. ギミックに富み,Tomix製品にない屋根の標示印刷,ヘッドライトのHID・シールドビームの色の再現はこの形式の精悍さ,かっこよさを際立たせているように思えます.行先表示は3色LEDを再現しており,「つばさ 140 東京」となっています. 私が所有するのは地元のポポンデッタで最後の一点だった再生産品.E3系こまちで味わったヘッドライト表現に惹かれて買うことにしました. 中古では流通が比較的多く,価格も標準的なものが多いのでおすすめできます. オープンノーズカプラーを11号車のE311-2003に採用しており,当車両センターでは新幹線区間でE2系J60編成による「やまびこ」,E4系P21,P7編成による「Maxやまびこ」との併結実績があります.
鉄道模型 Nゲージ KATO 秘密ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E3系R22編成秋田新幹線「こまち」
プロトタイプはR22編成がチョイスされており,Tomixの最新製品と同じくR18編成以降の仕様になっています. E3系R編成の後期型の大きな特徴の一つは,ワイパーが2本であり,13-14号車間の屋根に碍子カバーがないことです.また,屋根の端には碍子が設置されているのもポイントです. 新規製作のため,1000番台と異なるパンタグラフカバーの形が作り分けられているのがマニアとしては嬉しい.その半面,ライトの位置が実車より少し下方になっているなど,KATOらしいデフォルメ(?)があります. 塗装色はTomixに比べると落ち着いており,ピンクの帯は紫に近く(個人的にはTomix「なすの」製品に次いで好きなピンク色),ホワイトの上半分は,「暗すぎる」といった批判があるくらいグレーに近い色になっています.これはどうやら同社のE2系「はやて」の色合いに合わせたものと考えられています. Tomix製E3系こまちを手にしたのを機にKATOの同車両に興味が湧き,入手困難になりかけていたこの製品を探して,各地の模型店やオンラインショップを探しまわった末に見つけた記憶があります.もっとも,近頃に再生産が行われ,初心者の方でも入手が容易になりつつあります. 11号車E311にはもちろんお約束のオープンノーズカプラーが装備されています.当車両センターでは在来線運用列車のみならず,新幹線区間ではJ68編成をはじめとするE2系1000番台・E5系「はやて」のよきパートナーも務めています. #鉄道模型 #新幹線 #E3系 #こまち
鉄道模型 Nゲージ KATO ポポンデッタななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E2系J60編成「やまびこ・とき」
KATOのE2系1000番台としては2発目の製品で,2021年ころの新幹線総合車両センターのJ60編成を再現しています. 東北新幹線では速達列車の運用を撤退したのち,東京ー仙台間のつばさ併結「やまびこ」や「なすの」を中心に活躍. E2系1000番台は上越新幹線の運用から2023年に撤退済みですが,発売当初は東北・上越新幹線にまたがる運用のため製品名は「やまびこ・とき」となっています.製品の行先ステッカーも「やまびこ」や「とき」などの運用がメインに. ボディはE2系1000番台が最前線で活躍していたころに発売された「はやて」製品とほぼ共通しているものの,全車 禁煙化や塗装の紫苑ブルーやつつじピンク,屋根の滑り止めの色調変更など,見比べのポイントがあります. 当方では発売に遅れること約2ヵ月半,地元のポポンデッタで発見し導入を決定しました. 10号車E224-1010には従来製品に同じくオープンノーズカプラーを装備し,実車そっくりの連結断面が楽しめます. このJ60編成の厳密な連結相手はE3系「つばさ」の新塗装に限られますが,当車両センターではこっそりR22編成「こまち」や旧塗装のL63編成「つばさ」との運用を組んだりも. また当車両センターで現在唯一室内灯工事が進んでいる編成でもあります.
鉄道模型 Nゲージ KATO ポポンデッタななじさんじゅっぷん(JRUZ)