LIVE PEACE IN TORONTO 1969　　　　

中３の時、青空に雲一つのジャケットに惚れ込んで買ったジョン・レノン率いるプラスティック・オノ・バンド。

１９６９年にエリック・クラプトン（Guitar）クラウス・フォアマン（Bass）アラン・ホワイト（Drums）の急拵えのメンバーによるカナダでのライブ。

ホールドアウトカバー仕様になっている。

Toronto welcomes the Plastic Ono Bandの紹介の後に始まるサウンド・チェックがカッコいい。

カール・パーキンスの「ブルー・スエード・シューズ」から始まり「マネー」「ディジー・ミス・リジー」「ヤ―・ブルース」と続き、リリース前の新曲「コールド・ターキー」、最後に「平和を我らに」でSide1が終わる。

たった一日でメンバーを集め、カナダに向かう飛行機の中でリハーサルをしたというから驚き！

「WITH THE BEATLES」の「マネー」、シェイ・スタジアムのライブで歌った「ディジー・ミスリジー」と比べるともの足りなさを感じなくもないが、聴き込むにつれワイルドでヘビーな演奏のおかげでノリノリ気分になってくる。
そして気分よく高揚してきたところで新曲「コールド・ターキー」であぁ出た！！

★ヨーコの奇声爆発★
要らないなぁ。せっかく良い演奏なのにジャマ。

曲が終わるとジョンがヨーコの奇声をマネしてるし。

ジャケも含めてジョンのロックンロールが聴けるお気に入りアルバムですが、最近ＵＫ盤を買ってみた。

コーティングジャケットがひと際美しい。

CORE 2001 A-2U / 2001 B 1U  
A面1/L   B面3/HP

日本盤と違ってシングルジャケット。
初回盤には１９７０年のカレンダーが付いてるが、ＵＫ盤のカレンダー付きはなかなか出会えず。

サウンド・チェックのベースの音からして重厚で魅力的な音！
日本盤も悪くないがＵＫ盤の方がより魅力的な音で繰り返し聞いてしまう。
ベースとバスドラの強力な突き上げでグルーブ感が違います。

裏面は長いヨーコ劇場

「京子ちゃん心配しないで」「ジョン・ジョン―平和の願いを」の2曲。

Side2はたぶんノイズレスで猛烈にミント、まさに明鏡。

内容はDon't worry kyokoを繰り返し15分。

2曲目は30分間ジョン、ジョン、ジョン、ジョン、ジョン〜、Let's hope hope hope hope hope hope〜〜〜〜との繰り返しに他のメンバー達が楽器で答えるという感じだったと記憶してます。
つまりSide2は中３以来聞いてません。

Side2の上記写真の音溝から如何に長いかお察し下さい。

瓢箪帯が映える日本盤、美ジャケで魅力的な音のUK盤、どちらもSide2はだいじょうぶです。