たまにはイエロー·サブマリン

ビートルズのアルバムで人気薄の代表格。

Ｂ面のジョージ・マーティンのオーケストラ・トラックはあれはあれで良いのですが年に何回聞くか？（2回程度）

やはりＡ面の「ヘイ・ブルドッグ」を始めとする４つの新曲を聞いて針を上げます。

●　日本盤

やはりオビをまとった姿がいい。このアルバムだけに付いた赤白帯。

日本盤はとても聴き易い音。

空にかざして盤の美しさを愛でる。

東芝の赤盤は気のせいか独特な音の良さと美しさで所有欲を満たせてくれます。

●　ＵＫ盤

裏面に赤線が引かれた初回プレス。

YEX 715-1  2/RR   YEX 716-1  3/AH

全ての楽器が力強くバランス良く響く貫禄のUK盤。
ダークアップルの色味が深い音のムードを盛り上げます。

●　ウルグアイ盤

ビニジャケ仕様。

裏面はお約束の白黒コピー。

UK盤と遜色のない強力な音。切れ味や音の抜け感、ベースの音が締まっていてGOOD.

ウルグアイ盤のスモール・アップルは音がいいです。

いずれの盤もB面は等しくキズやノイズが少なく、聴かれてないという不人気っぷり。

でもこのアルバムが出たおかげで「愛こそはすべて」がリアルステレオで聞けるようになった有り難みも評価されず（知られていないかも）、不運なアルバムなのでした。

オーケストラ·トラックももう少し聞いてあげよう。