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Saratov & Chyorny Yar (ロシア)
サラトフはロシア西南部に位置し、ヴォルガ川に面する港湾都市です。町の起源は1590年頃とされ、16世紀半ばからヴォルガ川流域一帯を支配したモスクワ王国のツァーリ・フョードル一世が、王国東部の守備のために建設したヴォルガ川沿いの要塞都市の一つです。その後、ヴォルガ川の重要な交易拠点として発展し、1708年に都市として認められました。 チェルノヤルもロシア西南部、カスピ海近くののヴォルガ川沿いに位置する町です。 掲載の地図は1727年刊、Johan Albrecht de Mandelslo著、Abraham de Wicquefort訳の「Voyages célèbres & remarquables...」所収のもので、作図者はAdam Olearius及びPieter van der Aaです。
Voyages célèbres & remarquables... 銅版画 37.9cm × 31.9cm 1727Roku
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Tver (ロシア)
トヴェリはロシア北西部、モスクワ北西に位置するヴォルガ川沿いの町です。 町の創建は1135年とされ当時はノボゴロド商人の小規模な交易拠点でした。1209年にウラジミール公の支配下に入りました。12世紀後半にはロシアへのタタール人の侵攻がありましたが森林と湿地に囲まれたこの地は大きな侵攻を免れ、結果として南方から逃れてきた人々の流入で大きく発展します。その後トヴォリ大公国として勢力を拡大しますが、公国内の内紛等により弱体化し、1485年にモスクワ大公国に併合されてしまい、町も衰退を始めます。しかし、17世紀前半にロシア皇帝ピュートル大帝によるサンクト・ペテルスブルクの建設が始まったことから、モスクワ-サンクト・ペテルスブルク間の重要中継地点として再度繁栄します。 掲載の地図は1727年刊、Johan Albrecht de Mandelslo著、Abraham de Wicquefort訳の「Voyages célèbres & remarquables...」所収のもので、作図者はAdam Olearius及びPieter van der Aaです。
Voyages célèbres & remarquables... 銅版画 38.1cm × 31.9cm 1727Roku
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Soltaniyeh (イラン)
ソルターニーイェはイラン北西部に位置し、世界遺産にも登録されている古都です。 町は14世紀前半にイルハン国王オルジェイトゥにより建設されました。その後、絹交易の拠点として栄えました。 掲載の地図は1727年刊、Johan Albrecht de Mandelslo著、Abraham de Wicquefort訳の「Voyages célèbres & remarquables...」所収のもので、作図者はAdam Olearius及びPieter van der Aaです。
Voyages célèbres & remarquables... 銅版画 38.1cm × 31.9cm 1727Roku
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Ardabil (イラン)_2
アルダビールはイラン北西部、カスピ海近くのアゼルバイジャンとの国境近くの町です。 古くはゾロアスター教の聖地であったと考えられ、町の成立はササン朝ペルシャ(3世紀~6世紀半)頃のようですが、イスラム時代にはこの地方の中心都市となり、絹及び絨毯生産・交易で栄えました。13世紀初めにはモンゴル帝国の侵略を受け甚大な被害を受けました。1501年にサファビー朝ペルシャが創設されると、ロシアとの交易拠点として繁栄しました。 掲載の地図は1727年刊、Johan Albrecht de Mandelslo著、Abraham de Wicquefort訳の「Voyages célèbres & remarquables...」所収のもので、作図者はAdam Olearius及びPieter van der Aaです。
Voyages célèbres & remarquables... 銅版画 38.1cm × 31.9cm 1727Roku