「Now And Then」ショートドキュメンタリー

ビートルズの最後の新曲「Now And Then」のショートドキュメンタリーが公開されました。

以前頂いたコメントへのお返事で述べた通り、
私にとってのビートルズ最後のシングルは「The Long And Winding Road」である事に揺るぎはないので、そこまで熱心には追いかけておらず、
どちらかと言えば、最初の一報の時は今更感というか、もうそこまでしなくていいよというか、
報道の「ジョンの声はAIを使って」という言葉が独り歩きしていたのも相まって
AIで作ったジョンなんて…と、興醒め感すらあった。

でも実際この曲において、AI技術はジョンのボーカルの抽出に使われた訳で、

正直、この今朝公開された動画の7分前後から流れてくるジョンの声を聞いた時は、
こんな1ファンな自分でも冷静では居られなかった。

なのでポールがこれを初めて耳にした時の衝撃というのも想像に難くなく、
彼の何としてもこれを世に出すというこの曲に対する執着に近い強い想いも、少しだけど理解出来るような気がした。

この動画、元気な頃のジョンやジョージの映像がここかしこに登場するのも嬉しい。

「Now And  Then」、本当は4人で演奏出来たら良いんだけどもう出来なくて、でも今の技術がその夢を少しだけ叶えてくれた…そんな曲なのかなと思う。

私は音源はネットで聞けるので、レコードもCDも買わないが
実は一つだけ、カセットテープを買った。
もちろん聞く装置もないし、開封するつもりもないけれど、

最後の記念にって事で。