オレンジと赤の比べっこ

オレンジと赤といっても、巨人vs広島ではありません(笑)

私は時間のある朝に一枚シングルを聴いてるのですが、
昨日のおはようシングルはスペシャルver.。

ビートルズがデビュー前の1961年に録音した音源で、後にポリドールから発売された「Ain't She Sweet」。
そして、正式にデビューしてパーロフォンより発売された2枚目のシングル
赤レーベルな「Please Please Me」。
今回はこのデビュー前と後の音源をシングルレコードで聴き比べてみたいと思います！

まずは音源の古い方から行きます🎵

「Ain't She Sweet」(UK)

【Matrix】NH52317 A▽2 11 1

ブオンブオン唸るベース、気持ちよいギターの音色は勿論、何よりジョンのボーカルの迫力が凄い。
曲の出来栄え云々吹っ飛ぶような若さはじけるエネルギッシュな演奏が封じ込められたシングル🔥

とにかくスピーカーから発射される音に込められた熱量が半端なく、
この情熱を楽しむ為のシングルなのだなと感じました。

なので、演奏自体はとても荒削りで、故にこの熱量を伝えきれないリマスター音源で聴いたら「ふ〜ん、昔こういう曲やってたのね」位で流してしまいがち…というか、私も流してましたスミマセン💦

それにしてもジョンのボーカルは特筆に値するカッコ良さ。
チームリーダーの貫禄すら感じます。

デビューシングルのレコーディングでいつもジョンが歌っていた決めのフレーズ「Love me do~♪」の箇所、ジョンがハーモニカを吹く都合急遽そこを担当する事になったポールが「ビビりまくったよ！」
といったエピソードがあるけれど、
一番の年長で、且つここぞを決めてくれる頼れる存在、それがジョンだったんだなというのが、
この「Ain't She Sweet」のボーカルからもとても伝わってくるし、とても納得なのでした。

いやぁ…熱いシングルだなぁ〜🔥🔥🔥


さてさて、お次は

「Please Please Me」(赤レーベル)

【Matrix】7XCE 17217-1N
【ﾏｻﾞｰ/ｽﾀﾝﾊﾟｰ】1/GD

ビートルズのデビュー2枚目のシングル…の、初期な赤いパーロフォンレーベル。
この赤いレーベル、通称赤パロなこのシングルはビートルズのシングルの中でも屈指の爆音という事でも有名で、熱い演奏を熱量Maxで伝えてくれるシングルでもありまして。
出だしからラウドなんですが、曲が進むにつれ更にラウドになっていく恐ろしいレコード。

くぅぅぅ、こっちも熱い！🔥🔥🔥

そして楽曲としても、前に聴いた若さでぶっちぎる「Ain't She Sweet」の荒削りな印象とは違い、非常に洗練されているので
今更言うまでもなく曲としてとても楽しい🎵
前のレコードの録音が1961年で、こちらの赤パロは1963年。この2年間の成長がすざまじ過ぎる！
「皆んな立派になちゃってもぉ〜」
と、ちょっとお母さん目線になる自分(笑)

ポリドール盤のおかげでプロデューサー、ジョージ・マーティンの凄さというのも再確認出来た気がします。

***

…と、熱いレコードを2枚連続で聴き終えて、この時点で朝から超ハイテンションになってしまい、もうどうにも気持ちが収まらず
おかわりタイムに突入。

アルバム「Please Please Me」1st.Press

伝家の宝刀登場Death🔥

もう前の2枚で既に温まっているので、

1曲目から最高潮！
ポールも良いよね〜🤩🔥

で最後の最後

「Twist And Shout」での渾身なジョンのボーカルに
「喉辛いのによく頑張ったねぇ🥲✨」と再びお母さん目線(笑)

このレコードタイムを取る為に早起きして良かった〜！
もう朝から燃え尽きました🔥


…と言いたい所なんですが、
この後すぐにWBCが始まりまして(笑)
ラジオ片手に家事に突入📻🔥

という訳で、昨日は午前中にエネルギーを全てつぎ込み、完全燃焼な充実な朝と相成り
そして勿論、燃え尽きた午後は
真っ白な灰になってしまったとさ(笑)


おしまい。

Ain't She Sweet / If You Love Me,Baby

https://muuseo.com/r0046/items/367

利右衛門

Please Please Me ①

https://muuseo.com/r0046/items/191

利右衛門

Please Please Me (UK盤 Mono)

https://muuseo.com/r0046/items/108

利右衛門