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株式会社アイデン千株券
好きが高じてこんなものまで手に入れてしまいました。 株式会社アイデンの千株券です。 たまたまネットオークションで見つけたのですが、まさかこんなものが…。 オーディオ?アイテムと言えるのかは怪しいところですね。
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アイデン AF-50S
1981年4月に発売されたアイデン製の12cm口径フルレンジスピーカーユニット。 70年代にも同社から“50S”というスピーカーが販売されていましたが、それとは別物です。 価格は旧50Sの8,400円に対して5,500円と大幅に値下げされていますが、内容からすると相当なお買い得品だったと思います。 仕様や構造については元アイデン社員であったron_riku氏のブログ https://ronriku2019.fc2.net/blog-entry-7.html で詳細に紹介されています。 発売後数年でアイデンが倒産してしまいましたが、その後同社のスピーカー製造事業を引き継いだタモンによって、本製品を基にした、フジケンサウンドのFF-128SやFF-128Vといった兄弟たちが誕生していきました。 価格差からAF-50Xの下位機種という印象を持ちますが、決して下位に甘んじるようなユニットではありません。
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アイデン Veda-8
1974年頃にアイデンから発売されたスピーカーシステム。 搭載されたユニットは同社の20cmフルレンジスピーカーAF-80Xです。 1980年の『HI-FI STEREO GUIDE』で製造中止品となっていますので販売期間は74~79年ごろまで。 使用されていたAF-80Xの方はVeda-8の販売中止後も単品ユニットとして継続しています。 ボックスはシナ合板の半艶塗装仕上げと思われますが、傷んでいた部分は木工用ボンドで補修しました。 背面板を留めていた木ネジもすべて錆びて折れてしまっため、真鍮製の木ネジに交換しています。 吸音材は背面とダクトの出口に張り付けてあるだけで、最小限に抑えていたようです。 箱のサイズはW350*H590*D295mmで重量は17.2kg。 メーカー推奨サイズなんですが、パッと見た感じはユニットに対してかなり窮屈な印象を受けます。 恐らくもっと大きい箱の方がバランスが良いと思うのですが…。
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アイデン AW-150X
アイデンが自社製品として販売していた38cmウーファーユニットAW-150Xです。 巨大アルニコマグネットに黒チヂミ塗装、これは同社高級ユニット群共通仕様。 38cmという口径でも、ピンからキリまで存在するのがオーディオ界。 重さ4キロ程度のものから10キロを超える高級ユニットまで幅広いですが、その中でもこのAW-150Xは重量11キロと、38cmウーファーとしてはヘビー級の逸品です。 発売は1980年4月で、末尾に“X”がつく同社の高級スピーカーユニット群の中では最も後発。 1984年5月にアイデンは倒産しているので、生産期間は約4年ほどでしょうか。 見た目はスピーカーの名門アルテック社のウーファーにそっくり。 実際アルテックを参考に設計し、振動版も同社と同じメーカーの紙を使用しているそうです。 単体の写真ではその巨大さがイマイチ伝わらないので、ダイソーで売っている300円の小型スピーカーと並べてみました。 このスピーカーがどれほどの威容を誇っているのか、よく分かると思います。 ようやく取付板が形になったので、軽く音出しをしてみました。 小さい音でも実力の片鱗は伝わってくるのですが、 「もっと音量を上げてみな? 凄いものを聞かせてやるから・・・」 と訴えかけてくるような、魔力に満ちた音色です。 どうやら非常に魅力的かつ危険な、底知れぬポテンシャルの持ち主らしい。 機を見てどこか広い場所を借りて鳴らしてあげたいですね。
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アイデン AD-40
アイデン社がかつて製造していた1インチスロートのドライバーユニット。 これも同社の高級ラインナップから漏れず、アルニコマグネットと黒チヂミ塗装による無骨かつ力強い仕上げとなっています。 1974年ごろから1984年の倒産直前まで長きに渡って生産されていたロングセラー製品の一つ。 そのためか、中古市場でも比較的目にすることが多いモデルです。 発売当時の仕様を見ると、金属ホーンAH-1200とセットで紹介されています。 スピーカーシステムS-501にトゥイーターユニットとして搭載されていました。 ドライバーというのはそのままでは十分な音量が得られないため、ホーン(ラッパ)を取り付けて音を鳴らすスピーカーのこと。 ラッパをつなぐ部分の口径が大きくなるほど低音再生に有利ですが、これは1インチと小口径で単体では十分な帯域が確保できません。 そのため、低音用のウーファーユニットと組み合わせて使うことになります。 取付穴は3つでJBLやコーラルといったメーカーと同一のようです。 取り付けるホーンはメーカー品を買う、中古品を探す、自作する、といったところになります。 しかし、ホーンの長さ・大きさ・材質・構造といったものが、再生音に直結する重要な要素のため一筋縄ではとてもいきません。 本来ならばメーカー純正ホーンAH-1000と組み合わせるべきなのでしょうが、入手が難しいため、程度の良さそうな自作品の木製ホーンを中古品店で購入して取り付けました。 同社のAW-120Xと簡単に組み合わせて鳴らしてみましたが、ウーファーと同じく聞き疲れのしない優しい音色です。 もっとも、ホーンを使ったスピーカーシステムの構築はそれだけでン十年の歳月と膨大な手間暇(と、莫大な資本に広大な場所)を必要とするもののため、これがAD-40の音だとは断言できません。 ですが、死蔵しておくのはあまりに勿体ないため、 「とにかく鳴らせるようにしよう」 と一通り形にすることになりました。
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アイデン AW-120X
今は亡きアイデン社の30cmウーファースピーカーユニット。 アルニコマグネット、黒チヂミ塗装の仕様は同社高級ユニット群共通です。 アイデンが自社ブランドを立ち上げた1973年頃から販売を開始しており、同社の高級スピーカーシステムS-501(1974年当時14,4000円)のウーファーとしても採用されています。 入手品はコーンを支えるエッジ部分が硬化し、コーン紙に一部傷があるもの。 エッジは硬くなりすぎると低音が出なくなるので、軟化させる処置を行いました。 振動版は穴こそ開いていないものの、傷部分が薄くなり強度が落ちているため、大入力をぶち込むような真似はできません。 外観は一目でアイデン製とわかるフルレンジと違い、アメリカの伝説的オーディオメーカー、アルテック・ランシング社のウーファーにそっくりです。 サッと鳴らした印象ですが、年数が経っているためか、非常に落ち着いた、とても優しい(悪く言えば地味な)音です。 アンプを選び、適正なボックスに納めて大音量で鳴らせば、ガラッと変わるのかもしれません。
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アイデン AF-80X
アイデン製の20cm高級フルレンジスピーカーユニット、AF-80Xです。 他のアイデン高級機と同じくアルニコマグネットに壺型ヨーク黒チヂミ塗装。 センターキャップが独特で、波打ったコルゲーションが付いているのが特徴です。 『電波科学』1975年3月号にメーカー自身による詳細な技術レポートが記載されています。 表題には『シングルコーンSPの最高峰』と銘打たれ、アイデンの自信のほどが窺えます。 12cmフルレンジAF-50Xの後に製品化され、これを搭載したスピーカーシステムVeda-8(当時43,900円)も発売されました。 後に廉価版のAF-80Pも発売されています。 重要なファクターである重量ですが、公称5.3kg(実測5.7kg)。 同クラスで超有名なJBLのLE8Tが4.1kg、FOSTEXのF200Aが4.4kgですので、如何にヘビー級なのかがよくわかります。 本来であればセンターキャップにダストカバーが着いているのですが、入手品にはその形跡がありません。 当時の雑誌を調査したところ、Veda-8の製品写真ではカバーが無いものが見受けられましたので、Veda-8搭載品は省略していた可能性があります。 「音は出ました」というジャンク品を購入しましたがかなり状態が悪く、音出しでは思わず渋い顔に。 その後すぐに異音が発生して、万事休す。 藁にも縋る思いで、長野県にある有名なスピーカー修理業者に修理を依頼。 そしてこのたび見事に復活して帰ってきました。 40年以上前のスピーカーを華麗に直してしまうとは、凄い技術を持った会社が在るものです。 こうして蘇ったAF-80Xですが、音色激変。 ツィーターを追加する必要性すら感じさせません。 「これこそがフルレンジ(全帯域)だ」 と思わずにはいられないほど、下から上までしっとりと深く、かつ軽やかに響きます。 以前から愛用しているFF-128Sをそのままスケールアップしたような印象。 『シングルコーンSPの最高峰』の名に違わぬ名機でしょう。
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『スクリーン』1974年5月号
映画雑誌『スクリーン』の1974年5月号。 連載企画である『人気声優インタビュー』で大塚周夫さんが紹介されています。 1974年というと、『続・夕陽のガンマン』の翌年くらいなので、まさに脂が乗りきっている時期でしょう。 インタビューを読むと、この頃からリアリズムを追究する一貫した考えを持っていたことがわかります。 ローレンス・オリヴィエとオーソン・ウェルズの吹替えはあちらの芝居についていけなかった、とインタビューで答えているのですが、いったいどの作品だったのか気になります。
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SONY CDP-557ESD
1987年発売。 当時のSONY一体型CDプレイヤーの最上級機。 メインで使っている553、その後の555に続く形ですが、重量は553の2倍に達しています。 (553が9キロほどで、557は18キロもある。アンプ並み) 現行のCDプレイヤーと比べてどうなのかは不明ですが、低域が恐ろしく図太いプレイヤーです。 使い勝手もよいし、トレイが簡単に手で引っ張り出せるので内部のゴムベルトがヘタレても安心(?)。 サイドウッドもついて豪華で貫禄あるプレイヤーですが、CDP-553ESDのスマートなデザインの方が好みなので現在はサブシステムで使用中。
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アイデン AF-50X
かつて存在したスピーカーメーカー、アイデンが生み出した最高峰12cmフルレンジユニット。 10年間にも渡って生産され、スピーカーシステム「Veda-5a」にも搭載された、同社を代表するスピーカーです。 巨大なアルニコマグネット、磁気抵抗の小さい壺型ヨーク、強靭なアルミダイキャストフレームで、その重量は2キロを超えます。 このスピーカーの元となったのは、1970年頃クライスラー社のCEシリーズに搭載されていた12cm口径のユニットと思われます。 開発にあたってオーディオ評論家の池田圭氏が関わっており、昭和45年(1970年)7月の雑誌『レコード芸術』に「アイテックス・モデル五〇型に題す」という同氏の随筆が載っています。 発売当初の価格は13,500円で、小口径としては破格の高級品。 当時すでに国産スピーカーの名門だったパイオニアとコーラルにもこのようなラインナップは無く、両社共に1970年代後半にかけて高級小口径フルレンジを相次いで発売しているため、市場に与えた影響もあったのかもしれません。 手元にあるのは初期型と後期型が一つずつ、そのおかげで比較的安く入手することができました。 右側の四角フレームが初期型、左側の角に大きくRがついたものが後期型です。 後期型の方は取付用フランジがつき、接続端子がバッフルと干渉しないよう若干内側に移動、フレームも強化されています。 コーン紙はだいぶ退色し、エッジのダンプ材も乾いてしまっていますが、それでも一聴してわかるほど厚みと奥行きを持った音がします。 手持ちのPE-101や4A-70も、10cm級フルレンジとしては素晴らしい音色の持ち主ですが、両者とどこか格の違いのようなものを感じさせるのは、実力の高さか心理的なものか・・・。
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フジケンサウンド FF-128V
フジケンサウンドが発売していた防磁型12センチフルレンジユニット。 FF-128Sと比べるとフレームなどの基本パーツは共通ですが、コーン紙が違うようにも見えます。 マグネットが防磁カバー付きになった関係で一回り小さくなり、そのため重量も軽くなっています。 こちらはオークションで手に入れたものですが、どうも単売されていたものではなく、同社のPRO-1000HDから外したもののようです。 正面はパンチングメタルのカバー付きで、お子さんのいるご家庭でも安心してご使用いただける仕様となっております。 比較写真は左からAF-50X、FF-128S、FF-128V。 正面から見たらほとんど違いはありません。
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CRYSLER CE-4a
1970年頃にクライスラーが発売した12cmフルレンジ一発のミニスピーカー。 何度か訪れたオーディオ界ミニスピーカーブームの第一世代に当たる製品。 密閉箱に吸音材を詰め込んだアコースティックサスペンション方式で、ユニットはアルニコマグネット、大好きなアイデンのOEMです。 初期型だと、サランネットが芸者の帯の生地で出来ていたそうですが、手元にあるのは通常サランネット。 もちろん単体では低音なんて出ませんので、本棚に突っ込んで本の背表紙を正面板の延長として利用することが前提の作りです。 ・・・百科事典やハードカバーの単行本がぎっしり詰まった本棚のある家庭なんて、今時そうそうないでしょうが。 しかし現在は2.1ch、5.1ch用途のサブウーファー群が充実していますし、デジタルオーディオなら再生アプリに補正用のグラフィックイコライザー付きが当たり前になってきているので、むしろこの手のスピーカーを活かしやすい環境になったと言えます。 ネットでこのCE-4aを検索すると、アイデンのユニット開発に携わった故・池田圭氏の逸話が出てきて、このスピーカーの潜在能力を窺わせます。 おかげで、中古相場は高騰、こいつも12cmフルレンジのシステムとは思えない価格で購入しました。 同じ金額で40cm3wayが中古で手に入るというのに・・・でも、置き場所を取らないから気楽なもんです。
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ONKYO M-509
1980年に発売された当時のオンキヨー最大のパワーアンプ。 この後のGrand Integra M-510(重量60キロ超え!)を別格とすれば、同社では最強のアンプ。 M-510との関係は大和と長門みたいなものでしょうか、あれが異常すぎるのだと思います。 当時確かTA-F333ESXを使っていて、P-309とM-509のペアに交換したときの驚きといったら…。 もはや次元が違うサウンドに酔いしれたのは言うまでもありません。 本来なら正面下部にボリューム類を隠すパネルがついているのですが、ヒンジが折れてしまい丸見えに。 全域に渡って力強く、しかし変な強調感はなく、フラッグシップに相応しい鮮明な音。 しかし、このアンプの特筆すべきはやはり低域再生能力です。 低音の力強さは同級の中では頭一つ抜きん出て、恐らく上位アンプに迫るものを持っています。 そんなM-509ですが、我が家ではお休み中。 なぜ当時定価35万円で出力200W+200Wのアンプではなく、当時定価10万円以下で出力100W未満のアンプを使うのか? この辺りがオーディオの難しいところで、 「高いからベスト」 「強力だからベスト」 「重いからベスト」 とは成らないのです。 好む音楽のジャンル、部屋、音量、接続するスピーカー、自分の耳の変化等々…複雑な要素が絡み合う世界。 それに、M-509の真価を発揮しようと思ったら、まず引っ越すところから始めないといけません。
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SANSUI AU-α607MOS LIMITED
#オーディオ あまりにも有名な07シリーズの最終モデルであり、山水電気がこの世に送り出した、最後の本格的プリメインアンプです。 中古ワンオーナー品を購入しました。 製造メーカーの部品保守期限は8年と定められていますが、この607は保守期限が切れたMOS-FET素子を利用して1000台が限定生産されました。 サンスイも、自分の行く末をはっきりと認識していたということでしょう。 MOSらしい高音域の素直さ、なにより美しい容姿が気に入ってホーンツィーター用に使用しています。 近年の同クラスアンプと比べて非力なので、能率の高いスピーカーと組み合わせてあげるのがよいでしょう。 年代によって音色が異なるサンスイのアンプですが、α以降の集大成的モデルでしょうか。 上位機種α907を聞いたことが無いので、比較ができません。
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