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エド・ウッド
「史上最低の映画監督」と言われたエド・ウッド。彼を主人公にしたドラマが本作。ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演という、最低の監督の話が最高のスタッフ・キャストで映画化されたのは皮肉w エドは子供の頃の憧れだったドラキュラ役者のベラ・ルゴシと親交を深め、才能がないのに次々に映画を作る姿が描かれます。エド役のジョニー・デップの声は勿論フィックスである平田広明。ルゴシを演じるマーチン・ランドーの声は「ランボー」の上司トラウトマン大佐役で有名な内田稔氏。もっさりしたルゴシの喋り方を上手く演じられてます。ランドーが本作でアカデミー助演男優賞を獲得するというオマケまで付いて痛快です。 こぼれ話をひとつ。エドは予算がなくてテキトーにセットをでっち上げていましたが、本作でそれを完全再現したところ逆にお金がかかったというw #洋画 #吹替え #エド・ウッド https://youtu.be/CawVaHxWvnA https://muuseo.com/omaharuge102/items/487
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泥棒成金
引退した泥棒が宝石泥棒の濡れ衣を着せられ、真犯人探しに乗り出すという内容の、ヒッチコック監督作品です。 元泥棒役でケーリー・グラント、相手役にグレース・ケリー。両名とも他のヒッチコック作品にも出てますけど、声優の方は一定してない印象ですね。本作では「ジョーズ」のロイ・シャイダーなんかを吹き替えてる俳優の滝田裕介氏がグラントを、女優の水原英子女史がケリーを吹き替えています。水原さんは声優の仕事はこれだけかも知れません。 ヒッチコックと言えば毎回自ら劇中に登場しますが、本作では「それは無理矢理だろ」という登場の仕方をしますw コメディータッチの内容だから許されてますけど。 #洋画 #吹替え #ヒッチコック https://youtu.be/LRGfUaKu_VU
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ドラゴン怒りの鉄拳
先に展示したブルース・リーの映画二点は安価で出回っています。この作品も同じ廉価盤が発売されてますが、吹き替え的に見るとTV版の吹き替えが収録されたこちらの豪華盤が貴重です。日本版の縮小パンフレットと香港版縮小チラシが同封。ジャケットはリバーシブル仕様。 本作ではリーの吹き替えを担当してるのが中尾彬氏。今ではバラエティー番組での「ねじねじおじさん」の印象が強いですが、元々は二枚目で個性的な悪役も多く演じています。中尾氏ははそんなに数は多くないものの吹き替えの仕事もされています。本作のリーの吹き替えはちょっと合っていないかも知れません。 「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」のリーは声優さんの吹き替えですので敢えて展示はしません。 #洋画 #吹き替え #ブルース・リー
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マイ・フェア・レディー
イギリス人の教授が賭けをして下町の貧しい娘を一流の淑女へと変身させるというミュージカルの映画化です。 3種類も吹き替えが作られていますが、3種類ともヒロインのヘップバーン=池田昌子、教授役のレックス・ハリソン=中村正、というベストな配役です。収録されたのはTBSで特別企画として放送された嬉しいノーカット版。個人的には教授と賭けをする大佐役で「男はつらいよ」のおいちゃん、下條正巳氏の吹き替えが聴ける「日曜洋画劇場」版も再見したかったですが。 教授がヒロインの発音を矯正するのに使用した例文があります。 「The rain in Spain stays mainly in the plain」 (スペインの雨は主に広野に降る) これはそれぞれの英単語の発音の違いがキーとなっています。そこは吹き替えだと和訳された「スペインの~」そのままの台詞になっているのでよく分からくなっていておかしなことに。劇中のナンバーとしても歌われているので、分かり易い日本語の例文に置き換えるのは無理でしょうし、難しい点ではあります。 収録版が放送された「名作映画ノーカット10週」という枠では一部の映画はソフトに吹き替え収録されましたが、「ジャイアンツ」など未収録の作品も残っているので、是非とも全作ソフトに入れて欲しいんですがね。 https://youtu.be/xmADMB2utAo #洋画 #吹き替え
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