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黄鉄鉱 標本1
黄鉄鉱 奈良県桜井市針道産 花崗閃緑岩に黄鉄鉱を含む鉱脈が貫入してできた その際、長石類が熱変成を受けて絹雲母や粘土になっており、その中に黄鉄鉱の結晶が含まれている 結晶形も多様で、立方体・八面体・五角十二面体・二十面体と、これらが混ざったものがある 形がいびつなものもある 写真5枚目は、二十面体の一面のみ大きいもの 写真6枚目は八面体がつぶれたものと思われる 黄鉄鉱が等軸晶系でも対称性が低いことを示していると思われる
鉱物標本美園ぬー
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高温石英 標本1
高温石英 大阪府豊能郡能勢町長谷 石英斑岩?に含まれていたものが母岩の風化で分離したもの 1cmを超えるものもある ここのものは縦方向の結晶軸に垂直な面が出ているものが多いが、本来出ないものを無理に作ったラフな面なので、人工水晶のようにガタガタになっている
鉱物標本美園ぬー
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高師小僧 標本1
高師小蔵 愛知県豊橋市高師原 沼地などで植物の茎の周りに褐鉄鉱が沈着してできたと言われる。それを示すように中央に穴が開いている。
鉱物標本美園ぬー
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青鉛鉱・白鉛鉱
青鉛鉱・白鉛鉱 兵庫県川辺郡猪名川町辻ヶ瀬鉱山 銅を含む青鉛鉱と含まない白鉛鉱が隣接したり混ざっていたりとおもしろい
鉱物標本美園ぬー
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青鉛鉱 標本3・4
青鉛鉱 兵庫県川辺郡猪名川町多田鉱山産
鉱物標本美園ぬー
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青鉛鉱 標本1
青鉛鉱 兵庫県川辺郡猪名川町多田鉱山産 青色の粒状結晶が本鉱 鮮やかな緑色の結晶や白色鉱物を伴う 前者は詳細不明 後者は白鉛鉱や硫酸鉛鉱などと思われるが詳細不明
鉱物標本美園ぬー
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錫石 標本4
錫石 茨城県高取鉱山錫高野 石英脈に埋まった錫石。典型的な高温の熱水脈か
鉱物標本美園ぬー
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錫石 標本3
錫石 京都府亀岡市薭田野町鹿谷行者山繁恵坑下の谷川 錫石標本2(https://muuseo.com/nu_minerali/items/59?theme_id=27683)と同じ鉱床のもの あまり川ずれしておらず、結晶形態をよく残しているものが多い。右端の二つは白雲母を伴っており鉱脈での状況を残している。
鉱物標本美園ぬー
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錫石 標本2
錫石 京都府亀岡市薭田野町鹿谷行者山繁恵坑 大谷鉱山の錫石 頭部は欠けておりそこに白雲母ができている。これは後から来た熱水が白雲母を作ったのか、白雲母を核にしてできた錫石の頭部が折れたのか、どちらだろうか。
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錫石 標本1
錫石 滋賀県大津市田上新免町産 全体は写真4枚目のように細かな錫石の粒であることから、漂砂鉱床からの採集物だと思われる その中に、1枚目のような結晶面が残る粒も見られる 2・3枚目には条線のようなものが見られるが、これは水晶の条線が型となってできたものであると考えられる。 2枚目と3枚目は同一の粒の裏表であることから、水晶に挟まれた空間を埋めるように錫石が成長したことが推測される。 高取鉱山のものなどは石英脈に埋まってたので、錫石と石英でどっちが先に晶出するかは微妙なところなのかもしれない
鉱物標本美園ぬー
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鉄電気石 標本2
鉄電気石 京都府木津川市加茂町木津川河原転石 流域の領家帯由来と思われる片麻岩の中に、石英とともに短柱状結晶の群れが貫入している 写真1・2枚目を見ると分かるように、片麻岩との境界に近づくにつれ電気石の結晶が小さくなる また、2枚目では脈の上下にある境界部のうち、下のほうに微細結晶が集まっていることが分かる。おそらく、下側が重力の方向だったために、貫入時に急冷されてできた微細結晶が下側に集まったと想像した もとの流体がホウ素に富むものであったことが分かる。花崗岩質マグマから放出された流体による気成鉱床的なものか、丹波帯の岩石の部分溶融で発生したメルトなどであろう。
鉱物標本美園ぬー
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鉄電気石 標本1
鉄電気石 京都府船井郡京丹波町鐘打鉱山産 細い針状の結晶が石英中にあり、結晶面がかなり明瞭なものもある この石英脈を作ったものがホウ素に富む流体であったことの証拠
鉱物標本美園ぬー
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鉄重石・灰重石・燐灰石 標本
鉄重石・灰重石・燐灰石 京都府船井郡京丹波町鐘打鉱山産 三者が共生する標本 写真1枚目が鉄重石 2枚目、鉄重石の上にあるクリーム色部分が灰重石 3枚目、中央の結晶が燐灰石
鉱物標本美園ぬー
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鉄重石 標本1
鉄重石 京都府船井郡京丹波町鐘打鉱山産 タングステンの主要鉱物 石英脈中に黒い板状結晶として入っている マグマが固まる最末期に発生した高温流体が、丹波帯の岩石に貫入してできた石英脈中の鉱物
鉱物標本美園ぬー
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鉄礬柘榴石 標本3
鉄礬柘榴石 茨城県桜川市真壁町山の尾 カリ長石や白雲母を含むペグマタイト中の凧形24面体の結晶
鉱物標本美園ぬー