レコードの整理をして気が付いたこと

初版 2023/03/11 16:32

改訂 2023/03/11 16:43

私は音楽生活70年を「良い音楽を1曲でも多く聞きたい、より安く自分のコレクションを増やしたい」というポリシーで過ごして来ました。今そのレコードを整理していて気が付いたことは、私のコレクションは廉価盤が本当に多いことです。廉価盤でも良心的なアルバムもたくさん発売されました。70年代に発売された1000円〜1500円の廉価盤の多さは目を見張ります。オリジナル音源に拘り、慎重に内容とアーティストを選んで買ったものですから悪い盤は1枚もありません。オリジナル・アルバムがそのまま再プレスされ値段のみ下がったものもあります。そんな時はちょっと損した気分でした。廉価盤以外にもこれはという名盤は手に入れました。私のコレクションの鑑定価値は相当低いと思いますが、音楽的価値は高いと思っています。

1950年生まれのレコード大好き人間です。レコードとの最初の出会いは、保育園のお遊戯でした。手廻しの蓄音器で落とすと割れるSP盤でした。それから50年代 60年代 70年代 80年代 90年代 2000年代 2010年代と音楽もメディアも目まぐるしく変わりました。変わらないのは録音された音です。その時、その場所の空気感がいつまでも残っています。それは本当に素晴らしいことだと思います。私はそれ程音にこだわる方ではありません。無理をしないで好きなものしか買いませんでしたので、一貫性がなく支離滅裂の部分もあります。退職を機会にそろそろ終活のため整理をしようと思っていた時、「ミューゼオ」と出会いました。皆さんのように早いアップはできませんが、マイ・ペースで展示していきたいと思います。お時間がある時覗いてみて下さい。

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