-
Rickenbacker:315 FG 1960
'60年製の、2PUの315です。 2 o'clockのfホールでファイアーグロー…という事で、ジョンの'64年製のRose Morris 1996の気分でした。 當然、ジョンの1996付属のアクセント・ヴィブラートに対しコフマン、ピックアップも3つに対して2つ、ノブもキャッツアイ、プラスチック(トラスロッド・カバー/ピックガード)も白に対しゴールドと仕様は大きく異なります。 この個体は新品当時を伝える奇跡のほぼ未使用のコンディションで、Rittoのリッケンバッカームックにもジョンのと同年製の'64 1996と隣り合わせで掲載されておりました。 …しかしヘタクソながら弾きたい派の自分には、この様なヘリテイジはどうも手につかなくライブはおろか部屋弾きすら躊躇われ、それは自分の許にある間にこの奇跡の状態をスポイルしてしまうのはまかりならん!と言う強迫観念にも似た感覚で苛まれ、割り切って蒐集品/観賞用とすればよいのでしょうけど結局、手放してしまいました^^; ボディ厚が薄くなった(*写真4枚目)の最初期のショートスケールCapriで、まさに過渡期のスペックは非常に稀少・貴重でcoolな一本でした。 この時期'58〜'60年頃のRickenbackerはやはり格別です♪ #Rickenbacker #リッケンバッカー #JohnLennon #ジョンレノン #Beatles #ビートルズ
ギター Rickenbacker 1960年nine_o_nine
-
The Beatles : Autograph Spring 1963 in Manchester,England
ビートルズ四人全員のサインです。 書き出しの"Beatles"はポールによるもの。 ビートルズ研究所の本多さんの鑑定書にある記載コメントに因れば、1963年春頃にマンチェスターにて記されたものとの事です。 …となれば 3月 6日 4月16日 5月30日 の何れかの日であったと推測されます。 写真は特徴的な背後のセットと、服装から同年12月15日、バーミンガムのアルファTVスタジオでの 「THANK YOUR LUCKY STARS」 収録リハーサル時撮影のものと推測します。 (オリジナル・ネガより) 私的にはこのお写真の楽器編成= John : Rickenbacker 325 ('58) Paul : Hofner 500/1 ('63) George : Gretsch Country Gentleman ('63) Ringo : Ludwig Down Beat(?) "20 Kit ('63?) が一番好きで、特にジョンとポールのRickenbackerとHofnerはアイコン的に憧れ追いかけ続けました。また此方もおいおい・・・ このサインは、趣味(BEATLES)バンドの贋ポールから禅譲されたもので、早稲田B研出身の彼もまた生粋のマニアであり、一緒にバンド活動はもとよりポールツアー海外迄追いかけたりリバプール行ったり、奇跡体験もあったり 一緒に色々楽しみました^^♪ #TheBeatles #Beatles #ビートルズ
サイン 友人より 1963年nine_o_nine
-
諏訪根自子さんフランス撮影レストア・ポートレイト(戦中'40-レストア'23)
https://muuseo.com/nine_o_nine/items/106?theme_id=39653 「ホーム・ライフ」誌掲載⬆︎の希少な在フランス時代撮影と思しきポートレイト、その驚愕のレストア版です。 此方は当時の写真/ブロマイドではなく、あの「アサヒカメラ」誌'35年 2月號掲載の小さな一枚を誠お見事に素晴らしいレストアなされたAdjust Photo Serviceさん(https://www.adjust.co.jp)による作品となります。作例であり販売品ではございません。 根自子さんからご知人に宛てられた手紙に同封されていた一葉を、当時「ホーム・ライフ」誌が転載したもので美麗な中にも若干の不鮮明さがありましたものを、この状態までレストア(そしてカラーライズ!)されたのは正に感動的! ヨーロッパでいよいよ戦争がその影を現実に落とし始めた頃・・・ドイツ占領下のパリ。16歳で渡欧された根自子さんもブリュッセルから前々年に移られたばかり。当時20歳、将来のご夫君と為られる方との出会いもこの時点では未だ… この憂いを湛えられたセピアの表情は?と深読みしたくもなりますが、鮮明になりそれもよりリアルに感じられます。 こちらはいつか私家版として一枚だけプリントさせて頂き他の写真/ブロマイドと一緒に大切にしたいな、と思います。と言います事で、異色ですがコチラのカテゴリにて謹んでご紹介させて戴きます。 三木様ありがとうございました。 #諏訪根自子 #nejikosuwa
1940年nine_o_nine
-
1936(昭和11)年1月19日 京都朝日會館 / 諏訪根自子嬢 渡歐告別ヴァイオリン獨奏會 プログラム/半券
一昨日で最初のアイテム掲載から丁度1年、ご来館者(アクセス)数も本日で丁度50,000を数えました㊗️🎉 ありがとうございます! 特別記念展示は昭和11年の1月23日、神戸港から鹿島丸にてベルギー(仏:マルセイユ港)に向け旅立たれる直前の一連の告別公演、その1/19 京都朝日会館における獨奏會のプログラム/入場半券です。 骨董品店さんよりオファー戴きました時はまさに小躍りしました^^ 写真up枚数に限りがありますので掲載しきれませんでしたが、根自子さん紹介ページとこの時点迄(SP盤9枚)のコロムビア・レコードの根自子さんディスコグラフィも載っています。 この一連の公演は以下の様のスケジュールで催されています。(*演奏曲目は写真ご参照くださいませ) 1/16 名古屋 朝日會館 1/18 大阪 朝日會館 1/19 京都 朝日會館* 1/21 東京 日比谷公會堂 ピアノ伴奏はロイヒテンベルヒ夫人 主催は朝日新聞社會事業團 ご帰国されたのが終戦間もない昭和20年の年も押し迫った12月でしたから、ほぼ丸10年。この旅立ちの時16歳の少女は幸せな研鑽の日々からまさに運命の渦中に放り込まれ戻られる事に相成るのです。その間のエピソードは枚挙に尽きず、萩谷さん/深田さんの書で是非!触れて頂ければと存じます。 (当館(㌻)は、視覚的にそれらのエピソードを捉える一助に成り得ればよいなぁ…と僭越ながら^^;) 当アイテムは、まさに「天才少女期」最後を飾る一品だと言えましょう。 不鮮明ですが、1/21 日比谷公會堂でのステージショットがありますのでまた改めて・・・ #諏訪根自子 #nejikosuwa #渡欧告別公演 #京都
プログラム 朝日新聞社 日本:骨董品店さんnine_o_nine
-
アンダンテ・カンタービレ / 埴生の宿('36)
Columbia 90537A/B 『アンダンテ・カンタービレ』 チャイコフスキー作 90537A 139666 『埴生の宿』 ビショップ曲 山田耕筰編曲 90537B 39246 左→右表記です。 ピアノ伴奏:マダム・ロイヒテンブルグ(A面) 1934年12月5日 録音 小學校鑑賞教育用名盤 山田耕筰新選 音樂鑑賞レコード (兒童教育用) すわ?B面の『埴生の宿』は知られざる未発表録音??…と思わず色めき立ちました! 埴生の宿=原曲『Home! Sweet Home!』(H.Bishop) は1823年のオペラ作中歌曲でイングランド民謡。邦題は『楽しき我が家』とある意味スタンダード・ナンバー!これを諏訪根自子さん提琴演奏で!?!? …然しこれは残念ながら根自子さんの演奏ではなくクレジット通り東京音樂學校生徒(澤崎定之指揮)の女聲三部合唱作品でありました。(*同様に既発の1934年11月発売(コロムビア33303)のものが使われたのでしょう。(33000番台=所謂、教育盤カテゴリ) ) 左→右表記からてっきり戦後盤と思いきや、戦前1936年リリースのものでありました。 当初、これはカタログ番号から辿れば前後の番号のリリースから1937年と推測されましたが、昭和11年(1936)4月の目録(カタログ)に既に掲載されております事からそう判断するに至りました。 ・ これは(尋常)小学校の1/2年、3/4年、5/6年と対象区分けされた3つのグレード別に其々かわいいジャケットが奢られた6枚組のセットととして組まれたもので、根自子さんの「アンダンテ・カンタービレ」はその第二輯、つまり3/4年生向けのセット中の一枚として収められたものの様でした。 価格は拾圓五拾(10円50)銭也との記載があります。 別途小学館から指導要綱というか解説書みたいなリンクした形で、同じく山田耕筰著の『レコードと楽譜による音楽鑑賞指導の實際』 上製:一圓五拾(1円50)銭 特製一圓八拾(1円80)銭と言う本も刊行されている事が紹介されており、音楽の授業・教育現場でかけ流される事を目的とした一枚だった事が判ります。 ・ このセットが記された前述の目録(カタログ)(*写真ご参照)はまた別途後日、4Fの「媒体掲載」フロアに展示したいと思います。 既発売曲ながら通常のカタログに出てこない大変珍しいタイトル、ご来館(アクセス)20,000記念アップです!ありがとうございます<(_ _)>
SPレコード 日本コロンビア 日本:その他nine_o_nine
-
1937(昭和12)年 7月12日 Paris, Salle Hoche : soirée artistique japonaise
大変珍しい、且つ貴重な1937年7月12日 パリ万博に於ける日本のソワレ(夜会)のプログラム。 「日本藝術の夕べ」みたいなニュアンスの'催し'=日本主催の夜会だったのでしょうか?そのプログラム的冊子です。 (フランス国立図書館蔵の物が幾つかの㌻で閲覧する事が出来ます。その現物) 和紙/金箔を用いた豪華でモダンな装丁は俄かに85年前の意匠か?と目を疑うばかりです。きっと国の文化アピール・威信的な部分も多分にあったのではないか?と推測する次第です。日本の伝統芸能と言うより、ワールドスタンダードな分野での… そのトップバッターで齢17歳の根自子さんは渡欧前SP盤にもなったレパートリー3曲を演奏されています。 ピアノ伴奏は原智恵子さん、その模様を捉えた貴重な写真が「近代生活ニ於ケル美術ト工藝」-巴里萬國博覧會協會事務報告-と言う書物に納められており、此方は我が国の国会図書館で閲覧可能です(最後に掲載の2枚)。 パリ/サルプレイエル(内サルショパン)でのデビューより2年も早い、そんなパリでの演奏に思いを馳せます。。。 …時勢により中止になった東京オリンピック/万博の事も具体的な記述('40)を含め添えられている事も当時を偲ばせる。 #諏訪根自子 #nejikosuwa #パリ万博
プログラム フランス(パリ)アンティークショップさん 1937年nine_o_nine
-
諏訪根自子さんドイツ撮影生寫眞(戦中'42)
大変珍しいドイツ時代の寫眞です。バルセロナのアンティークショップさんにありました事、裏面の独/西班牙語の併記から報道用?と妄想が膨らみます。 Ein Besuch bei der jungen papani-schen Geigerin Nejiko Suwa 13. Una visista a la joven violinista japonese Nejiko Suwa En ocasaion del conoierto de la joven violinista japonese Nejiko Suwa el 14.12.1942 en la Sociedad aleman-japonese en la Europahaus a Berlin. A 113 999 E.M. Orbis 532/10761 記載の日付も大変興味深く独奏会の正にその日であります。 #諏訪根自子 #nejikosuwa #写真
ブロマイド スペイン(バルセロナ)アンティークショップさん 1942年nine_o_nine