マロネ29-102の作成

初版 2020/07/25 14:03

今回はレボリューションファクトリーのマロネ29の作成を書きます。

私の父方の実家や親戚は九州長崎なので、そちら方面の列車には子供のころから興味がありました。

そこで1960年頃の急行「西海」を仕立てる為に、旧2等寝台(Cロネ)のマロネ29、当時早岐客貨車区に配属されていた(ハズ)の102番を作成します。


レボのキットだけでは完結しませんので、以下の部品を組み合わせます。

  • ドア、妻板: KATO オハ31ボディー(デッキ部切り出し)
  • 屋根: GM オハ35
  • 台車: KATO TR73
  • 床: GM オハ35

この組み合わせはキットの説明書通りではありません。手持ちの部品でやり繰りしています。組み合わせでちょっと失敗だったのは、オハ31妻板とGMの丸屋根の接合部が結構違う事。そういえば、ダブルルーフと丸屋根は微妙に違う事を忘れていました。


側板のブラスパーツ同士はハンダ付け、デッキと側板は瞬間接着剤、屋根とボディーはゴム系接着剤で接合、屋根と雨どいは目立つ隙間を埋めます。


また、KATOのTR73は3軸台車となる関係で床板は台車中心ピン(ボルスター部)の間隔が合いません。

理由はKATOの3軸台車は中心ピンの位置が中心ではなく、カプラー側にオフセットしているからです。この辻褄を合わせるために、床板の穴をそれぞれ2~2.5mmずつ外側にします。やり方はいろいろありますが、ココでは床板の中央を切って5mm延長、伸びた分の両端を詰めています。ほぼ中央で真っ二つに切るので、ウェイト板を補強代わりに全面接着します。オハ31のデッキは床もあるので、更にその分も詰めます。

ちなみにこの作業を省略したり、うっかり忘れたりしたことが過去にありますが、台車が車体中央に寄り過ぎて、やはり納得行きませんでした。

画像の状態の次の工程は


①屋根、雨どいの隙間埋めの仕上げ

②塗装(ボディーはぶどう2号、青1号帯)、インレタ貼付

③室内灯取付(室内作成は無し)


の予定です。



#鉄道模型

#Nゲージ

鉄道模型(Nゲージ)を中心にコレクションをご紹介します。鉄道模型は1978年から1988年まで活動、その後は車(実車)の趣味で一時中断、20年後の2008年から再開しました。ジャンルは昭和30~50年代の東海道を中心とした、国鉄特急、急行、準急列車にほぼ絞っています。
また、ディテールアップ、特定番号で作成をしたものをアップしたいと思います。

ちなみに車は国産旧車で日産セドリック・グロリアが好きで、1973年式230型の実車を2台、約30年所有しています。

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