NASCARモデルのあれこれ ~2~
初版 2019/06/15 21:44
前回1/24モデルと1/64モデルの差異について書きましたが、今回は1/24モデルについてです。
LIONELが展開するNASCARダイキャストコレクションの定番1/24スケールには
・アクションレーシングコレクタブル(ARC)
┣・ARCプラチナム(メインライン)
┣・ARCゴールド(1/64スケールモデルの枠)
┗・ARCシルバー(1/24スケールの廉価版)
(上記3つは2018年に1つに統合され現在のARCシリーズとなった)
・RCCAエリート(最上位モデル)
・RACED VERSION(レース優勝車再現モデル(例外あり))
・NASCAR CLASSICS(往年の名車をピックアップ)
・AUTO GRAPHED(ドライバーのサイン入り)
・SPECIAL FINISHES(特殊カラーモデル)
・ICON(マシンの全てのパーツがクロームメッキ化)
・NASCARオーセンティクス(小売店向け商品)
と色々あるのですが
今回はNASCARダイキャストのメインラインであるARCプラチナムとRCCAエリートモデルの比較です
2015年ブラッド・ケセロウスキーのARCプラチナム
2015年トレバー・ベインのRCCAエリート
ベインのマシンにはアンテナが付いていますがパッと見た感じ大差無いですね
ボデーはプラチナムとエリート共通の物なのでそりゃそうなのですが
エリートで重視されているのは細部です
エンジンルームを見れば一目で分かります
2013年からコスト削減を目的にエンジンルームの再現が簡略化されたのでその影響もあります
エリートモデルの方はホース類やベルト、ボンネットが脱落した時に飛んでしまわないようにする為のワイヤーが装着されています
またルーフフラップにも展開した後、元に戻す為のワイヤーが付いています
エリートモデルのシャシ
エンジン下部やデフのまわりも細かく再現され、シリアルナンバーが刻印されています
プラチナムモデルのシャシ
エンジン下部は1枚板で塗り分けのみ、ホース類も省略されています
つらつら挙げてみましたが、2013年から始まったコスト削減作戦でプラチナムモデルとエリートモデルで大きな差が出来ました
ミニカーの出来的に言えばエリートモデルが良いなという話になるのですが、如何せん球数が少なく限定モデルという位置付けなので
やはりメインを張るのはプラチナムモデルとなりますね
またシルバーシリーズはプラチナムの廉価版という位置付けですが、シルバーシリーズでしか販売されないドライバーやペイントスキームというのが出回っていましたね
現在は統合された関係でそういった事例は無くなりましたが、その分色々とアレになっています
その2018年の大改革についてはまた後日掲載予定です
#NASCAR
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