5,Dec.2024 LIANA FLORES@BLUENOTE TOKYO
初版 2024/12/06 10:55
改訂 2024/12/07 13:14
毎年恒例の表参道のイルミネーションも開始して爽やかなホリデーシーズンに入った東京ですが、そんな夜にふさわしいスペシャルなライヴに参戦して来ました。
音楽好きの間では「ボサノヴァとUKトラッドの融合」で早くも噂になっているLIANA FLORESの初来日がブルーノート東京でたった1日限りの公演が行われ、急遽観戦して来ました!
先の11/2、同じくブルーノート東京で行われた次世代のギターヒロイン(なんと18歳!)GRACE BOWERS & THE HODGE PODGEのライヴを観に行ったのですが、その際1人分のミュージックチャージをプレゼントしていただきました。慌ててプレゼント引換期間の公演を眺めていたらLIANA FLORESが来日するではありませんか!(見逃してました💦)って事で慌てて予約〜緊急参戦となりました。
せっかく1人分のミュージックチャージをプレゼントしてもらったので今回はペアシートセンターをチョイス。
ブルーノートもビルボードもアリーナシートはステージに近くて良いのですが、他の客と相席だけでなく(特にブルーノートの方が酷い)1人の占有スペースが異様に狭く、座って飲みながらとはいえくつろげるとは真逆の環境だったりします。更にステージを見るには身体を捻ってなければいけない事もあり、「とにかく近くで観たい」アーティストでない限り、ブルーノートに2人で観る際にはペアシートセンターがベストチョイスだと思っています。
19:40に入場し、約1時間程飲みながらアーティストの登場を待ちます。ライヴハウスでのライヴだと、整理券順に並び急いで場所を確保してスタートまで1時間待ち…で、ライヴが2時間として…結果3時間半立ちっぱなし…更に前座なんていようもんなら(いる事が割と多い)5時間近く立ちっぱなし(◞‸◟)
もうね、50過ぎた初老の身にはライヴハウスがどんどんしんどくなっています(苦笑)
結局、最近、ブルーノート、ビルボードのライヴの参戦が多いのはこの開始前の1時間、料理とお酒を飲みながらゆったりとした時間を過ごす。この贅沢な時間が尊すぎなのです(笑)
そんなこんなで20:30静かに客電が落ち、メンバーがそろりそろりと登場です。若干25歳のLIANA嬢、ちょっと照れたような仕草が初々しい表情。メンバーも比較的若い3人(ドラムス、ギター・ベース、ベース・チェロ・効果音的キーボード)のシンプルな構成。バンドスタイルの演奏、彼女1人でアコギを弾くソロスタイル、ソロスタイルにチェロが表情をつけるスタイルと、シンプルながらニュアンス豊かな演奏が繰り広げられます。
特に驚いたのは僕はライヴを観る前まで、もっとボッサ寄りだと思っていたのですが、いざライヴが始まるともっと全然英国トラッド寄りの演奏に比重が置かれた構成だった事!
澄み渡る声質も含め、特にアコギ一本〜チェロを加えた演奏時はトラッドというよりもACID FOLK的な手触り。まさに英国の深い森の中に迷い込んだような薄っすらと靄のかかったようなドリーミーな音像。
そんな白日夢的空間から現実に引き戻すかのようにボッサの軽やかなリズムが現れ、それが行ったり来たりするのは初めての体験です。
更にバンドスタイルでは我が愛しのPENTANGLEのカバーも!バックの演奏がJAZZに軸足を置いた演奏だったので、ここでフェアポートではなくペンタングルをチョイスしていると言う点も大満足です。
約1時間半、フレンドリーでドリーミーで濃密な時間を堪能し大満足のライヴでした。
ネットからの拾い物ですがセトリをアップします
https://muuseo.com/naokeith/items/1203
ライヴ終了後サインをしてもらい記念撮影もしてもらい幸せな気持ちで帰路に着きました。
いやぁ〜本当に良いライヴだった。 これからもっともっとみんなに知ってもらいたいアーティストの1人です。