26,Nov.2024 内田勘太郎@横浜thumbs up

初版 2024/12/02 23:11

改訂 2024/12/08 19:40

このLabとやらに何を書いたら良いか全く分からなかったのだけど、せっかく無料のスペースが提供されているのだから音楽ネタ繋がりで、自分が行ったライヴの簡単な感想を備忘録として残して行こうかと思い始め、まずは実践してみる事としたいと思っています。

記念すべき第一弾ですが、直近に参加したライヴからという事で、11/26に横浜thumbs upにて開催された"KANTARO PRESENTS vol.47" YOKOHAMA MEETINGと称した憂歌団のG.で、日本におけるブルース・スライドギターの第一人者、内田勘太郎主催のライヴに参戦して来ました。

この日のゲストはこれまた日本におけるR&Bシンガーの草分け、上田正樹氏と彼に師事している女性R&BシンガーのYOSHIE.Nさんをゲストに迎えての濃いBLUES〜R&Bナイトとなります。

横浜thumbs upは横浜駅至近にある老舗のライヴ&レストランバーで、カジュアルなBLUENOTE TOKYOみたいに食事や酒を楽しみながらライヴ観戦が出来るスポットになります。

会場18:30、生理番号順に入場。入り口にはマリア・マルダーのサインや他にもたくさんのアーティストのサインがあり、愛されているハコだと実感するとともにくつろげそうなソファ席を取ります。

着席し、ギネスを飲みながらフィッシュ&チップスや生ハムとパテのつまみを食べているとそこはもうパブの雰囲気。

気分良く飲んでると、ふらふらっと勘太郎が上田正樹とYOSHIE.Nを引き連れて登場

いきなりのGeorgia on my mind 勘太郎のアコギをバックに上田正樹がR&B風味たっぷりの歌を聴かせてくれます。途中、YOSHIE.Nの日本人とは思えないくらいソウルフルな喉を挟んでのギターソロ。大人で濃密な音で満たされます。

ここ、サムズアップはそこまで広くはないハコですがとにかく音が良い!エアー感をまとったギターとボーカルが会場を包んでいきます。

序盤、R&Bの有名曲のカバーを立て続けに歌ったあと、一旦上田正樹一行は引っ込んで勘太郎の濃密なスライドを堪能。途中30分くらいの休憩を挟んで再度3人で登場。途中、鈴木聖美の旦那さん(ごめんなさい、名前失念)のギタリストを交えてのHonky Tonk Wemenや、CCRのスージーQ、ジョンのイマジンをR&B風味にカバーしたりしながらも、往年の名コンビ上田正樹と有山じゅんじの「ぼちぼちいこか」からも何曲も!有山のギターを勘太郎が弾いて、これぞ関西ラグタイムブルーズとしか言いようのない上田正樹の喉を堪能⭐️

気付けば10時を回るまでの長丁場。実は勘太郎はゴリゴリのカントリーブルーズのスライドギターの人、上田正樹はやっぱりR&Bの喉。おんなじブルーズではあるのだけど、微妙に噛み合っていそうで噛み合わない。そんなミスマッチがステージ上で化学反応を起こす様はリラックスしているのに緊張感があって、なんとも言えないスリリングな時間を堪能させてもらいました!

甲本ヒロトとのユニット、ブギ連に引き続いての勘太郎のギターを全身に浴びて幸せな気持ちで帰路に着きました。

やっぱりライヴはいい!スピーカーの前に座ってレコ聴くのも良いけど、やっぱりライヴだよ。を改めて実感した一夜でした。

Author
File

Naokeith

Dog 'n' Roll☆所有レコード(一部CD)のアーカイヴとして整理して行きたいと思っています。
 
60's〜70'sのROCK/SOUL/JAZZを全般的に聴きますが、特にUK 60'sのBEATバンドを好んで聴いています。

インスタがアーティストやABC順に整理出来ないのでアーカイヴとして役に立たないためこちらで整理していこうと始めました。

Default