クレメンテとリッキー。

初版 2023/12/09 18:31

改訂 2023/12/09 18:32

1993 Ted Williams Co. Etched in Stone #ES5 Roberto Clemente

https://muuseo.com/n-sekine.7.18/items/727

naoto718

さて、「Muuseo」でも紹介しましたロベルト・クレメンテ。

PIT一筋18年と思っている方も多いと思いますが…確かに、メジャーのキャリアはPITのみですが…マイナー時代はドジャース傘下にいたんですよね。

と言っても、ドジャース傘下モントリオールでプレーしたのは1年のみ。

1年目が終わると、ルール5ドラフト(最近プロ野球で行われている現役ドラフトみたいな感じ)でPITから指名されて移籍したんですね。

モントリオールはジャッキー・ロビンソンやロイ・キャンパネラなど、黒人選手もプレーしたことがありプエルトリカンのクレメンテも安心と思いきや…出場機会を制限されていると感じ、フラストレーションを抱えていたそうですね。

マイナーのいろいろな規定があり、引き抜き防止のための出場機会制限だったようですが…結局ルール5ドラフトでPITに移籍するわけですから、出場機会制限に意味があったのかどうか、疑問なところですね。

ところで、この時PITでGMをしていたのが、あのブランチ・リッキーだったんだそうですよ。

ブランチ・リッキーといえば近代野球になってから初めて黒人選手(ジャッキー・ロビンソン)と契約したドジャースのGMですよね。

このクレメンテの引き抜き?にもGMだから絡んでいると思いますが、リッキーは50年からPITでGMをしているようなので、クレメンテのドジャースとの契約には関わっていなそうですね。

その後のクレメンテの活躍と、悲劇的な最期は皆さんご存知の通りです。

もしあの事故で亡くならなかったら、政治家としてトップになっていたかもしれないですね。

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最大のコレクションはスポーツカード。オートグラフカードやメモラビリアカード、限定レアカードには目もくれずレギュラーカードをこよなく愛する54歳(笑)
他、スポーツ系や美術・展覧会系、駄菓子系など、諸々展示して行きます。

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