熊本城 (九州フィギュアみやげ)

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 九州物産展やくまもとカプセル紀行、日本の城名鑑で度々ラインナップされている、日本三大名城のひとつにも数えられる城。
 加藤清正が本格的に築城し、江戸時代を通して細川氏が拡張を続け、日本最大級の巨大城郭へと変貌を遂げた。明治期にも破壊されることなく保存されていたが、西南戦争の直前に原因不明の出火により天守閣をはじめ多くの建物を消失。しかしながら、防衛する政府軍4000に1万4000で攻め寄せた西郷軍の侵攻を阻止するという堅牢さを見せた。
 戦後に現在のような鉄筋コンクリートの復元天守が造られたが、2018年の熊本地震で建物や石垣の多くが被災。今もなお復興に追われている。
 このフィギュアはそんな熊本城をよく表現している。よく見られる塗装の漏れやパーツの傾きが少ない。鯱の大きさやグリスと思われる不自然なてかりぐらいだろうか。複雑な構造が見事に表現できている。

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