意外?!発見?!レコードとカートリッジの相性!

初版 2020/10/20 00:29

改訂 2020/10/20 09:09

ここ最近、メインで使用しているステレオカートリッジ「SHURE M24H」。8月頃中古品を購入し、ステレオ盤を聴くときは必ずこれを使います。

それまでは同じSHUREの「M44GX」を使っていました。このカートリッジは以前中古のレコードプレーヤーを購入した時に一緒についてきたモノ。

24Hと比較して、44GXは『少々雑だけど大音量の元気な』カートリッジ。一方24Hは『力強さは物足りないが、繊細で隅々まで』聴かせるカートリッジと言う印象です。

となれば『新しい音の発見』を求めて主役交代は仕方ない。


お店の店長さんも「こっちの方が音質は良いよ」と言ってたからな。


そうなると、いずれ44GXは用無し、またいつか新しいカートリッジを買う時に安くとってくれんかな?なんて思ってました。


この数ヶ月は。


でも違いました!

44GXは決して「ダメ」ではなかった!



昨晩の出来事。


「あぁ、久しぶりに♪All You Need is Loveでも聴きたいのぅ。お気に入りのデビュー20年記念の12インチシングルのステレオ盤でも聴くか」

と思いレコードを用意し24Hの針をおろしました。

イントロにフランス国歌、そして『Love〜Love〜』と左からコーラスが始まり、3回目のコーラスと同時に右から弦楽器が続く。

やがてJohnが歌い始め…

と、すぐ『ボンッ』と音飛び!

「あれっ?!」と思い「なんや、ホコリかいな、それともいつのまにか小傷でもついたんかいな」

一旦プレーヤーを止めレコードを軽く拭いて再度再生。

今度は演奏を無事に終える。


この流れから「マジカルのドイツ盤でも聴き比べしようか。コイツもメリハリ効いた良い音するからなぁ」

と、レコードを入れ替え、B5の同タイトルに針をおろす。


このレコードでも、また途中で音飛び!

なんで???


いやいや、なんだかおかしい。色々思いをめぐらし、ある事に気がついた。「やけにベース音が太くない?」


低音が強すぎると音飛びが起きやすい、なんて話しも聞いたことある。


それなら、と思いカートリッジを交換する。

『44GX』の登場である。

ずっとこのカートリッジで聴いてきてこのレコードで「飛ぶ」事はなかった。


B5の♪All You〜に44GXをトレースする。


やや高音にシフトした、メリハリの効いた演奏。Johnの声もよく聴こえる。そしてPaulのベースは24Hで聴こえたような太すぎる音でなく全体とバランスが取れている。


MMTドイツ盤との相性、バツグンである。


しかし「音が良い」と思っていた24Hよりも良く聴かせるなんて、驚きだ!!!

書籍「アナログミステリーツアー」の中で作者たちが「このレコードにはこのカートリッジが合う〜」なんていう会話もあったけど、こういう事だったのか。

そうするとこないだ入手したインド盤も違う聴こえ方が楽しめるかも。


44GX、恐るべし。


売りに出すか、と思ってたけど考え直さなきゃ笑



#2020年

#BEATLES

#レコード

#SHURE

#カートリッジ

はじめまして!自称イギリス人、職業はロックンローラー兼フットボーラーです(もちろん違います)。
とにかくBEATLES LOVEです(ホントです)!
なぜここまで、と自分でも不思議です。
レコードを初めて買ったのは中学三年の夏、あれから30年の時を過ぎてしまった今でも…

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    ace

    2020/10/20

    なるほどぉ〜✨🤔

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      momoten4010

      2020/10/20

      aceさん、早速反応(笑)ありがとうございます😊
      両者の性能を比較すると、明らかに24Hの方が上!なのですが、格下と思っていた44GXが、いや、まさかの能力発揮でした。

      今回の日記、長文になりました…
      上手く短く読みやすく出来ない…

      作文苦手は克服出来そうにないです笑

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      ace

      2020/10/20

      確かにスペックとマッチングの良さは比例するとは限りませんもんね✨

      "日記"なのでテキリイージー❗️😆

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