プロギア万年筆のペン先を交換してみる

初版 2023/04/10 09:53

改訂 2023/04/11 10:24

万年筆の中には、特別な道具がなくても、簡単にペン先を交換できるものがある。今回はセーラー万年筆のプロフェッショナルギアを試してみる。

もともとインクドバドバ系の万年筆が好きなのだが、私のプロギアはEFの極細で、なおかつ左利きということもあって、インクフローは少なめであった。しかし、セーラー万年筆は国内メーカーの中ではダントツにインクフローが多いと知り、字幅の太いペン先を試してみたくなったのである。
交換用のニブは、メルカリで中古のプロギアブラックを買った。なぜかというと、現在のニブはデザインが新しくなっているので、同じ旧デザインのニブにしたかったのだ。

傷つけないようにペン先を持って、少し力を入れて引っ張ると、簡単に抜けた。ちなみに、プラスチックの芯には番号が書いてあり、セーラーの製品で同じ番号ならペン先が交換可能らしい。プロギアの番号は「3」。

結果、インクの流れが見違えるほどよくなり、滑らかな書き味に。セーラー独特のサリサリした感触プラス、パーカーを上回るインクのドバドバ感。書くのがますます楽しくなりそうだ。

デザイナー・クリエイター

https://nun36.fashionstore.jp/

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