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Rizzibräu ( Märklin / HO )
ドイツの南端(の右側)の州、バイエルン州。 その州の北側のオーバーフランケン地方(アッパーフランコニア)にある都市、クルムバッハー、、、ビール作りと粗挽きソーセージの産地として知られ、また、人口あたりのビール醸造量は世界一だそうです。 そのKULMBACHER(クルムバッハー)にかつて存在した『Rizzibräu(リッツィ醸造所)』です。 1848年に個人経営の醸造所として創業、1886年には株式会社として法人化され、19世紀末から20世紀初頭あたりまで活動していましたが、1931年には廃業、1943年に完全に登記も消滅したため、ほとんど情報がありません。 情報源↓ http://www.albert-gieseler.de/dampf_de/firmen4/firmadet48725.shtml https://www.mysteincollection.com/view?art_ID=16182 模型は東西統一前の西独メルクリン社製のビール貨車4両セット、前オーナーさんが丁寧なメモをつけてくださっています。 実はこれらを手に入れたとき、ものすごい量の出物が同じ業者さんからヤフオクに出たんですが…、ひょっとするとどなたかコレクターさんが亡くなった後、遺族の方がまとめて放出されたのかな…という感じでして。 写真にあるように、メモもとても丁寧に書いてあり、、、きっと前オーナーさんはビール貨車コレクターなのではないかと何だか切ない気持ちになりますが、、、大丈夫です。今後は私が引き受けます! 古い広告ポスターなどでも同じデザインなのですが、麦穂とビヤ樽の前でジョッキを勧めるフラウの絵が、とても可愛らしいデザインのシンボルマークになっています。
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Kapuziner ( Märklin / HO )
運営様へ。これは「鉄道模型」です🙇♂️ …と、宣言したところで解説解説…。 ドイツの南端のバイエルン州。その州の北部、オーバーフランケン地方(アッパーフランコニア)にある都市、KULMBACHER(クルムバッハー)、、、この地方はビール作りと粗挽きソーセージの産地として知られ、また、人口あたりのビール醸造量は世界一のビール王国だそうです。 そのクルムバッハーにかつて存在し、現在では大手クルムバッハー社のブランドの一つとなっている『カプツィナー(Kapuziner)』(旧醸造所名:Kapuzinerbräu(カプツィナー醸造所)です。(現在の同ブランドのウェブサイト https://www.kapuziner-weissbier.de/ ) 創業は1349年、その後の歴史がちょっと不明なんですが、ここの醸造所は昔から小麦のビール、ヴァィツェン(ヴァィス・ビール)が有名で、大手のクルムバッハー醸造会社に取り込まれた以降、1987年からクルムバッハでこのカプツィナー・ヴァィスの生産が続けられており、現在では同社のヴァィツェンとして市場に流通しています。 模型は東西統一前の西独メルクリン社製のビール貨車4両セット、写真にあるように前オーナーさんが丁寧なメモをつけてくださっています。 実はこれらを手に入れたとき、ものすごい量の出物が同じ業者さんからヤフオクに出たんですが…、ご遺族の放出品でしょうか? きっと前オーナーさんはビール貨車コレクターなのではないかと思います。 この点に関する思いはクルムバッハ・メンヒスホフ#10やリッツィ・ブロイの解説をご参照下さいm(_ _)m カプツィナービールのウェブサイト https://www.kapuziner-weissbier.de/
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KULMBACHER Mönchshof #10 ( Märklin / HO )
ドイツの南端(の右側)の州、バイエルン州。 そのまま南端の話をするかというとそうではなく、反対側で州の北側のオーバーフランケン地方(アッパーフランコニア)、その真ん中あたりにある街がクルムバッハー、、、ビール作りと粗挽きソーセージの産地として知られています。 そのKULMBACHER(クルムバッハー)の『Mönchshof(メンヒスホフ)醸造所』です。 醸造所が所在するオーバーフランケン地方は、人口一人当たりのビール醸造量が世界一だそうですが、ビールって飲みすぎるとプリン体やら何やらでいろいろ健康上しわ寄せが出るじゃないですか。この地域の人たちは大丈夫なんでしょうかね? この醸造所、なんと歴史は700年! 1349年にシトー派の修道院でビール作りが始まったのが起源という大変歴史のある醸造所なのです。 1996年以来、EKU、ライヒェル、サンドラー、メンヒスホフはKulmbacher Brauerei AGに統合されていますが、現在、そのクルムバッハ醸造所の株式の6割以上の所有者は、ハイネケンとシュルゴーバーグループの合弁会社であるPaulaner Brauerei Group(パウラーナー)です。 なお、このメンヒスホフ醸造所のあった場所には、現在はバイエルン州醸造博物館があり、ビールの歴史を学べるようになっているそうです。 模型は東西統一前の西独メルクリン社製のビール貨車4両セット、前オーナーさんが丁寧なメモをつけてくださっています。 実はこれらを手に入れたとき、ものすごい量の出物が同じ業者さんからヤフオクに出たんですが…、ひょっとするとどなたかコレクターさんが亡くなった後、遺族の方がまとめて放出されたのかな…という感じでして。 写真にあるように、メモもとても丁寧に書いてあり、、、きっと前オーナーさんはビール貨車コレクターなのではないかと何だか切ない気持ちになりますが、、、大丈夫です。今後は私が引き受けます!
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Markgrafen-bräu ( Märklin / HO )
Markgrafen-bräu(マルクグラフェン醸造所)、これもなかなか調べにくいブランドでした。 現在は大手クルムバッハ醸造所で作られるブランドの一つで、同社グループ会社の食品会社、マルクグラフェン社(Kulmbacher Reichel bräu社とLehnig Heimdienst社が1974年に合併して設立)が扱うビール・ブランドのようです。 もともと独立した醸造所でしたが、1930年にクルムバッハ・ライヘルブロイに引き継がれ「クルムバッハー・マルクグラフェン醸造所」となり、その後に大手クルムバッハに飲み込まれ、醸造施設は無くなりましたが、名前だけがビールのブランド名として残っているのです。 このビール貨車模型は、20世紀初頭のバイエルン公国鉄道時代の木造貨車、まだマルクグラフェン醸造所として独立して経営していた時代を再現しています。 クルムバッハ、ドイツ南部のバイエルン州北部、オーバーフランケン地方でビール作りと粗挽きソーセージの産地として知られている町です。 人口一人当たりのビール醸造量は世界一だそうで。行ってみたいですね。 さて模型はというと、東西統一前の西独メルクリン社製のHOビール貨車4両セットで、前オーナーさんが丁寧なメモをつけてくださっています。 実はこれらを手に入れたとき、ものすごい量の出物が同じ業者さんからヤフオクに出たんですが…、ひょっとするとどなたかコレクターさんが亡くなった後、遺族の方がまとめて放出されたのかな…という感じでして。(そのため、大変お安く手に入れることができました) 写真にあるように、メモもとても丁寧に書いてあり、、、きっと前オーナーさんはビール貨車コレクターなのではないかと何だか切ない気持ちになりますが、今後は我が家でしっかり保護しますから大丈夫です。 https://www.markgrafen.com/
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