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セイコーマチック ウィークデーター 26石 ゴールドキャップケース Seikomatic Weekdater 6206-8970
26石。防水ケース前面:GC、裏蓋:SS。AD文字盤:6206-8970T AD。 ケースNo.は6218ー8971となっており、セイコーマチックウィークデーター35石のゴールドキャップケースである。 入手した当初は35石のケースに26石の機械/文字盤を組み込んだ所謂「ガッチャマン」と思っていたが、セイコーウォッチカタログ(1966年版)にも掲載されていたため「ガッチャマン」ではないことが判明した。 本来の35石ゴールドキャップケース6218-8971は、1965年10月頃から製造されており、価格を抑えるため26石の機械/文字盤の組み合わせで発売されたものと推測。 35石ウィークデーターは1965年9月頃から並行して金メッキ(SGP)ケースの製品も発売されており、製品の選択肢が増えている。 整理すると 26石 GC 防水側 19,000円 35石 SGP 防水側 (革バンド) 20,000円 35石 SGP 防水側 (金属ブレス) 21,000円 35石 GC 防水側 26,000円 1966年当時の価格: 26石 SS 防水側 12,500円、SGP/SS 防水側 14,500円 26石 SS 防水側 (Fタイプ) 13,500円、SGP/SS 防水側(Fタイプ) 15,500円 26石 GC 防水側 19,000円 #seiko #seikomatic #セイコーマチック #機械式腕時計 #自動巻腕時計
6206B 自動巻カレンダー付き腕時計 SEIKO:諏訪精工舎セイコーマチックコレクター Mr.K
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セイコーマチック クロノメーター ウィークデーター 39石 ステンレスケース 6246-9000
セイコーマチックウィークデーター39石(6216A)をベースに一部専用パーツを使用し、クロノメーター優秀級相当の調整/検査を実施し、セイコーマチックの 、いや、セイコー自動巻腕時計の最上位機種に位置付けた製品。 当ミュージアム・オーナーの一番好きな機種である。 1960年5月に発売された日付なし非防水モデルから始まり、1961年:防水モデル、1962年:日付付きセルフデーター、1963年:日付/曜日付きウィークデーターと進化を遂げて行ったセイコーマチック。 その最終進化型、究極の最高級自動巻腕時計として、精度をメーカーが保証する「クロノメーター検定テスト合格証」を添付し1966年3月に発売された。 裏蓋中央にはクロノメーターの象徴である獅子の紋章(メダリオン)が誇らしげに鎮座し、文字盤、製品タグ、箱に至るまで「Chronometer」の表記がされている。 が、しかし.....この「Chronometer」表記が、スイス、フランス、ドイツによって組織された「国際クロノメーター管理委員会(CICC)」から注意を受けてしまう。 .....”自社検定した製品に「Chronometer」表記を行ってはならない。” (1968年に日本クロノメーター検定協会が発足するまで、日本国内に時計歩度公認検定局は存在しなかった。) そこで、セイコーは当時の最高級腕時計クロノメーター製品群をグランドセイコーブランドの確立として新たに「グランドセイコー検定基準」を設け、方針転換を図る。 ・グランドセイコークロノメーター → GRAND SEIKO GS ・44キングセイコークロノメーター → 44グランドセイコー ・セイコーマチッククロノメーター → 62グランドセイコー ・ライナークロノメーター → 廃番 セイコーマチッククロノメーターは1966年末頃、62グランドセイコーとして想定外の進化を遂げることとなり、発売から1年にも満たない「美人薄命」の末路を迎える。 セイコー社資料:1966年版セイコーウォッチカタログNo2(1966年12月)では、製品名の表記は「グランドセイコー」、写真の文字板表記は「マチッククロノメーター」。1967年版セイコーウォッチカタログNo1では製品名、文字板表記共に「グランドセイコー」となっている。 62GSへの進化の過程で文字盤はCHRONOMETERからGSへ、裏蓋は獅子の紋章からGSメダリオンへ変更されたが、既にクロノメーター6245-9000、6246-9000として製造されていた獅子メダリオンケース外装部品は62グランドセイコーへの移行段階で使用されたため、62GS初期製品は裏蓋が獅子の紋章である。 (裏蓋獅子→GS移行過渡期の混在は、グランドセイコセルフデーター、44グランドセイコーゴールドキャップ側でも同様に見られる) 当ミュージアム・オーナーがこのセイコーマチッククロノメーター6246-9000を一番好きな機種である理由は、自動巻グランドセイコーの登場は時代の趨勢ではあったが、外圧により登場した62グランドセイコーではない当時のセイコーが目指した究極の最高級自動巻の正常進化型CHRONOMETER機であるところ。 もちろん、この6246-9000の完成された文字盤/ケースの外装デザイン、搭載キャリバー6246Aの外見的な魅力は言うまでもないが、上記のレガシー的位置付けによるものが大きい。 1966年当時の価格:6246(ウィークデーター付)39石 SS 防水側 革バンド付 38,000円 #seiko #seikomatic #セイコーマチック #機械式腕時計 #自動巻腕時計
6246A 自動巻腕時計 SEIKO:諏訪精工舎セイコーマチックコレクター Mr.K