本：思索ナンセンス選集８「タイガー立石のデジタル世界」

著者　：タイガー立石

出版社：思索社

発行日：一九八五年九月二十八日

大きさ：縦２２．６ｃｍ　横１８．０ｃｍ

ビデオゲームで思い出したのが、タイガー立石先生の「デジタルコミック」。

ページの中で、デジタル人物や動物が、雑音混じりのゲーム音を鳴らしながら大活躍します。

縦と横の線だけで描かれた“もの”が変化していく様子が楽しい。

ビデオゲームでの映像が映画のようになっている現在、この作品の表現は一部の人にしかわからなくなっているかもしれないですね。

「スペースインベーダー」や「パックマン」の登場に驚き夢中になったことがなく、生まれたときにはプレイステーションやサターンがあって遊んできた方は、この漫画をどう読むだろう。

まず、なんのこっちゃかもしれませんが、面白いという人もいると思っています。

#タイガー立石　#思索社