CD:ジェーン「イッツ・ア・ファイン・デイ」
初版 2022/01/23 17:44
発売 :トイズファクトリーレコード
販売 :株式会社バップ
発売日:不明 おそらく1993年頃
1980年代の中頃だったか、ティッシュペーパーのテレビコマーシャルで、気になるものがあったんです。
曖昧にしか憶えていないのですが、画面全体がほんのちょっと曇ってる中、薄暗くて何もないこの世なのかと思う場所で、床に座った女性と、そばに幼い天使がいる。その二人だけに明るい光があたっている。
言葉が交わされることもなく、天使が次々とティッシュペーパーを放り投げ、ゆっくり漂うさまが映る。
いま思えば、“白”“柔らかさ”“優しさ”といった、ティッシュペーパーというものから作り上げた景色だったのだろうと思います。
それに使われていた曲が、このアルバムの「It's a Fine Day」です。
当時、聞いていたラジオでたまたま曲がかかり、「ジェーン」という人が歌っていると知って、CD屋に入るたびに「J」の売り場に行っていました。
その日もいつものように、あるわけがないと思いながら探していたら、あった。
みつけた! と興奮するでもなく、あるのか、と思いました。
歌詞を和訳してみました。正確なのかといわれると自信はありません。
[SONGLYRICS:JANE & BARTON - IT'S A FINE DAY LYRICS]http://www.songlyrics.com/jane-barton/it-s-a-fine-day-lyrics/
気持ちのいい朝
みんなが窓を開け
家を離れる
少しの間
草地を歩くために
そして草に目を向け
空に目を向ける
今夜は素敵な夜に
明日は素敵な日になるでしょう
ここに座ると
どうしてこの草地に来るようになったのか思い出す
すぐには来れなかったわね
雨だったり、約束があったり、なにかしらで
気持ちのいい朝
みんなが窓を開け
家を離れる
少しの間
草地を歩くために
そして草に目を向け
空に目を向ける
今夜は素敵な夜に
明日は素敵な日になるでしょう
サラダを持って
はっきりとはわからない内容ですが、歌声も含めてこちら側の想像をたくましくさせるところがある。
場所や時代とはあまり関係がない、この方個人の断片的なスケッチを目にしているようだ、と思ううえで、なにか、こころがそこにはないまま毎日を過ごしている人の、視線と思いを想像します。
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