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SINGLES GOING STEADY/キングジョー
2007年リリース。ガレージ・パンクファンのバイブル「SOFT, HELL!」シリーズでの氏の功績は計り知れないものがある。文筆、イラスト、DJ、自身のバンドMAGUNITUDE3など…色んな顔・経歴を持つ怪人キングジョー氏の初画集。
7インチのスリーブをキャンバスにするという魔法的アイデア。音を聴かずとも見てるだけでもワクワクするこの遊び心は実用的な『生活の知恵』だった!?巻末の対談でヤスケンさん(安田謙一 a.k.a. ロック漫筆家)が『映画の看板描き』と例えたのには思わず膝でドリブル。
全ページ最高だけど特に好きな2枚とはじまりの1枚を。
その昔フィールグッドの映画を観てジョーさんとヤスケンさんのトークを聴くという最ッ高なイベントが神戸であったんすけど、その時にサインを頂きました。レコ袋下げてたら「どんなの買ったんですか?」なんて聞いて下さって、イラストのレコードのレーベルを持ってたヘッドコーツで描いてくれはりました。めちゃめちゃいい人。とにかく10代の頃からジョー氏には色んな影響を受けました。
ガレージパンク的なものに収まらないフットコロの深さは、その選盤やアートワークからもビンビンに伝わってきます。それは今のジョーさんのDJを聴いてもらえば一発で分かる。
近々、2冊目の画集が出るそうです。そちらはなんとフライヤー集。てことは歴史が刻まれとるって事です。泣いちゃうかも。