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蒸気機関模型@昭和初期の器械カタログ
昭和初期の小学校用物理化学教材カタログに載っている、蒸気機関の金属製模型の図。 左側が「蒸氣タービン模型」で、足踏み空気ポンプで回すことができた。右側は「蒸氣機關模型」で、たしか手前のひきだしに炭を入れて実際に動かせる仕組みだったと思う(壊れてはいたが、現物を見たことがある)。
島津理化學器械目録第三〇〇號 昭和11年(1936年) 昭和11年(1936年) 銅版刷り図版研レトロ図版博物館
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熱学模型@昭和初期の器械カタログ
昭和初期の小学校用物理化学教材カタログに載っている、熱の吸収や輻射に関する実験装置、そして蒸気動力の模型の図。 上段左から「熱の吸収輻射實驗器」つまりガラス管の覆いの色によって熱の出入りに差がつくことを見せる装置、「ラヂオメーター」つまりいわゆる「ラジオメーター効果」を示すためのクルックス羽根車装置、「水蒸氣の壓力を示す器」つまりアルコールランプで加熱するとピストン運が起きるのを見せる装置、汽笛とウォーターゲージを備えた「蒸氣機關模型」、下段左が「蒸氣機關裁斷模型」つまり蒸気機関の中身を見せる木製模型、下段右が「蒸氣機關説明器」でこちらは金属製、実際にどのように動く仕組みなのかを見せることができる模型。
島津理化學器械目録第三〇〇號 昭和11年(1936年) 昭和11年(1936年) 銅版刷り図版研レトロ図版博物館
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プロペラ模型@昭和初期の器械カタログ
昭和初期の小学校用物理化学教材カタログに載っている、プロペラ動力の仕組みを説明するための模型。 材質は書かれていないが、おそらく木と金属によるものだったと思われる。今でもおもちゃとして十分イケそうなかわいらしさ。
島津理化學器械目録第三〇〇號 昭和11年(1936年) 昭和11年(1936年) 銅版刷り図版研レトロ図版博物館
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動力導伝機構模型@昭和初期の器械カタログ
昭和初期の小学校用物理化学教材カタログに載っている、動力を伝える機構の説明用に造られた金属製模型の図。 左側のふたつは「圓錐形齒輪」「齒輪」つまり組歯車模型、右上は「ベルト ギアリング」つまり巻掛伝動装置模型、右下は「廻旋起重機模型」つまり旋回式クレーン模型。
島津理化學器械目録第三〇〇號 昭和11年(1936年) 昭和11年(1936年) 銅版刷り図版研レトロ図版博物館