Conularia trentonensis
コヌラリアは化石愛好家にはよく知られている。
復元図をみると、ピラミッドを長く引き延ばしたような、断面菱形の長錘形で、それが逆さまになって海底に突っ立っていたらしい。
その様子はルゴササンゴに似ているが、サンゴが群体なのに対し、コヌラリアは単体らしい。
イメージ的にいえば、巻いていない巻貝みたいなものだろうか。
そういうものが、尖ったほうを下にして突っ立っていたというのは、やはり異様な光景だろう。
本種は小さいので見た目のおもしろさはそれなりだが、ルーペで覗くと、窓がびっしりと連なった超高層建築のようで、なかなか見ごたえがある。
全長:20mm
Neuville Fm.
UORD
Quebec City, Quebec, Canada
ktr