Archimedes sp.
その特徴的な名前と形によってすぐに見分けがつくので、化石愛好家からは親しまれている。
コケムシとはいうものの、このような形で海底に突っ立っていて、おまけに節のひとつひとつに花冠のようなレース状の群体をもっていたというから、あまりコケという感じはしない。
むしろある種のサンゴに近いように思う。
サンゴは花虫(かちゅう)とも呼ばれる。
コケムシは蘚虫(せんちゅう)。
片や花、片やコケで、美観にだいぶ差があるようだが、化石になってしまえばその差はかなり縮まる。
本体の長さ:40mm
Bangor Limestone Fm.
MISS
Franklin, AL, USA
ktr