3月 -旅立つ君へ
初版 2023/03/21 12:13
改訂 2023/03/21 12:14
「レディバード -Lady Bird」
3月、旅立ちの季節。
進学などで親元を離れる人も多いこの季節に選んだのはこの作品です。
田舎の厳しく閉鎖的なカトリック系高校から、
大都会ニューヨークへの大学進学を夢見る主人公クリスティンは
親に反発して自分のことを「レディバード」と名乗り、本名は決して使おうとしません。
そんな多感な彼女の高校生最後の 1 年を描いた映画です。
10代の女の子が変化のない小さな町で感じる
進路や友人関係、恋愛、親との関わりなど、
誰もが痛々しいほど共感できる作品になっています。
親なんかは子供に厳しく言うし、子供も小言を言いますが、
それは嫌いというわけではなく、愛情があるからです。
この映画を観終わった後はなぜか涙し、親に電話していました…。
…というのは余談でして、この映画の感じ方は人それぞれです!
彼女の1年を通じ自信の青春時代を思い出してみてはいかがでしょうか?