ソリッドモデル製作あれやこれや その1

初版 2023/05/10 21:25

改訂 2023/05/10 22:24

ソリッドモデルの製作方法は大昔に航空ファンの古本や誠文堂新光社からでていた本で憶えましたが、現在は手元にありません。大枠では材木を削り、一部金属や塩ビ板などを利用しながらコツコツと製作していくだけですが、大きなハードルだったのは木工作です。木工、木彫の心得と大工道具の使い方を覚えることが先立っていたわけだ。

これはケヤキでスプーンの製作の途中ですが、このような幅の広い叩きのみで大まかな形はほとんど出しています。ノミのブレードをそのままもって刃を手前に向けて力をいれるなど、彫刻刀的でかなりおすすめ出来ない使い方をしますが、安全のため手袋をしましょう。手がキズだらけになります。

これはまるすくい刀という木彫用の彫刻刀ですが、もちろんソリッドモデル製作では結構重宝します。あとは小さめの鉋も木取りの段階ではよく使います。 P-61の製作では、カウルの内側のくり抜き、機首への鉛のおもり用のスペース、コクピット内部のくり抜きにかなり使いました。

これは南京鉋といい(国秀製)内側にアールのついた曲線を削るのに使います。ソリッドモデルの方ではほとんど使っていません単に趣味ですね。

図面から木取りしたものを両面テープで組み立ててみます。プロペラは銅板を8枚同じ形に整形してスピナーにはめ、モデリングペーストを盛り上げ整形してあります。

これがP-61の製作過程ですが、ほとんど最初から一体成型です。これは表面にラッカーにタミヤのパテを少し混ぜて下地塗装をしたものです。下に写っているアート ナイフ プロのメスタイプのものはディティールの彫り込みには多用しますが、なぜか「私失敗しないので」と独り言をつぶやいています。

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