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1976 Gibson Les Paul Custom
1992年のゴールデンウィーク。 San Francisco在住の友達のところに一週間遊びに行ったことがありました。 その頃から「Tokai LSのサブギター」を考えていたのと、 「Gibsonのギターを持ってみたい」「アメリカでギター買ってみたい」 という思いが重なっていたので、現地では毎日のようにギターセンターに通ってしまいました。 (そのうち、店員からは「Oh, hallo, Les Paul Man,」と声をかけられる呆れられっぷりでしたとさ) 悩みに悩んで買った一本です。 購入時、リアPUのトーンノブが無かったことも躊躇した一因だったのですが、店員に 「ノブ無いしなぁ。。。」なんて言ったら 「じゃぁ、こうすれば良いよ!」 と、隣にぶら下がっていたLes Paulからひょいとノブを外して、 「No Problem!」 って。。。おおらかな時代でした。。。。 (と言うわけで、ここのノブだけ違う色になっています) 購入して一年は現地の友達に貸しておいて、友達の帰国後に改めてご対面。 PU、ペグ、Vol. / Toneノブがオリジナルではなかったこともあって、色々手を入れてあります。 ペグはガタが結構来ていたので、GOTOH製のGROVER Typeに変更 PUは、裏面に基盤配線っぽいものが配置されている「Gibson Original」が入っていたのですが、 これをたまたま東京の某黒い楽器店さんで、ナンバードPAF(T Bucker)を新品で購入、現在はそれが載っています。 配線/ワイヤリングもなんだか色々複雑なものになっていたのを、通常のワイヤリングに戻してもらいました。 ネックはこの時期らしい薄めのネックなので最初は慣れませんでしたね(苦笑)。 音の方は、重量もあって(4.7kg)ネックも硬いのでカリッと締まった感じで、R&Rな感じがします。 改めて考えてみると、Customの方が音の感じはHard & Heavyな音楽には合っているのかもですね。 Standardはもう少し柔らかく、甘い感じがするのでBluesなんかにも似合うのだと感じます。 この子は最初から現地の友達の手元にあったり、帰国してからも友人のプロギタリストに貸し出してたり、自分のバンドのギタリストのところでお仕事してたりと、出張の多い子でしたが、これからは僕の手元でゆっくり使って行ってやりたいなぁ、と思っています。 先日頑張って拭き掃除して磨き上げたら、ツヤツヤの美人さんになってくれてます。黒いギターって、汚れが目立つんですね。 ちゃんと磨いてやろうっと。 S/N 00127476
エレキギター Gibson Guitar Center San FranciscoKei Maeda
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1959 Gibson Les Paul Jr.
仕事で近畿圏内あちこちを回っていた時代、大阪南部の某お店に行く機会を得ました。 そこでこの個体を発見。 確か2000年ごろの訪問で、お店も出来たばかりだった記憶があります(違ったかなぁ。。。) 「うわ、マジもの!?すげー。。。そういや、あの人がこれ、好きだったよなぁ。。。」 なんて思って、当時仲間を誘って「大阪楽器店ツアー(笑)」なるものを開催/決行。 僕はてっきりその友人がこれを買うと思っていたのですが。。。 「。。。これ、良いよ!君、買わない??!!」 。。。って、あれ? いつの間にか、これを手にして車に積んでいる自分がいましたとさ(苦笑)。 意外と重いんです、この子。 比較用に借りているEDWARDSのLpJrはシングルカッタウェイなのですが、それよりも重い。 目が詰まった良材である証明かなぁ、とも思います。 もちろん普通のLes Paulと比べたらメチャ軽なんですけど。 音はもうそのまんまのVintage Tone、なんだと思います。 沢山持ってないのでそもそもVintage Toneという概念は身についてないのですが、アンプが良くなればなるほど、「あぁ、エエ音やなぁ。。。。」って思います。この子の声を正確に捉えるには、良いアンプが欠かせない感じです。 ネックの感じは丸みを帯びた、本物の'59ネック。ボディは弾き込まれていて傷だらけ。それもまたVintageの雰囲気バリバリです。 購入した時点ではブリッヂがバダスに変更されていたので、日本製の古いバーブリッヂに換装してあります。本物はめちゃくちゃ高いので。。。 S/N 933946
エレキギター Gibson 秘密Kei Maeda
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2001 Gibson Historic Collection 1958 Authentic
初めて新品で買ったGibson Guitarがこれ。 2001年年末に、知り合いの楽器店員さんから連絡。 「絶対気にいるの、見つけた!」と。 見に行ったらこの'58がありました。Histric Collection 1958 Authentic、というモデルです。 ペグは工場出荷状態でGROVERに。PUはF / R がBurstbucker type 2 / 3の組み合わせ。 Topは縦の木目がはっきりと出た、若干のフリッチマッチではないかと思われます。 (6弦側の節をノ1弦側、ノブでうまく隠している感じかなぁ、と) 僕はネックが「ぶっとい」のが好きで(ここだけJimmy Pageと異なります)、この個体は'58の中でも特に太いのではないかと思えます。 音的には(これはGibson Les PaulをTokai製と比べるといつも思うことなんですが) 「あぁ、Les Paulって、本来はJazz Guitarなんだなぁ」って感じます。 Rockをやるために手に入れたのでRockなイメージしか当初は持ってなかったのですが、 年齢を重ねて来た現在、このギターの本質に気付かされる毎日です。 転売目的などないのでガンガン使ってて、傷もいっぱい、トラブルも経験していますが、欠かせない相棒になっています。 落ち着いたら各部の写真などもUpしていきたいです。 S/N 811000
エレキギター Gibson 定価Kei Maeda