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Silk Degrees / Boz Scaggs
正直に言うと20代前半にAORのマスターピースというキャッチにひかれてCDで購入たのですが、いまいち好きになれなかったアルバムです。何となくBozのvocalが当時は合わなかったんでしょうね、きっと。そしてついにはCDを売りに出してしまう始末。。。 ところが年月を経て再び聴く機会がある度に(主にドライブ中のFMですね)どんどん好きになってしまいました。やっぱりこれはLPで聴くか!と思いA面がスタートして「What can I say〜♪」と始まって驚きました。何と記憶の中ではLowdownがA面1曲目と勘違いしていたんですね。 とにかくLowdownの心地よさ。ずっと続いていて欲しいグルーヴの名曲ですね。もちろんJeff Porcaroのドラミングの素晴らしさなんでしょうけど。
AOR コロムビアレコード 500円Furuetti
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Abandoned Luncheonette / Daryl Hall & John Oates
When the morning comesのイントロで全てOKしたくなる素敵なアルバムです。ちょっと言葉が古いですが(笑)フリーソウルテイストがたっぷりの滋味溢れるサウンドが心地よいです。私的トップ3ヴォーカリストのひとりがダリルホールなのですが、彼の歌は本当に良いです。 名曲She's Goneのイントロだけ聴くとまるで「え、Stuff?」と、伝説のFusion bandを彷彿とさせます。でもクレジットを見ると納得、Richard TeeやGordon EdwardsといったStuffのメンバーをはじめ手練のスタジオミュージシャンがバックを固めています。 でも80年代のホール&オーツも大好きです。
Rock アトランティックレコード 500円Furuetti
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An Innocent Man / Billy Joel
当時、最もMTVで観たアルバムですね。何だかシングルヒット曲の集合体みたいになってしまって過去の作品よりも評価が低かったりしますが、それこそビリーはイノセントで(笑)ギルティはレコード会社の方だと思っています。 レコードで聴くとThis NightやLeave a tender moment aloneの雰囲気が抜群です。もちろん同級生とモノマネして歌ったThe Longest TimeやUptown Girlのノリも最高で、やっぱり曲がいいんだなと再認識します。おっと、Tell Her About It(あの娘にアタック)も忘れちゃいけません。当時の中学生には恋愛の応援歌でしたからね。
Rock CBS SONY 不明 (中古購入)Furuetti
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It's too late to stop now / Van Morrison
本人の飛行機嫌いからか、まだ1度も来日公演のない彼を観るためには、海外公演に行くか、ライブアルバムを聴くしかなさそうです。オーヴァーダビングいっさい無しの入魂の1作は歌もバンドも素晴らしい傑作ですが、やっぱり生で観たいですね。ところで、このLP、volumeを上げれば上げる程、ライヴ会場の雰囲気が伝わってきます。盤質が悪くてノイズが多いのが残念ですが、そんなこと忘れるくらい素晴らしい歌と演奏です。Reissue盤を買って比較してみようとオンラインショップを検索中です。 2021.11.13 - ドライブ中にFMでこのアルバムからCARAVANがオンエアーされました。今まで何を聴いていたんだと思うくらい、心に入ってきました。緩急が効いて、バンドと一体となり、オーディエンスが応え、ストリングスが入ってきてメンバーが紹介されます。そして曲のエンディングにゆっくりと向かうほんの少しの時間、言葉にできない感動に包まれます。 Van Morrison – vocal Nathan Rubin – first violin Tom Halpin or Tim Kovatch – violin Nancy Ellis – viola Teresa Adams – cello Bill Atwood – trumpet, backing vocals Jack Schroer – alto, tenor and baritone saxophones, tambourine, backing vocals Jef Labes – piano, organ John Platania – guitar, backing vocals David Hayes – bass guitar, backing vocals Dahaud Shaar (David Shaw) – drums, backing vocals #vanmorrison
Rock Warner Bros. USAFuruetti
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The Stranger / Billy Joel
仮面とボクシンググローブが印象的なモノクロのアルバムジャケットに惹かれます。全曲通して聴きたい名盤ですが、中でもRichard Teeの唯一無二のフェンダーローズが心地よいJust the way you areは大好きです。洋楽の邦題は奇想天外なものも多いですけど、この邦題「素顔のままで」は名訳でしょ!
Rock CBS SONY 300円Furuetti
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Dire Straits / Dire Straits
派手さのカケラもないですね(笑)だから何回聴いても飽きないアルバムです。クレジットを見ると4人しか書かれていないので、完全にバンドサウンドなのですね。それにしてもブギブギ(僕にはそう聞こえる)鳴るギターも、スライドのプレイも渋くて上手くてギター少年少女じゃなくても心奪われます。 今だにCDで購入していないのでヘッドフォンや車では聴けませんが、まあそれも良しとしたい作品です。
Rock VERTIGO 500円Furuetti
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Coast to Coast: Overture and Beginners / Rod Stewart & Faces
邦題「ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ」 えらい原題とかけ離れていますが、coast to coastって訳しにくかったのかな。ニシエヒガシエって感じでしょうかね。1曲目からバンドサウンド全開、ロッドの歌もイカしてます。このアルバムが好きな理由の一つにカバー曲の多さがあります。オリジナルアルバムも良いけど、こんなにカッコよくカバーされていると、まるでオリジナル曲に聴こえたりするから不思議です。これ、LPの方が熱量やガッツを感じられて良いですよ。 1) It's All Over Now (Bobby and Shirley Womack) 2) Cut Across Shorty (Walker/Wilken) 3) Too Bad/Every Picture Tells a Story (Stewart, Wood) 4) Angel (Jimi Hendrix) 5) Stay With Me (Wood, Stewart) 6) I Wish It Would Rain (Whitfield, Strong, Penzabene) 7) I'd Rather Go Blind (Foster, Jordan) 8) Borstal Boys/Amazing Grace (McLagan, Wood, Stewart)(Trad., Arr. D. Throat) 9) Jealous Guy (John Lennon)
Rock ワーナー・パイオニア 300円Furuetti
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Welcome to the Real World / Mr. Mister
80's洋楽のマストアイテムのひとつですね。でも当時は錚々たるメンバーのスーパーバンドとは知らずに聴いていました。(まだミュージシャンのクレジットを見ることは無かったのです) ところで、このアルバムを再訪したくなった理由は、浅倉卓弥さん作「四日間の奇蹟」という恋愛小説です。ミステリー小説の大賞受賞作として有名ですが、僕は100%純愛小説だと思っています(笑)ちなみに何度も何度も泣いてしまうので電車の中では読まない方が良いです。さておき、ストーリーの中でベートーベンのピアノソナタ月光と合わせて、この全米ナンバーワンヒットとなったKyrieが出てきて、ビックリしてLPを買いに行ったという顛末です。 そんなことを知ってからまた聴くと、また違った聴こえ方をするから、音楽って不思議なものです。
Rock RCA 300円Furuetti
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Colour by Numbers / Culture Club
リアルタイムで観た当時はイロモノ的なプロモーションが強過ぎて特別な感想は無かったのですが、それから30年以上経ってFM YokohamaのTravelin' LightのHit's Boxコーナーで流れてきた"Church of the poison mind"のグルーブにぐぐぐいっと引き寄せられたんですね。モータウン的な作りのリズムをまとったこの曲が、カルチャークラブ再訪のきっかけとなりました。 ちなみに写真家のハービー山口さんはロンドン在住時代にボーイジョージとアパート同室だったことで有名です。ハービーさんの撮った今のボーイジョージ(現役!)の写真がなかなかグッときます。
Rock Virgin Records 300円Furuetti
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Country Life / ROXY MUSIC
なぜか妖艶なジャケットが多いROXY MUSICの中でも決定的なのがこれですね。レジの店員さんの視線は気にせず堂々と買いましょう(笑) この頃のサウンドは、バンド末期のお洒落さは感じられず、ハードに攻めてきます。ブライアンフェリーの歌よりも演奏に耳が持っていかれますね。中でも「おっ!」と思うのはA面ラストの"If it takes all night"とB面ラストの"Prairie Rose"です。特にPrairie Roseはスライドギターの音色と相まってUKロックながらアメリカも感じるいい曲です。
Rock POLYDOR 1900円Furuetti
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Alpha / ASIA
商業ロックなのかも知れないけど、Don't Cryは名曲です。近所迷惑なくらいボリューム上げて、スケール感たっぷりのイントロを流すと嫌なこと全て忘れさせてくれますよ! それにしても、記憶の中で鳴っていたDon't Cryのピッチはもっと遅かったので、久しぶりにレコードで聴いた時のピッチの速さにビックリ!「早回しか!?」とレコードプレーヤー見ても、そもそもピッチコントロールが付いていないので(笑)なるほど、歳をとるとはこういうことなのかもな、と妙に納得してしまいましたね。
Rock GEFFEN 300円Furuetti
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Avalon / ROXY MUSIC
Bryan Ferryの甘ったるい(ごめん)ヴォーカルが受け付けない人にはオススメできませんが、サウンド志向で聴きたい人には中々魅力的なアルバムです。80年代前半だからドラムもシンセティックで打ち込み系かと思いきや、ちゃんと人間の演奏で、心地よいのです。ボリュームを絞って聴くと何ともつまらないアルバムが、ちょっと大きめの音で鳴らすと俄然サウンドが生き生きとしてくるのが楽しいし、エフェクトの広がりも気持ち良いですよ。
Rock Warner Bros. 500円Furuetti
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Nightwalker / Gino Vannelli
名盤Brother to Brotherの続編とも感じるサウンドプロダクションで、彼とVannelli兄弟の魅力がたっぷりのアルバムです。前作もそうですがドラムの音がカッコ良いですね。もちろんギターも、ですが低音をしっかりと出せるシステムで鳴らしてあげたいです。
Rock Arista 300円Furuetti
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Windows and Walls / Dan Fogelberg
もっと多くの人に聴かれてもいいんじゃないかと思うSSWです。高校生の時のアルバムですが、とにかくThe language of loveのギターリフがカッコよくて何度も聴きました。誠実で大人のロックです。1979年作のPHOENIXは全編まるで映画を見ているような傑作アルバムでオススメです。
Rock Epic/Sony 500円 ディスクユニオンFuruetti
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Middle Man / Boz Scaggs
バッキング豪華ですね。JoJoのJeff Porcaroを聴いているだけでも満足です(笑) 時に甘く、時にソウルフルに歌うBozのvocalが好きです。 Boz Scaggs – lead vocals, guitar (1-8) Ray Parker Jr. – guitar (1-8), bass guitar (6) Steve Lukather – lead guitars (1, 3, 5-8), additional guitars (2), guitar solo (2, 7, 8), all guitars (9) Carlos Santana – guitar solo (4) David Foster – synthesizers (1, 3, 5, 7-9), acoustic piano (1-5, 7), string arrangements (1, 3, 4, 5, 8), electric piano (3, 4, 8), synthesizer programming Don Grolnick – electric piano (2), acoustic piano (8) David Paich – additional synthesizer (3), organ (6), synthesizers (6) James Newton Howard – clavinet (6) Larry Fast – synthesizer programming Michael Boddicker – synthesizer programming Steve Porcaro – synthesizer programming John Pierce – bass guitar (1) David Hungate – bass guitar (2-5, 7-9) Jeff Porcaro – drums (1, 3-5, 7, 9) Rick Marotta – drums (2, 8) Joe Vitale – drums (6) Lenny Castro – percussion Adrian Tapia – saxophone solo (1) Marty Paich – string arrangements (4) Charlotte Crossley – backing vocals (1) David Lasley – backing vocals (1, 6) Sharon Redd – backing vocals (1) Paulette Brown – backing vocals (2, 3, 5, 8, 9) Venetta Fields – backing vocals (2, 3, 5, 8, 9) Bill Thedford – backing vocals (2, 3, 8) Julia Tillman Waters – backing vocals (5, 9) Oren Waters – backing vocals (5, 9) Bill Champlin – backing vocals (6) Chuck "Fingers" Irwin – backing vocals (6) Rosemary Butler – backing vocals (7, 8)
Rock CBS SONY ディスクユニオンFuruetti