モーレツ!!太陽の塔突撃ツアー(死闘編)
初版 2024/10/01 18:24
改訂 2024/10/02 21:14
(太陽の塔突撃レポートについては
解説編を参照されたし。)
先に断っておくが、本日記は
太陽の塔突撃ツアーとは名ばかりの
タイトル詐欺的自分語りである。
…
時を遡り
突撃ツアー当日朝。
手足に切り傷を負うという
ちょっと嫌な夢を見た。
夢から醒めてホッとはしたが、
間もなく恐るべき事態に気づく。
切れていたのは手足ではなく
スマホの充電であった。
-AM6:00 充電0%-
コレはマズイ。非常にマズイ。
なんで昨日の夜
動画見ながら寝落ちしたんや。
何が困るって、
道とか乗り換えに困る以前に
チケットがスマホのQRコードだから
そもそも太陽の塔に
入れない可能性すらある。
とにかく寝ぼけまなこで急速充電。
流石に満タンは厳しいが、
続きはサンダーバードで
たっぷり充電すればいい。
-AM8:00 充電40%-
とにかく家を出るまでに
40%ほど充電出来た。
さて、サンダーバードに乗って
続きの充電を、
と思ったまでは良かった。
その時になって知ったのだが
なんとサンダーバードには
ごく一部の車両・席を除いて
そもそもコンセントがない。
これはやばい。ほんとにやばい。
調子に乗って写真撮ってると
中に入ることが出来たとて
生命の樹の前で
生命尽きるかも分からない。
…だからみんな
モバイルバッテリー持ってるのか。
とにかく今は非常事態。
暇潰しのスマホなんて以ての外。
念の為持ってきた
スレイヤーズの2巻で
移動時間の退屈を凌ぐ。
(…何気にかなり面白かった。)
-AM11:00 充電30%-
とりあえず入館して写真撮れる
程度の充電は維持できた。
一通り回って
気になる展示は大体撮れたので
とりあえず、安心&満足。
-PM1:30 充電25%-
かなり写真を撮ってもなお
ある程度余力はキープ出来た。
万博記念公園を後にする私。
これで旅の目的の
半分は達成することが出来た。
残り半分の目的とは。
そう、浪速のあたりには
なかなか面白い模型屋があるのだ。
-PM2:00 充電15%-
手早く昼食を済ませた。
電池残量もわずかとなったが
あとは最悪地図さえ動けば
なんてことは無い。
他に寄り道せずに
すっと行ってすっと帰ろう。
と、
この時点では思っていたのだが。
辿り着いたその扉は開かなかった。
浪速の模型屋は休業日であった。
-PM3:00 充電7%-
私は水道橋目指して突っ走った。
いわゆるプランBというやつだ。
充電がほぼ尽きた状態で
知らない街を歩き回るのが
愚行であるのは承知の上。
だが、
それなりに高い金を払って
大阪まで来た以上
何かしらは手にして帰りたい。
ギリギリの電池残量で
水道橋のオタロードまでの道と
帰りの特急の時間を調べる。
特急自体は問題ではないが、
厄介なのがその先だ。
都会と違って
田舎の赤字ローカル電車は
2時間に1本しか来ないので
それも加味して遊ぶ時間を
取らねばならない。
でないと日帰りでは済まなくなる。
(余談だがこの路線、
2024年にもなって
未だにICカードが使えない。)
時間と充電と欲望との闘い。
嗚呼、まさに死闘。
-PM5:30 充電2%-
死闘の末、
私は目当てであった模型を手に
大阪駅のホームで
サンダーバードを待っていた。
(ちなみに死闘の戦果はコチラ。)
色々あったものの、
なんとか当日中に帰れる便に
乗車することができた。
もちろん朝の反省を活かして
コンセント付きの指定席を
血眼で探してキープし
充電問題も無事解決。
あぁ、ヒヤヒヤした。
自らの詰めの甘さが
モロに影響した旅だった。
…以上が今回の旅における
死闘の記録である。
とりあえず今回の教訓として、
旅に出る前夜にスマホは見るなと
心から忠告しておく。
※一応補足しておくと
時間表記は正確では無いため
実際この通りに動いた訳では無いし
参考にもならないと断っておく。