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Gene Clark / Two Sides to Every Story
(1977) RSOレコードからリリースされた、ジーン・クラークの5thアルバム。トーマス・ジェファーソン・ケイのプロデュース。 サミー・クリーソン(ds)とジム・フィールダー(b)のリズム隊に、ジェフ・バクスター(g)、ジェリー・マッギー(g)、マイク・ウテリー(key)と時代を作ってきたメンバーが名を連ねている。そこにペダル・スティール・ギターのアル・パーキンス、フィドルのバイロン・バーライン、バンジョーのダグ・ディラードが加わっている。 アナログの各面の頭の“Home Run King”と“Sister Moon”ではエミルー・ハリスがコーラスで参加している。 ダニエル・ムーアが6曲でコーラスに参加していたり、クリーソンがドラムを叩いているので、ちょっと泥臭い感じかもしれない。しかし、今までには無かったテイストなので新鮮な魅力を感じる。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Home Run King 02. Lonely Saturday 03. In the Pines 04. Kansas City Southern 05. Give My Love to Marie 06. Sister Moon 07. Marylou 08. Hear the Wind 09. Past Addresses 10. Silent Crusade
RSO Recordsk-69
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Eric Clapton / No Reason to Cry
(1976) ザ・バンドが所有するシャングリ・ラ・スタジオで録音された、エリック・クラプトンの4thアルバム。プロデューサーはロブ・フラボニが行っている。 ザ・バンド、ボブ・ディラン、ロン・ウッド、ジョージー・フェイムなどの多くのゲストと共にこのアルバムは作られている。 ディランは“Sign Language”を提供して一緒にヴォーカルを取っている。リック・ダンコとクラプトンの共作“All Our Past Times”は聴いておきたいの曲のひとつだと思う。 この年の11月には、ザ・バンドが“ラスト・ワルツ”を開催している。こんなに素敵なアルバムのバック・アップをしているのに解散なんて残念な感じがする。 クラプトンの中で好きなアルバム。 《songlist》 01. Beautiful Thing 02. Carnival 03. Sign Language 04. County Jail Blues 05. All Our Past Times 06. Hello Old Friend 07. Double Trouble 08. Innocent Times 09. Hungry 10. Black Summer Rain
RSO Recordsk-69
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Eric Clapton / 461 Ocean Boulevard
(1974) ドラッグによる長いリハビリを経て、第一線に復活してきたエリック・クラプトンのアルバム。タイトルは、レコーディングを行ったマイアミのスタジオ名をつけた。 このアルバムだとやはりT-5だろう。ボブ・マーリーのカヴァーとなるが、レゲエをアメリカに上陸させたとも言われている。 夏になると聴きたくなるアルバム。 《songlist》 01. Motherless Children 02. Give Me Strength 03. Willie and the Hand Jive 04. Get Ready 05. I Shot the Sheriff 06. I Can't Hold Out 07. Please Be with Me 08. Let It Grow 09. Steady Rollin' Man 10. Mainline Florida
RSO Recordsk-69
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Eric Clapton / Slowhand
(1977) このアルバムはプロデューサーにグリン・ジョンズを迎え、イギリスで録音された。 頭の3曲でお腹がいっぱいになる感じもするが、終始リラックスした感じのアルバム。 《songlist》 01. Cocaine 02. Wonderful Tonight 03. Lay Down Sally 04. Next Time You See Her 05. We're All the Way 06. The Core 07. May You Never 08. Mean Old Frisco 09. Peaches and Diesel
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